※本記事はマイナビのプロモーションを含みます記載内容や評価に関して、広告であるかどうかによりに影響を及ぼすことはありません。
マイナビ会計士の評判やサービスの特徴、どの領域での転職で特に有効かなどの情報を見ていきたいと思います。
マイナビ会計士を利用している、もしくは登録しようと思っているけど迷っているという方は参考にしてみてください。
公認会計士向けの転職サイトは年々増加しており、日々忙しく働く中でどの転職サイトを利用するのが効果的なのか迷っている方もいるでしょう。
マイナビ会計士とその他転職エージェントについての使い分けのポイントやマイナビ会計士の良い面、悪い面の評判・口コミ双方を見ていき判断材料となる情報提供が行えればと思っています。
目次
- 1 公認会計士の初めての転職に定評のある実績
- 2 マイナビ会計士利用者は面談・相談に満足している傾向
- 3 マイナビ会計士を利用した方の評判・口コミ
- 4 マイナビ会計士について
- 5 マイナビ会計士は経理・財務など事業会社への転職とコンサルへの転職で評判が良い
- 6 会計業界(事務所や監査法人等)での転職においてはどうか?
- 7 ハイクラスポジションへの転職でマイナビ会計士と併用するのに良さそうなサービスは?
- 8 評判・口コミから見るマイナビ会計士を利用するメリット・デメリット
- 9 他社と比較しての評判はどうか?転職サポートの「質」は相性の問題もある
- 10 マイナビ会計士の評判は高く公認会計士資格者ならおすすめのエージェント
公認会計士の初めての転職に定評のある実績
初めて転職する若手の会計士の転職支援に力を入れており、応募書類の作成から面接対策まで含めた転職サポート体制が手厚い傾向にあります。
公式サイトによると、はじめて転職活動をする会計士の成約実績が全体の約70%と非常に高い数値になっていることから、不安を抱えている方の利用におすすめできると言えます。
実際に、初めての転職で利用したという声は多く、キャリア相談や求人の案内はもちろんですが、特に面接が不安という方は多いですので、そうした方の利用には良いのではないかと考えられます。
もちろん初めて転職する人だけではなく、2回目、3回目の転職など更なるキャリアアップを目指す会計士の転職の利用でも高い実績があります。
マイナビ会計士利用者は面談・相談に満足している傾向
一般的な寄せられる評判だけでなく、マイナビ同社が自社調べで発表している数値(2022年6月10日時点表記)においても、登録して転職面談を行った方の95%が満足しているというデータがあります。
これは非常に高い数値で、転職成功した人だけでなく、登録して転職面談した会計士の数に基づく満足度なので、非常に良い結果と言えるでしょう。他だとこうはなりません。
そのため、サポートの質の高さや転職相談のレベルが高いことが想定でき、良さそうだなと考えられるかと思います。
なお、厚生労働省職業紹介優良事業者に認定されており、一定度の基準は満たしていることが認定されていることから、人材紹介会社として一定度以上のサービスの質があることも推定できます。
ただ、この95%数値はマイナビ会計士における自社調査の内容なので、ここから先は独自の調査結果に基づく評判なども見ていきたいと思います。
マイナビ会計士を利用した方の評判・口コミ
マイナビ会計士を利用した方の声や評判について公開可能なものを紹介します。
評判に関する全体的な傾向
初めに全体的な傾向を記載させていただくと、事業会社の経理・財務や経営企画などへの転職、会計系コンサル(Big4系から独立系中小まで)、各種監査法人等の会計業界への転職という点では求人も多く、選択肢が多くて満足したという評判は比較的多い傾向です。
ただ、ベンチャー企業への転職の場合は意見が分かれる傾向にあり、大型資金調達等実施済みのベンチャーやメガベンチャーと呼ばれるような名の知れたベンチャー企業への転職ということであれば求人も多いのですが、まだ経理体制構築も儘ならない本当の意味でもベンチャーという視点ではそこまで会計士向けの求人が多いわけでは無いという声もありました。ただし、会計士専門の転職エージェント全般でこの傾向があるので、もしベンチャーへの転職を考えるなら会計士専門転職エージェントで情報を得つつベンチャー向けエージェントやサイトも有効活用していくのが良いかもしれません。
