会計事務所や監査法人に勤務しているのですが将来が不安です【税理士・会計士の将来性】

昨今、AI・テクノロジーの台頭により税理士や公認会計士などの士業の仕事はなくなると言われることが多々あります。

そのせいなのかわかりませんが、会計事務所に勤務する税理士や監査法人に勤務する会計士の方から、なんとなく不安で転職しようと思っています、という声を聞く機会も増えました。

確かに一部の仕事はなくなりつつありますが、その一方で活躍する若手の税理士や会計士も増えているのです。

資格だけに頼った働き方では、確かに今後安泰とは言い難いのですが、税理士・会計士として、会計事務所や監査法人で培ったスキルや知識を活かして活躍していくことは、十分できるでしょう。

オワコンと言われることもあるが税理士・会計士の需要は伸びており将来性も悪くない

士業はオワコンなどと言われることもありますが、税理士・会計士のフィールドに限ってみてみると2022年現在むしろ伸びているところが多いのではないかと感じます。

クライアントとの書類のやりとりもオンラインで対応でき、各種面談や営業もオンラインででき、単純業務はスキャン+会計ソフトの自動仕訳機能であっという間に完了(設定や確認は必要ですが)という流れもあり、業務負担が減って良かったという税理士の方は多いです。

行政のデジタル化を始めとして電子帳簿保存法対応など様々なことが電子化・テクノロジー化されていきますが、結局のところ税務・会計に関する専門知識が無いとこれらのことに対応できないので、むしろ確実に需要が増えているように感じます。

法改正や電子化含めた新しい事柄に対する対応に関しては私も面倒なので税理士さんにお任せしてますし、正直自分で仮にやったとしても合っているのかどうかまったくわからず不安なのでそこを解消させてくれる税理士の存在は大きいです。

会計士に関しても何も単純作業ばかり行っているわけではなく、昨今は事業・企業運営も複雑化・グローバル化しており高度な財務・会計の専門知識を有していないと意思決定を下すことが困難な事案も増えており、そういった意味においては公認会計士の知見が必要とされる場面は非常に多く、これらの意思決定(あるいは相談)は対話していくことも考えるとAIに代替できる部分では無いので、今の時点では非常に求められる人材となっています。

相談相手としての存在意義はかなり大きいですし、税理士も会計士も将来性を悲観する必要は無いです。

AIやRPAの活用により税理士の記帳代行業務などの単純業務はなくなる部分も多い

税理士の需要は大きいですが、これまで単純業務しかやってこなかった人は危ないかもしれません。

ほぼ間違いなく価値のなくなる業務としては、記帳代行業務などの単純作業系(入力作業)の業務はなくなるであろうと考えられています。

後は、会計士で行くと監査業務もAIの活用の研究が進められており、一定度簡略化されることはほぼ間違いないでしょう。

実際に税理士として働いている方々に聞いても、この記帳代行業務等の作業仕事はAIなどの機械の方がむしろ優秀であろうと考えている方が多いため、今後はこうした業務はテクノロジーの力を借りて簡略化し、別の価値の高い業務へのシフトや業務を行う上で得られるたくさんのデータを活用したコンサルティング業務へとシフトしていく動きが今よりも活発になっていくでしょう。

そのため、この単純作業しかやっていないという税理士の方は少し危機感を持った方が良いのかもしれません。

コンサルもAiでできるから仕事がなくなる?

