履歴書の書き方(主婦パート向け編)

子育ても一段落し、そろそろパートで働こうかと考えている方もいらっしゃるかと思いますが、履歴書の書き方で、お困りではありませんか?

記入ルールや志望動機など、久々だと記入も一苦労ですよね。
それに、記入ミスや誤解で不採用になることほど、悲しく悔しいことはありません。

そこで今回は、主婦パート向けの履歴書の書き方の要点をまとめてみましたので、是非ご参考にどうぞ。

有資格者ごとの履歴書の書き方や主婦パートの方の転職に役立ちそうな記事も掲載しておりますので、興味があればこちらもご確認ください。

これで完璧!?主婦パート向け履歴書の書き方の基本

主婦向け履歴書でよくある困りごと、わからないこと

1.ブランク期間をどう書くか?
職歴欄は年表ではありません。
なので、空いた期間はあっても大丈夫です。
時々「主婦業」や「家事手伝い」などと書く人もいますが、わざわざ書かなくても大丈夫です。
2. 子供がいることは、書くべきか?
ここはあなたの現在の生活状況により判断が分かれるところです。
例えば、子育てや子供の送り迎えなどがあり、絶対にこの時間は働けないといったゆずれない条件がある場合などは、本人希望欄などに「子供の送り迎えがあるため、〇時以降は働けません」など最初から記載しておいた方がお互いのためになるでしょう。
ただ、子供の有無に関しては、書類選考を通過した上で、面接で聞かれて初めて答えるべきことなので、知ってもらう必要が無いのであれば、この時点であえて書く必要はありません。
ただし、配偶者の有無については、履歴書の表記に従います。また、旦那様が会社勤めをしていて、子供が配偶者(旦那様)の扶養に入っている場合、その子供は扶養家族数に含める必要はありません。
3. 内職や在宅業務は職歴に入るのか?
主婦期間中の在宅での仕事については、原則、記入しません。
ただし、在宅でやっていた仕事内容が、今回の応募先での仕事に活かせそうな場合は、書くのが良いでしょう。

その場合は、自己PR欄などに、「○○の在宅業務経験あり」と記入しましょう。

4. 主婦期間中に取得、または勉強していた資格は?
取得資格のうち、少しでも業務に活かせそう、または関連がありそうな資格は、漏れなく全て記入するのが良いでしょう。

また、取得を目指し勉強中の資格がある場合は、資格の欄に、「○○資格取得に向け勉強中」と記入しましょう。
ブランク期間中も、復職に向けて努力していた=復職に前向きである、という良いアピールになります。

5. その他の注意点
●記入はパソコンで問題なし、手書きは先方指定の場合のみ
●「社会人用」の履歴書フォーマットを使用
●写真
※服装は、できればジャケット、またはブラウス着用で。
写真は2.4×3cmまたは3×4cmが一般的です。
撮影後3カ月以内のものを。

全般に係るポイント

履歴書の全体で、文字の書き始めの位置・余白などを揃えましょう。きれいに見えます。

同時に、大きく、見やすい文字で書くことを念頭に置きましょう。
その他、以下のポイントに注意しましょう。

●応募企業に向けた、最適な履歴書にする
●自分に合った履歴書テンプレートを選ぶ
●空欄、誤字、脱字、略字はダメ
●作成したら、必ず見直しをする

●日付記入ミスにも注意
郵送の場合はポスト投かん日、面接時に持参する場合は面接日の日付を記入します。
なお、年号は履歴書内で統一します。(西暦か元号(平成、昭和など)

まとめ

主婦パート向け履歴書の書き方の基本について、説明させて頂きましたがいかがでしょうか?

履歴書は、何でも正直に書けば良いというわけでもありません。また、自分を偽って良いことばかり書けばいいというわけでもありません。自分の魅力や希望を求人側にしっかりと簡潔に伝えるということを念頭に置きましょう。

要点をガッチリつかんで、万全の状態で面接に望みましょう。
この記事が、貴方の転職成功の一助になれば幸いです。

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樋口 智大株式会社インテグラルベース 代表取締役
公認会計士・税理士・経理などの士業・管理部門の人材紹介を行う株式会社レックスアドバイザーズで勤務し、転職エージェントや会計専門メディアの事業の立ち上げを経験。その後、株式会社インテグラルベース(厚生労働省特定募集情報等提供事業者51-募-000806)を創業。現在は転職・採用・人事に係わるコンサルティングや求人サイトの運営を行っています。 士業JOBでは、これまで培った人脈と10年弱に及ぶ転職や採用に関する業務経験・実績を活かして転職に役立つ情報の配信を行っている他、多数の人材紹介会社とも協業し、最新の情報をブラッシュアップしながら配信を行っています。また、行政書士として事務所を開設しており、自身も士業として活動しております。 執筆者・監修者・編集者情報へ