なお、転職サポートや対応が丁寧という声は比較的多かったです。
転職先 | 評判 | 総評 |
---|---|---|
監査法人からの転職 | ◎ | 20代若手で修了考査合格後の会計士の利用等が多く、取り扱う転職先も多くて実績も高い |
会計コンサルへの転職 | ◎ | 事業再生・M&A・IPOなど各種会計系コンサルへの転職実績高い |
会計業界への転職 | 〇 | 監査法人・会計事務所と一通り求人は揃っているが小規模監査法人や事務所には弱い |
事業会社への転職 | ◎ | 経理・財務や経営企画など会計士のスキルを活かせる転職先は豊富。 |
ベンチャー企業への転職 | 〇 | ベンチャーに強いわけではないが、IPO準備企業等の求人は一定数有り資金調達済みベンチャーで会計士を求める求人先は多数。 |
金融機関への転職 | △ | 金融機関への転職成功者の評判は頂けていないが求人はある模様。金融に興味のある方は別途金融特化利用も検討した方が良い。 |
VC・PEファンド等への転職 | △ | VCなどはそもそもハードルが高いため利用者における評判は今のところ無い状態だが、フロント・ミドルなど一定の求人はあると思われるため情報収集には良い。 |
その他コンサル(戦略等) | △ | 戦略コンサル等を志望する会計士は別途コンサル特化エージェントの利用をお勧めします。 |
続いて、転職エージェントとしての評価の傾向を見てみましょう。
項目 | 評判 | 総評 |
---|---|---|
転職サポート | ◎ | 日々の連絡から条件交渉までしっかり丁寧にやってくれる他、会計士の特性も理解してくれているから安心。 |
面接対策 | ◎ | 面接の傾向、面接官の傾向など含め選考通過に向けた的確なアドバイスが受けられるから面接が不安な方にも良い |
会計業界知識 | 〇 | 基本的に全く問題が無いが、強いてあげると、税務をやりたい会計士の転職における会計事務所領域という点では少し知識が薄いという声もある |
転職相談 | ◎ | 監査法人の次のキャリアに悩むというケースでは良い意見がもらえたといった声も多い他、会計系コンサルから事業会社などへの転職サポートでも評価は良かった |
続いて具体的な利用者の声について見てみましょう。
利用して良かったとする監査法人から転職したかった会計士の口コミ
転職時の年齢等 | 20代後半・公認会計士 |
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性別 | 男性 |
転職前・転職後の業界 | 大手監査法人からBig4系のコンサル(FAS)へ転職 |
転職理由 | 監査以外のことをやってみたかった |
ありがちな転職理由ですが、監査に飽きたということと監査以外のスキルも身につけていかないとこの先危ないかもしれないと思い、なんとなく転職相談をしました。
漠然とコンサルに興味があったので、会計士の転職にもコンサルへの転職にも強いらしいマイナビ会計士を利用しました。
各ファームごとで仕事の流れが異なることやクライアントの傾向が異なることを教えて頂きました。
再生コンサル等にも興味があったものの、ハンズオンでガッツリやるイメージも持てませんでしたのでBig4系のFasと独立系のFASを受けて最終的にBig4系のFASへの転職に決めました。
コンサルへ転職した後のキャリアパスまで含めお話していただけたのでイメージを持つことが出来て良かったと思います。
利用して良かったと感じた20代で監査法人からのキャリアパスを知りたかった方の口コミ・評判
転職時の年齢 | 20代中盤 |
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性別 | 男性 |
転職前・転職後の業界 | 監査法人からコンサルへ転職 |
転職理由 | どのようなキャリアパスがあるのか知りたかった |
監査の仕事はつまらないと感じており、修了考査が終わる前からいつか転職しようと考えていました。