テクノロジーで単純業務を減らし付加価値の高いサービスを提供していく、とする税理士・会計士の方は多く、その中の一つにコンサルティング業務をあげる方もいますが、データを活用したコンサルティング業務そのものも実はAIの方が上手だったりします。

例えば融資のタイミングや資金繰り等に関するアドバイスを行っている会計事務所も多いかと思いますが、AIが莫大な会計データを分析することで、業種ごとにどのような入出金の動きをして、どのデータをどれくらい重視すれば企業の実質的な返済能力を判断できるか、いつどのタイミングで融資を受けるのが適切なのか等、AIが学習し、早期に融資の可否を判断できるようなものもすでに存在しています。

そのため、案件やケースにもよりますが、単純なデータの分析によるコンサルティングというのも実は機械の方がうまかったりする分野もあります。

実際に、私も会計業界含めマーケティングに関する業務を行っておりますが、データの分析も分析した結果に対してどのようなクリエイティブ施策を行っていけばよいかもある程度自動で判断してくれるツールが存在しているため、私がやることと言えばクライアントの話をふんふんと聞いて意思決定の手助けをするだけです。

実際に顧客にもそのようなツールを使っているところは多いので、私の仕事もなくなるかもしれないと思っていました。

ただ、現実としては、思いのほか仕事はなくならず、むしろ相談は増えました。

それはなぜでしょうか。

相談業務や不安を解消するための業務はAIにはできないため、コミュニケーション・対話能力が極めて重要になっていく

AIは優秀で分析力に優れています。人間が分析するよりも間違いがないです。

ただ、現時点では完ぺきではありませんし、それをもとに企業の行く末を左右する意思決定を下せるほどの信用もまだないのです。

つまり、意思決定をする立場の人間(経営者)も不安なのです。

そのため、AIなど含め出てきた数値や材料を基に、お客様と対話を重ね、どのような決断を下すのか、どのように会社を進めていくのか、しっかりと顧問先と会話をし不安を取り除ける能力を持っている方は逆にどんどん仕事が増えていくでしょう。

実際に私も技術的にものすごく優秀なわけではないのですが、相談されることが増え、結果的に仕事が増えました。それでいて、面倒なことはある程度自動化しているので労働時間は減りました。

数値を集めたり分析したり、単純作業を行う部分に関しては機械の方が優秀ですが、人の心を動かすという点ではAIにはまだ難しい部分ではあります。

あと数年もすれば、もしかしたら状況が変わっていることもあるかもしれませんが、現時点では、顧問先と会話をするコミュニケーションスキルやAIの活用が当たり前になることを見越してそれらを活用してどのように顧問先の不安を取り除いてあげることができるのかを考えられる人はむしろ仕事が増えるのではないかと思います。

逆に、ただ記帳を行う等の単純作業を格安で切り売りしているだけの状況だとこの先厳しいでしょう。

そのため、現時点で会計事務所に勤務しているのであれば、まず前提として税務・会計に関わる原理原則は学ぶ必要があるかと思いますが、それに加えて、この対話・コミュニケーションの部分が磨ける事務所で働くのが良いのではないかと考えられます。

公認会計士あるいは税理士であれば、レックスアドバイザーズのような質の高い転職エージェントに相談してみることでこうした能力が身につく職場の紹介が受けられるものと考えます。

彼らもコミュニケーションのプロなので、転職相談することで、不安を抱えた方に対するアドバイスの仕方などのエージェントの技術を盗むというのも有りです。

また、最近では転職業界でもAIの活用が進んでいます。
最速転職HUPROでは公認会計士や税理士、会計事務所スタッフ向けに膨大なデータとテクノロジーを用いて求職者の希望する最適な転職先を紹介してもらえるサービスです。

テクノロジーを活用することで世の中に多量に存在する求人の中からあなたにピッタリ合う求人を効率的に見つけることができます。
テクノロジーを活用したサービスがどのようなものか見てみるのも良いでしょう。

転職エージェントもただ求職者と求人をマッチングしているだけだとうまくいかず、コミュニケーションにより双方から情報を聞いて、人間味のあるマッチングができる方というのが長く活躍しています。

