転職時期が未定の公認会計士の転職活動 将来的に転職したい会計士について

監査法人に勤務する会計士の方の中には、この先監査法人でキャリアを積んでいくイメージが持てないから将来的に転職を考えているという転職潜在層の方が多くいます。

こうした方々の特徴としては、今すぐ転職したいわけではなく先々の転職を考えているが、会計士としてどのようなキャリアがあるのかわからないから転職相談したい、というような傾向があります。

こうした悩みを抱えた方はどのように転職活動を行っていけばよいのか考えてみたいと思います。

公認会計士が監査法人以外のフィールドへ転職した場合どのようなところで活躍できるのかを知る

やりたいことが明確であればそれに越したことはありませんが、多くの方が自分自身が何がやりたいのかよくわからないという状況に陥ります。
このようなケースでは、まずは公認会計士が監査法人以外でどのようなフィールドで活躍できるのか知ることが重要です。

監査法人から転職したい会計士が活躍できる転職先は?
上記の記事で会計士のキャリアフィールドは詳しく紹介しておりますが、会計士が転職できる業界はかなり広く、その気になればなんでもできます。
そのため、まずは各転職先において他の会計士がどのようなキャリアを歩んでいるのか、といった情報を頭にインプットしていくと良いでしょう。
情報を頭に入れることで、あなた自身の価値観と結びつきができ、志向が整理されていきます。

志向を固めていき、なんとなくやりたいことが見えてきたら、そこに向けて何が今現在足りないのかを考え、それを補うためにはどのような業務経験が必要かを考えていきましょう。

上記記事でもある程度会計士の転職やキャリア、スキルについては解説しておりますが、どうしても文字だと個別性の高い情報を記載することができないので、
もっと深く会計士の転職事例やキャリアなどを知りたい方は転職エージェント等に相談してみることをおすすめします。

今すぐの転職ではなく、転職に迷っていてどのようなキャリアがあるのか知りたいといったことでも転職相談を受けてくれます。
無理やり転職させられるということもありませんので安心して良いでしょう。

このようなケースではマイナビ会計士の利用がおすすめです。
監査法人から会計士が転職するケースでの転職事例を豊富に持っており、キャリア事例も豊富なことからおすすめの転職エージェントの一つではあります。

将来の転職を見据えながら日々の監査業務に取り組む

将来的に転職とお考えの会計士の方の多くは、キャリアについて悩んでいるというよりも、なんだかんだハードワークが原因で転職が頭をよぎっているケースが多いです。
こうしたケースでは、監査法人内の業務フローが改善されることで転職熱が冷めることもあります。

しかし、いったん転職熱が冷めて、30歳を迎えるころに、監査以外のスキルが身についていなくて将来が心配だ、ということでまた転職を考えだす方もいらっしゃいます。

その時転職するにしてもしないにしても、転職が気になった段階で将来的なことを真剣に考え、なんとなくでも構わないので目的をもって現在の業務に取り組んでもらいたいなと考えております。

というのも、監査業務は単調でつまらないと言う方が多いのですが、取り組み方によってはスキルを伸ばすことができるからです。
大手企業の監査業務をやっているとどうしても全体感が見え難く、いまいち自分の取り組んでいる業務の重要性や必要性が感じ取り難いためなんとなく仕事をしてしまう方も多いのですが、しっかり目的をもって全体を意識しながら取り組むことで違ったものが見えてくることもあります。

また、監査法人内でもアドバイザリーを専門に行う部門もありますが、将来的になんとなくコンサルやってみたいとお考えなのであれば、そうした部門への異動や転職も視野に入れて業務に取り組むのも良いでしょう。

いざ転職したいと思ったときに、監査法人でやり切ったという感覚が得られるような状態にして転職活動を行うことで自信を持つことができますので、一度でも転職が頭をよぎるようなことが合ったら、志向の整理を行ってみることをおすすめします。

転職時期が定まっていない会計士の転職活動は早めに動き出して問題ない

上記で記載したように転職ありきではなく頭の中を整理するための転職活動を行ってみても良いとは思います。

転職時期やまだ方向性が固まっていないという方がとりあえずの情報収集をするのにおすすめの転職サイトを紹介しますので、
手始めに動いてみようかなと思っている方はご参考ください。

転職時期が未定の公認会計士におすすめの転職エージェント3つ
レックスアドバイザーズ
※会計士のキャリアに詳しく、業界にも精通しているので基本的にどのような状況にしてもおすすめできると言えます。

MS-Japan
※公認会計士の転職事情に精通しており、支援歴も非常に長いことからノウハウも豊富です。長期に渡る会計士の転職支援にも慣れており、資格者として独特のキャリアや業務都合にもしっかり対応でき、また、保有求人数が非常に多いので転職が実現させやすい傾向にあると考えます。

マイナビ会計士
※大手総合型の転職エージェントということもあり、転職実績も豊富で情報収集するには良いでしょう。
事業会社やコンサルティング会社への転職になんとなく興味があるという方が多いのですが、その辺の実績は高いので、興味のある方は登録して相談してみてはいかがでしょうか。

その他にも転職サイトはありますが、以下のページで詳しく記載していますので、興味のある方はご覧ください。

公認会計士の転職エージェント・転職サイトを紹介!
また、会計士の転職時期やタイミングについて解説した記事もございますので、こちらも是非参考にしていただければと思います。
転職という点ではどうしても年齢等がネックになるケースもあるため、ある程度タイミングについても頭に入れておいて損はないでしょう。

とにかく頭に転職がよぎりだしたら情報収集だけでも行ってみてはいかがでしょうか。

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樋口 智大株式会社インテグラルベース 代表取締役
公認会計士・税理士・経理などの士業・管理部門の人材紹介を行う株式会社レックスアドバイザーズで勤務し、転職エージェントや会計専門メディアの事業の立ち上げを経験。その後、株式会社インテグラルベース(厚生労働省特定募集情報等提供事業者51-募-000806)を創業。現在は転職・採用・人事に係わるコンサルティングや求人サイトの運営を行っています。 士業JOBでは、これまで培った人脈と10年弱に及ぶ転職や採用に関する業務経験・実績を活かして転職に役立つ情報の配信を行っている他、多数の人材紹介会社とも協業し、最新の情報をブラッシュアップしながら配信を行っています。また、行政書士として事務所を開設しており、自身も士業として活動しております。 執筆者・監修者・編集者情報へ