マイナビ会計士に登録したのはとりあえず情報収集しようという側面が強く、監査で培ったスキルがどのように活かせるのかわからなかったというのと、監査法人でインチャージは最低限経験した方が良いとよく聞くけど本当なのかどうかわからなかったので情報収集を行いました。
転職先の業種・業界により求められるスキルやマインドセットが変わってくることがわかったのはとても大きな収穫でした。
求人の幅も広く転職先を検討するのにとても参考になりました。
転職するまでに半年かかってしまいましたが、その間フォローいただき助かりました。
コンサルへ転職したい希望の有った公認会計士で良かったと感じた方の口コミ・評判
転職時の年齢 | 20代後半 |
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性別 | 男性 |
転職前・転職後の業界 | 監査法人から会計系コンサル |
転職理由 | コンサルに興味 |
会計系のコンサルに興味がありマイナビ会計士に登録しました。
各ファームの違いについての説明はもちろんですが、面接対策等もしっかりおこなってくれました。
人事担当者の方の癖や特徴、好み等も把握しており、万全の状態で面接に臨むことができました。
丁寧にサポートしてもらって満足です。
ワークライフバランス目的で良かったとする女性会計士の評判・口コミ
転職時の年齢 | 30代前半 |
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性別 | 女性 |
転職前・転職後の業界 | 監査法人から事業会社 |
転職理由 | ワークライフバランス |
以前と比べると監査法人も働きやすくなったと思いますが、年次が上がるにつれて業務負荷が増え、結婚も考えていたので、待遇・労働時間のバランスがよいところへ転職しようと思い相談しました。
上場企業の経理ポジションを何社か紹介していただきました。
監査法人の時のように長期の休みが取れる環境ではなくなりそうですが、トータルバランスが良さそうだと感じて転職しました。
事業会社とひとくちに言っても様々な会社があり、事前にしっかり情報収集をすることができて良かったです。
30代会計士のコンサルから事業会社へ転職した会計士でそれなりに良かったとする評判
転職時の年齢 | 30代 |
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性別 | 男性 |
転職前・転職後の業界 | IPOコンサルからベンチャー企業 |
転職理由 | CFOに興味があった |
監査法人でIPOに携わっていた時にベンチャーCFOに興味を持ち、まず初めに事業再生やIPO支援を行うコンサルへ転職し、3年程経験を積みました。その後満を持してベンチャーCFOポジションへ転職するために転職活動を行いました。
いくつか求人を紹介してもらい、面接を受ける中で魅力的な経営者だと感じる企業と出会い、無事内定を取得することができました。
良い求人が見つかったので結果に満足しています。
30代会計士の満足できなかった評判・口コミ
転職時の年齢 | 30代 |
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性別 | 男性 |
転職前・転職後の業界 | 監査法人からベンチャー |
転職理由 | ベンチャーに興味があった |
担当してもらったエージェントの方は丁寧でサポートも一生懸命やっていただいていたように感じますが、IPOベンチャーの求人はそこまで多くなかったようなイメージです。企業とは別でIPO支援を行うコンサル等広く提案頂けましたし、情報提供もしていただきました。ただ、タイミングの問題だったのか、私のキャリアの問題なのかIPOベンチャーで会計士スキルが活きそうなところという視点でいくとその時は物足りない感じでした。IPO関連というと会計士を求める求人が常にあるとは限らないので難しいのかもしれませんが。
ちなみに、ベンチャー以外の領域やはじめて転職するから不安であるという会計士には情報収集ができますし面接アドバイスもしっかりしているので良いのかもしれません。
