監査法人からコンサルティングファームへ転職したい【公認会計士の転職事情 コンサル編】

監査法人で3~5年程度勤務された公認会計士の方にお会いして転職相談をすると、
「なんとなくコンサル的なことをやってみたいと思っているのですが、転職できますか?」
とおっしゃる方が多かったです。

結論から言うと、コンサル的な業務ができる先へと転職することは可能です。
ただ、ひとくちにコンサルといっても、様々なものがあり、監査法人の経験しかない公認会計士の場合は、転職先は割と限られています。ただ、ここ数年は売り手市場ということもあり、戦略系等のコンサルティングファームへと転職成功させる方もときどきいらっしゃいます。
ただ、やはり一般的には無理なので、そこを理解したうえで、コンサルティング業務ができる転職先へ行くのが良いでしょう。

監査法人から財務・会計系コンサルティングファーム(FAS)へ転職する会計士が多い

他の記事でも記載しましたが、監査法人の経験しかない会計士の場合、FASと呼ばれる財務・会計のコンサルティングを行う会社に転職するのが一般的です。特にBig4系のFASが最も一般的な転職先となります。
なんとなくコンサルっぽいことやってみたいんですよね、と言うような方はだいたいこのあたりに落ち着きます。

結局のところ、公認会計士としてのスキルを活かす・伸ばすという方向性で考えると、財務・会計に関連したコンサルティングファームへの転職が一番リスクがすくないと考えられます。
監査法人から転職すると、多くの場合年収が落ちてしまうのですが、年収を落とさず、尚且つこれまでの業務経験が活かせる先となるとFASが最もポピュラーなコンサルっぽい仕事ができる転職先となります。
なお、FASについて詳しく知りたいという方は、以下の記事に記載しておりますので、こちらを読んでください。

公認会計士の転職で人気のFAS業界とは?

2018.04.24

監査法人から財務・会計系コンサルティングファーム(FAS)へ転職するにはどうすれば?

FASに関する詳細は、上記の記事で解説していますので、ここでは財務・会計系のコンサルティング会社へと転職するのに良い転職エージェントを紹介します。
Big4系FASへと転職される場合は、どこの転職エージェントに登録しても、ぶっちゃけ求人の取り扱いはどこでもあるので、どこに登録しても転職すること自体は恐らく簡単です。

ただし、注意点としては、入社時の年収については、どこの転職エージェントを活用するかで変わることもあります。
正確には、コンサル系の会社の場合、入社時にある程度年収の調整をしておくことも重要なので、公認会計士業界に詳しい転職エージェントを使った方が無難と言えます。

また、コンサル的な仕事をやりたい、と漠然と考えている方は、恐らく先のことまで考えて転職相談をするべきです。
なんとなくコンサル、という方も多いので、自身が将来どのようなキャリアを積んでいきたいのか、また、FASへと転職した他の公認会計士がどのようなキャリアを歩んでいるのか?そうした情報もとても参考になるため、そういう意味で、会計士の転職に強いエージェントを使った方がメリットが高いです。
そうしたことをふまえて、公認会計士が、会計士としてのスキルを活かせるコンサル会社へと転職するときに利用すべき転職エージェントは、以下の2社になります。

マイナビ会計士
たくさん広告がでているので、知っている方が大半でしょう。コンサルティングファームへの転職実績が多い点と、そもそも大手の総合型の転職支援会社なので、求人の幅は恐らくかなり広いため、いろいろ見れるのではないでしょうか。
それに加えて会計士のキャリアに詳しいエージェントがいるので、なんとなくコンサル、とお考えの方は特に良いと思います。

MS-Japan
事業会社の管理部門への転職のイメージが強いですが、コンサルティング会社への転職にも強いです。
MS-Japanを使って転職する公認会計士は多いので、こちらも先ほどのマイナビ会計士同様、既に知っている人が大半かも知れません。ただ、結局のところ、監査法人からFASへの転職は、ある意味会計士の転職の王道みたいな部分もあるので、そういう意味では、王道の2社の活用は無難と言えるでしょう。

代表的な2社を紹介させていただきました。

FASも含めて戦略系やもっとハイクラスっぽいコンサルティングファームへと転職したい

監査法人の勤務経験しかないのに、時々無茶をおっしゃる方がいらっしゃいます。
確かに監査法人に勤務していると、年収も非常に高くなるため、一見するとハイクラスなのですが、
スキルという点では、正直いまいちという判断をされることもしばしばあります。
そのため、基本的には戦略系等のコンサルティングファームへと転職することは難しいです。
ただ、不可能ではありません。実際に転職される方もいますので。

ハイクラスの転職をしたいのであれば、以下の会員制求人サイト『BIZREACH(ビズリーチ)』が良いでしょう。

BIZREACH(ビズリーチ)
ハイクラス案件が多い転職サイトです。
高年収や上のクラスでの転職を狙うのであれば、登録は必須です。
ただし、転職エージェントではありません。厳選されたヘッドハンターからもスカウトが届くため、ヘッドハンターに相談してみるのもおすすめです。

なお、監査法人からはじめて転職される公認会計士の方は、ビズリーチだけで転職するのは難しいので、
最初に記載した2社のうち、どちらかは併用することをお勧めします。

監査法人は、単純に年収という面では恵まれているので、自身をハイクラス人材であると勘違いしてしまう方もいるのですが、必ずしもそうではないため、やはり専門の転職エージェントとビズリーチの併用が良いかと思います。

今回は監査法人からコンサル系へと転職するのに良い転職エージェントを紹介させていただきました。

公認会計士の転職先はコンサルティングファームのみならず、事業会社や会計事務所など幅広いため、まだどこに転職するか決められていないという方は以下の記事も参考にしてみてください。

公認会計士の転職事情~監査法人から転職したい会計士が活躍できるフィールドは?

2018.04.05