そういう方の話し方等は本当に参考になります。

もったいない税理士の方が多い

税理士の方からお話しいただくことの他に、経営者の方とお話しする機会も多いのですが、話を聞いていてもったいないなあと思う税理士の方が意外に多いです。

どういう人かというと、オペレーション業務に徹する方が多いということです。

言ったことしかやってくれないといった方が良いかも知れません。

言われたことは完ぺきにこなすけど、言われていないところは提案しない人が意外と多いようです。

無論、お金ももらっていないのにあれもこれもサービスする必要はありませんが、新しい業務・ニーズを掘り起こしていかないと発展は望めません。

中小企業においては、税務・会計にそれほど力を入れていない企業も多いですし、逆に無茶なことを言ってくる経営者も多くいますが、しっかり対話し提案することで理解してもらえることは多いですし、喜んでいただける部分も多いと感じています。

実際に私も知らず知らず無駄なことをしていたこともあり、いろいろ教えてくれる税理士の方には感謝したものです。

せっかくの知識やスキルも、やはりアウトプットして誰かの役にたてなければ意味がありませんので、せっかく勉強して身につけたスキルがあるのですから、自信をもって提言した方が良いのではないかと感じております。

そこから新たな仕事に繋がることも多いでしょう。

会計事務所に勤務していて不安になるのであればどうすればよいか

会計事務所に勤務する税理士や税理士科目合格の方で、将来が不安だという方も多いのですが、総じて何が不安なのかわかっていないという方が多く、ただ単に漠然とAIなどの出現により税理士業務の将来性に対して不安だという方が多いです。

結局のところ、よくわかっていないから不安なのであって、しっかりとAIや自動化などにより起こりえることを理解し、それに伴いどういったことを顧客に提供できれば良いのか、しっかりと向き合い理解することで不安は解消され自分の進むべき道はわかるはずです。

それと同時にわかると思うのですが、人の不安を解消する仕事というのはなくなりません。

例えば経営者もどんなにAIが発達して経理業務が単純化されても資金繰り等の不安が解消されることは考えにくいです。

そのため、やはりそうした人々が抱える不安などを払拭するための対話能力・コンサルティング能力というのはとても重要になってくるでしょう。

現在お勤めの会計事務所でそうした能力が身に付きそうもないということであれば、今の市況であれば転職は比較的簡単です。
こうした良い市況の時にチャレンジしてみるのがよいでしょう。

資格に頼らないキャリアを積んでいる公認会計士・税理士も増えている。会計士や税理士の転職先も変わってきている

公認会計士や税理士の転職先と言えば、監査法人や会計事務所、会計系のコンサルティングファームがこれまで多かったのですが、最近ちょっと変わった転職をする会計士・税理士も増えています。

転職エージェントの方に聞いた話になるのですが、例えば、公認会計士の方であれば、昨今事業会社の経理やベンチャーのCFOを目指す方が増えたという傾向に加えて、一見すると会計とは全く関係のないキャリアへと転身される方も少しではありますがいらっしゃるようです。
例えば、マーケティング部門へと転職される方、あるいは企画営業職へと転職される方など様々です。

こうした方は、公認会計士・税理士として、多くの企業を見てきた中で、もっとこうすればいいのに、という考えを持った方が多く、もっとこうすればいいのにを説得力をもって提案・実現するために自分に足りないスキルを模索して転職されるケースもありますし、自身の分析力を活かして、新しいキャリアを構築されていく方も少なくありません。

こうした方のすべてがうまくいっているわけではないと思いますが、このようにチャレンジして新しいことを模索することは決して無駄にはなりません。
違う目線での業務感を身につけることで、結果的に会計業界に戻ってきたとしてもその経験を活かすことはできるでしょう。
また、幸いなことに、公認会計士も税理士も、業界への出戻り転職は比較的容易です。
そのため、一度飛び出したからといって、生活が苦境に陥ることは、他の職種に比べれば少ないので、ある意味とても良い資格を保持しているなあと感じるところではあります。

自身の可能性を広げるための転職を行うにはどうすれば?