もちろん経験豊富な中堅・ベテラン向けの求人もたくさん保有しており転職実績は豊富ですので、会計士で転職をお考えの方全般におすすめできる転職エージェントです。
マイナビ会計士について
ここからはマイナビ会計士の一般的な情報や口コミ・評判から見る細かな特徴について少し掘り下げていきたいと思います。
株式会社マイナビは、転職サービスを総合的に幅広く展開している企業でリクルートなどと同様に新卒の就職や一般職種向けの転職サービスでは業界トップクラスの実績があるのはご存知のことと思います。
テレビCM等も行っていることから「マイナビ」を知らないという方はほとんどいないでしょう。
そのような中、マイナビでは公認会計士を始めとしてエンジニアや薬剤師等の専門領域で働くプロフェッショナル人材に対して、より良い転職サービスを提供するために、専門領域特化型の転職サイトを複数展開しており、その中の一つにマイナビ会計士があります。
マイナビ会計士では公認会計士のキャリアに詳しい専任のキャリアアドバイザーがいるため、会計士の転職支援のプロフェッショナルからサポートが受けられます。
また、マイナビそのものが総合型の転職支援会社として様々な企業とお付き合いしていることから幅広い求人が集まっています。
大手でありつつも専門特化した転職サービスを展開するその他の転職エージェントのようなきめ細かいサポートが受けられるため、大手と専門特化型の双方の良い部分のサービスが受けられるという特徴があります。
求人も豊富で転職サポートもしっかりしているということもあり、マイナビ会計士を利用して転職を実現される公認会計士の方は増加傾向にあります。
- 大手人材会社だから実現できる豊富な求人量
- 会計士に専門特化したサービスラインを立ち上げることできめ細やかな手厚いサポート体制を実現
転職サポート体制
手厚い転職サポート体制といっても、具体的に何をしてくれるのか、疑問に感じる方も多いでしょう。
どのようなことを行ってくれるのか見ていきたいと思います。
応募企業ごとの履歴書・職務経歴書・面接対策
会計士の転職先は様々で、転職先の業界や企業ごとで求められるスキルや評価ポイントは異なってきます。
そのため、場合によっては応募企業ごとに応募書類の訴求ポイントを変えたりする必要があることもあります。
また、面接においても、企業ごとで担当者の癖や好まれる人物像は異なってくるため、企業や業界ごとにアピールすべきポイントは変わってくるでしょう。
こうしたこともあり、マイナビ会計士では必要に応じて、応募企業ごとに書類の添削や面接対策を行ってくれます。
書類選考の通過率が高いのはもちろんのこと、面接対策のおかげで落ち着いて面接に臨めることもあり、初めての転職で不安だという方も安心して転職活動を行うことができます。
求人先企業に対する情報量が多い
求人の量も多いのですが、求人先企業に関する情報も豊富に持っているため、転職前に様々な疑問の解消ができます。
特に事業会社やコンサルティングファームへと転職するケースにおいては、なかなか求人先の情報が得られないと悩んでいる方も多いかと思います。
このようなケースにおいても、他のエージェントと比べると、転職先企業の雰囲気やどのような方々と一緒に働くことになるのかといった具体的な情報を多くもっている傾向にあるため、転職時の不安を軽減することができます。
マイナビグループとして多くの企業との付き合いがあり、情報も蓄積されているからこそ提供できる情報もあるでしょう。
マイナビ会計士は経理・財務など事業会社への転職とコンサルへの転職で評判が良い
公認会計士の転職先として、近年は監査法人から事業会社や財務・会計系のコンサルティング会社への転職を希望される方が多い印象です。
財務・会計のスキルを活かしつつ自身の付加価値を上げていくために、コンサルへ転職をされる方もいますし、安定を求めて大手上場企業の経理・財務部門へ転職される方もいます。
転職理由は様々ですが、これまで公認会計士が働く上で一般的だった監査法人等の会計業界から出て、事業会社やコンサル領域でキャリアを構築している人が増えているというのが最近の実情です。
こうした会計業界から出て転職することにおいて、マイナビ会計士は実績が豊富で、評判も良い傾向にあります。
実際に、会計士の事業会社(経理・財務・経営企画等)への転職において、キャリアの相談はもちろん、面接対策も丁寧にやってくれてよかったという声もあります。
その他、ベンチャー企業のCFO求人等も多数もっており、よりレベルの高い転職を実現したい方の利用も多くなっています。
コンサルティング会社への転職においては、各ファームの違いやその後のキャリアも見据えた相談が可能なため、コンサル志向の方にも良いでしょう。
大手ということもあり、事業会社やコンサルの求人を豊富に持っていることから、転職先の選択肢が多いという点と、それに加えて会計士のキャリアに詳しいキャリアアドバイザーもいるということで、転職を実現される方が多くなっています。
転職実績としても会計士の事業会社への転職決定率が高い
マイナビ会計士で公開されている転職決定先のデータを見ても凡そ事業会社が4割、コンサル・会計事務所が3割、金融が1割、監査法人が2割というデータになっており、事業会社を希望される方が多く、実績が高くなっています(2023年1月5日時点で公式サイトに公表されていたデータを参照しています)。
実績値を見る限り、事業会社への転職実績は高いといえ、また、ここ数年のトレンドとしてはマイナビ会計士に限らず事業会社を志望される会計士が多いことから、総合人材会社としてマイナビグループのネットワークを活かした豊富な求人量という点においては事業会社への転職実現可能性に関して一定の優位があると言っても問題無いかと考えられます。
加えて、評判などから各種対応面・情報提供面も良いと言えるものが多いと考えると、会計士が事業会社経理などへの転職が視野に入るケースでは利用しておいた方が良いと考えられるでしょう。
大手企業はもちろんベンチャーなどの小規模企業の転職実績も豊富
事業会社や監査法人、コンサル、金融業界など広い業種への転職に対応できるマイナビ会計士ですが、各企業の規模別転職実績も公開されており、これを見ると、ベンチャーなどの小規模企業から大手企業まで幅広く対応できることが数値からもわかります。
会計士の場合大手志向の方ばかりではなく、ベンチャー志向を持った方も多く、様々な要望に応えられることがわかります。
企業規模 | 転職者割合 |
---|---|
10人以下 | 16% |
10~100人 | 26% |
100人~500人 | 17% |
500~1000人 | 24% |
1000人以上 | 17% |
実際に口コミなどでもベンチャー転職に成功した方や大手上場企業へ転職した方、大手コンサル、少数精鋭コンサルなど様々な転職実績があります。
事業会社の求人量が評判を左右する傾向もある
会計士特化型転職エージェントは増えていますが、事業会社の求人量の良し悪しが評判を分ける傾向もあり、会計士のキャリアに詳しく、対応がどんなに熱心であったとしても意外と事業会社の求人の数が少ないというエージェントは多く、その点に関して不満とするケースもあるので、その点は他のエージェントと大きく差別化して有利にある状況と言えるかなと思います。
やはり士業系を取り扱うエージェントだと事務所系の求人には強いけど一般企業領域がカバーできていないというケースが多い(逆に言うとその領域はかなり強いケースも多い)ので、うまく使い分けていくのがよいかと思います。
コンサルへの転職にも強いがあくまで会計系コンサルや監査法人・事務所系列のコンサル等
会計士のコンサルへの転職でもおすすめですが、ここでいうコンサルはFASなどの財務会計系のコンサルティングファームを指します。
会計士の中には戦略コンサルなどへの転職を視野に入れるケースもありますが、基本的にそっち方面の転職に強いというわけではないので、その領域をお考えのケースでは別途エージェント利用を考えた方が良いでしょう。
先ほどの転職先決定率データに「コンサル・会計事務所」で30%と記載しましたが、ここを同社自身が併せて表記していることからも、恐らくこういった背景があるのかなと思います。
ただ、大半の会計士の方が会計財務を中心としたコンサルティング業務を望んでいるので、そうした意味ではコンサルへの転職を考えるケースでもマイナビ会計士は良いと言えるかと思います。
会計業界(事務所や監査法人等)での転職においてはどうか?
まず、大手監査法人への転職という点においては恐らくどこの転職エージェントを利用してもそこまで差はありません。
そのため、どこに登録しても同じような求人、同じような話が聞けるかと思います。
一方で、小規模から中堅規模の監査法人への転職というケースだと利用するエージェントにより情報量や知識量に多少差が出ます。
もっとも、小規模・中堅規模の監査法人へ転職したいというケースが少ないのでなんとも言えないところではありますが、このあたりの情報はマイナビ会計士においてはそこまで評判が無く(正確には希望者が少ないとも考えられますが)、情報もそれほど詳しくありません。
ただ、副業しながら監査もやりたいといった要望や将来の独立を視野に入れるケースでは中小規模監査法人を希望されるケースもあるため、こうした場合はマイナビ会計士以外のエージェントも検討した方が良いように感じます。
その他では、会計事務所への転職という点では、マイナビ会計士はやや弱い部分も見えました。
中小規模監査法人同様に会計事務所へ転職したいという方はそこまで多くないのですが、公認会計士が会計事務所へと転職するケースでは、独立を見据えて税務を経験したいというケースや中小企業向けにコンサルティングを行っている会計事務所で業務経験が積みたいというものがあり、大手以外の会計事務所を志望される方もいますが、各会計事務所の違いなどについてしっかり押さえられていない傾向も見て取れ、やや穴はあると感じます。
その他、監査法人では顧客の顔が見えないという問題もあり、もっとクライアントに近いところで仕事がしたいというケースでの会計事務所への転職といったところでも志望者は一定数いらっしゃいますが、やはり各事務所のコンサルティングスタンスを理解していない傾向もあるので、中小規模やマニアックな会計事務所(少数精鋭等)も視野に入れたいケースでは検討が必要となります。
こうしたケースにおいての転職支援ももちろんマイナビ会計士はそつなくこなしますが、個人的には少数精鋭会計事務所やファームでの経験を積みたいという会計士の方がいらっしゃれば、そうしたケースでは古くから会計事務所への転職支援を行っているレックスアドバイザーズも合わせて利用しておくと良いでしょう。大手監査法人あるいは大手会計事務所への転職支援実績が豊富なのは当然なのですが、やはりマニアックな事務所まで含めてしっかりカバーしていて特徴をしっかり教えてもらえるので、会計業界への転職が大きく視野に入っているケースでは登録しておきたいところです。
会計事務所の場合、古くから付き合いのあるところに任せているというケースもあり、一概に大手だからたくさん求人を保有しているとは言い切れないため、リスクヘッジの意味も込めて、複数活用しておくと良いでしょう。
・マイナビ会計士
・参考としてここ会計事務所領域で最近実績が高くなっているHUPRO(ヒュープロ)
ハイクラスポジションへの転職でマイナビ会計士と併用するのに良さそうなサービスは?
公認会計士の場合、企業の要職等のハイクラスポジションへの転職を実現される方も一定数いらっしゃいます。
こうしたポジションへの転職となると人脈により転職やヘッドハンターを活用した転職も多くなっています。
公認会計士の方でヘッドハンティングサービスを利用する方は、ビズリーチを利用される方もいます。
たまにどちらがいいか?と聞かれるのですが、マイナビ会計士とビズリーチどちらがいいのか比較するのは難しく、そもそもサービス内容が全く異なるので、必要に応じて使い分けるべきでしょう。
まず、どちらもハイクラスポジションの求人は保有しており、どちらを利用しても転職すること自体は可能です。
転職サポートを期待するならマイナビ会計士の方が良いのですが、自身のスキル・経歴に自身があり、良いスカウトを来るのを待ちたいという方はビズリーチを利用すればよいかと思います。
どちらもサービスの性質が違うので、登録する手間は数分かかってしまいますが、両方登録してみるのも良いでしょう。
なお、ハイクラスポジションの場合、基本的には公認会計士じゃなくても良いポジションが多くなり、その他の職種の方と競合になるケースもあるので、面接がちょっと苦手という方はしっかり面接対策を受けた方が良いかとは思います。
ちなみに、個人的な意見にはなりますが、ハイクラス転職を狙うのであればグローバル企業も含めたハイクラスポジション案件が多いJAC Recruitmentを利用しておくのも良いかと思います。会計士専門ではありませんが、マイナビ会計士の得意ゾーンと求人先が被っていないので、求人網羅度という点でも良いかと思います。もちろんコンサルタントのレベルも高いです。
ハイクラスポジションを狙う方の場合、恐らく会計士としてのキャリア相談がしたいわけではないかと思いますので、会計士特化型にこだわる必要もありません。
評判・口コミから見るマイナビ会計士を利用するメリット・デメリット
マイナビ会計士を利用するメリットはこれまで記載してきた通り、大手人材会社として幅広い企業との取引がありつつも、専門特化型の転職エージェントのようなきめ細かい転職サポートが受けられることです。
メリット①:会計士のキャリア、会計士の仕事の都合を理解している
例えば総合型の転職エージェントを利用すると、公認会計士の求人も多数保有しており、転職先を探すという意味では特に問題ありませんが、公認会計士の業務都合やキャリアについて詳しい人はほとんどいませんので、ちぐはぐなやりとりが多くなるケースが多いです。
自分で全部考えてやるから求人だけ見せてくれ、というケースでは大手の転職エージェントであればどこに登録しても問題無いと思いますが、公認会計士としてこれまで培ってきたスキルが活かせる転職先はどこなのか?あるいはどのような可能性があるのか、そうしたことを加味した上で転職先を探していきたいとお考えのケースでは、公認会計士の転職に詳しいエージェントに相談した方が良いでしょう。
マイナビ会計士の最大の利点として、先ほど記載したように、大手転職エージェントとして大量の求人を保有しつつも、会計士に詳しい専門の転職エージェントの方がいらっしゃることです。
公認会計士が転職する場合、基本的には監査法人から転職するケースが多くなりますが、例えば事業会社と監査法人では働き方が大きく異なるケースも多いですし、監査法人の常識とその他の業界との常識では少しずれているようなケースも多いですので、会計士のキャリアに精通している転職エージェントに相談した方が良いというのが個人的な感想です。
事業会社に転職したものの早期に退職してしまう方も多いので、情報量、求人の量、転職サポートどれをとっても基本的にはトップクラスですので、ミスマッチも起こりにくいです。
そのため、もっともおすすめできる転職エージェントの一つとなります。
実際に利用した方の声として、サポートや対応が丁寧で熱心といった声は頂いており、安心して利用できる転職エージェントと言えるでしょう。
メリット②:面接対策や書類応募対策が充実している
上記と重複しますが、公認会計士のキャリアに詳しい方が応募書類のチェック等を行ってくれるので安心して利用することが出来るでしょう。
また、書類選考に突破した後の面接対策も充実しています。
公認会計士の場合、一般的な面接対策をあまりやったことが無いという方も多く、まともな就職活動が初めてという方もそれなりにいらっしゃいます。
そのような方は一度転職エージェントを通じて、面接が不安であるということを相談しておくべきでしょう。
せっかくのスキルや経験も、面接で伝えることが出来ないと意味がありません。
また、書類上立派に見えても、いざ対面して話してみたらちょっと心配だ、という印象を持たれてしまうケースも多いため面接対策はしっかりおこなっておきましょう。
このあたりのサポートは手厚いです。
はじめて転職をするといったケースにおいて、面接が不安という会計士の方は多いのですが、そうした部分をしっかりサポートしてくれてよかったという方は多い傾向です。
デメリット:会計士資格者向けであるというところ
デメリットは、強いて言うのであれば、マイナビ会計士の利用には基本的に公認会計士有資格者である必要があるという点です。
試験合格者やUSCPAの転職支援はやっていないわけではありませんが、基本的には有資格者向け(登録要件は満たしているがあえて登録していない人は有資格者扱いなので、会計士資格者として登録して問題ないです)なので、ご利用を検討している方はそのあたりは押さえておきましょう。
デメリット:利用者が多い
具体的な数値を把握しているわけではありませんが、近年マイナビ会計士を利用して転職したという方の声をかなり聞きますので、利用者はかなり多いのではないかと思います。
それ自体はデメリットというわけではありませんが、たまに知り合いと鉢合わせするといった声も聞かれました。
基本的にはそうならないように設計されていますが、それだけ利用者がいれば、マイナビのオフィス近くで知り合いにバッタリなんてことも可能性としてはあるかもしれません。
もっとも、これはどこの転職エージェントを活用しても起こり得ることで、私も転職の際にビルの近くでバッタリ知り合いと遭遇したことがあります。
なお、現在はWeb転職相談システム(オンライン面談)があるので、そうした心配は避けられる傾向にあります。
他社と比較しての評判はどうか?転職サポートの「質」は相性の問題もある
転職サポートが手厚いという記載をここまでしてきましたが、他の転職エージェントを利用しても、手厚く対応してくれる人もいましたし、そうでもない担当の方がいらっしゃいました。
私自身も何度も転職サービスを利用したわけではありませんので一概に言えませんが、どこの転職エージェントさんも、優秀な方と心配な方(優秀じゃなさそう)と両方いらっしゃいます。
それに、人間同士の対話になるので、純粋に相性の問題もあるでしょう。
マイナビ会計士さんについても同様かと思います。
ただ、求人の幅や量は間違いなくトップクラスであり、基本的なスタンスとして転職サポートをしっかり行うというのは企業として定めている事項になるので、基本的に大きなハズレを引くということは無いと考えられます。
また、担当になってくれたエージェントの方とちょっと相性が合わないなと感じたケースにおいては、お願いをすると別の方に担当を変えてくれることも多いです。
特に女性の方は、女性ならではの悩みというのもあるでしょうから、そうしたケースでは女性のエージェントの方に変更してもらうこともできるでしょう。
個人的にはユーザー目線にたった良い転職サービスを運営されていると感じております。
マイナビ会計士の評判は高く公認会計士資格者ならおすすめのエージェント
監査法人から転職するケースにおいては評判が高く、マイナビ会計士は特におすすめなので利用を検討してみてはいかがでしょうか。
公認会計士のキャリアの幅は年々広がっており、会計業界以外での活躍も増えているので、幅広い視点でキャリアの相談ができるマイナビ会計士は時代の流れに合っているのではないかと感じます。
当然ですが、利用料等はかからず、転職相談から入社まで無料で活用することができますので、転職をお考えの公認会計士資格者の方はマイナビ会計士に相談してみましょう。
また、大手人材紹介会社としてしっかりとした運営体制を持っており、当たり前ですがPマーク取得企業であり、個人情報の管理、守秘義務などの徹底についても信頼足る企業と言え、安心して利用できます。
マイナビ会計士の公式サイトは以下よりご確認頂けます。
■会社概要
企業名 | 株式会社マイナビ |
---|---|
住所 |
|
創業 | 1973年8月 |
厚生労働大臣許可番号 | 13-ユ-080554(有料職業紹介事業) |
サービスHP | マイナビ会計士 |
マイナビ会計士の評判は士業JOBの口コミ・評判投稿ページやGoogleに投稿された評判、インターネットアンケートリサーチ、知り合いの会計士なども活用して取得し、一部編集の上記載しております。