不安から転職を検討される方も多いのですが、どうせ転職するのであれば目的をしっかりともって転職活動されることをおすすめします。

現在まだ志向が定まっておらず、悩んでいるという方は転職エージェント等を活用しても良いと思います。

他の人がどういうキャリアを歩んでいるのか?どのようなキャリアパスがあるのか?活躍している方はどうしているか?などいろいろ気にされる方も多いので、そうした方は転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。

先ほども記載しましたが、レックスアドバイザーズ等の転職エージェントは、転職やキャリアに関する不安を取り除くプロなので、ある意味対話能力を磨くのを勉強するのに面談してみてもよいかも知れません。違う仕事をしている人の良いところを取り入れていくことも大事です。

以下に参考までに転職エージェント情報を記載しておきますので興味のある方はご覧ください。

Rex
レックスアドバイザーズ

転職サポートやキャリア相談に定評のある税理士・会計士向けの転職エージェントなので、今後のキャリアに不安を抱えている若手や中堅の税理士・会計士の方が相談するのに非常に良いでしょう。

長年会計業界で転職支援をしているので業界に詳しいのはもちろん、多くの税理士・会計士のキャリアパスを見てきているので有用アドバイスをもらうことができます。

単に求人の紹介を受けたいというケースではなく、将来に対する不安を払拭しながら転職活動したいケースでとても良いです。

マイナビ会計士

マイナビブランドということで、知らない方はいないかと思います。
多くの選択肢からキャリアを選択したいとお考えの会計士の方やキャリアに迷っているという方は、一度相談してみるのも良いでしょう。
大手なので、幅広いキャリアの可能性を模索したい人にも良いです。

転職サポートも手厚く、転職相談しつつも違う目線でエージェントとの提案を見ることで、自身が提案する立場になった際の勉強になることも多いでしょう。

最速転職HUPRO(ヒュープロ)

大学との共同研究による独自開発の「AI」を用いた転職診断が行えます。

10,000件以上のデータに基づいた解析を行っており、
有給消化率や残業時間等のデータも踏まえているので、「スキルアップ・キャリアアップ」を目指す会計士・税理士の方にはもちろん「ワークライフバランスを重視しつつキャリアアップしたい」とお考えの方等、それぞれの希望に合った求人が見つかります。
会計事務所や監査法人の求人はもちろんコンサルティングファームや事業会社の求人をたくさん保有しているので、豊富な選択肢の中からあなたに合う求人の提案が受けられます。

AIによる転職診断だけではなく、
多くの税理士や会計事務所スタッフの転職支援実績のある専門のエージェントにLINEやメール、電話で24時間相談ができるので、転職相談を重視したい方にもおすすめです。

AIを活用したサービス提供というのは会計業界でも必須になってきており、他の業界でどのように取り入れどのように活かしているのか知ることで、あなたの今後の業務にも活かせるのではないでしょうか。

たった5分のAI転職診断であなたにぴったりの転職先を見つけることができ、公認会計士や税理士、会計事務所スタッフの利用者も増えているのでこの機会にAIの転職診断を試してみてはいかがでしょうか。
※転職診断等の各種コンテンツは会員登録後の利用に変更となりました。

エルキャリ
公認会計士の転職ならエルキャリ

監査法人勤務・事業会社勤務・起業経験を活かし、会計士のキャリア支援を行っています。

多くの失敗や不安を乗り越えて自身のキャリアを築いてきた方が転職支援を行っているので、相談するには良いのではないでしょうか。

具体的な転職先としては、ベンチャー企業や一般事業会社、コンサル、ファンド等への転職支援を行っています。

ジャスネットキャリア

会計士・税理士・会計事務所スタッフの転職には非常に強いです。特に、一般企業の経理・財務部門への転職に強いイメージです。一人ひとりのキャリアステージや状況に応じてレベルの高い転職相談が受けられるのが特徴で、面接対策や書類の書き方等に関する指導はもちろん、資格者向けの実務に関するお役立ちセミナーなど様々な取り組みを行っており、転職ありきではなく、キャリア全体を俯瞰したサポートが受けたい方にお勧めです。そのため、会計に関する仕事での転職という点では、こちらのエージェントも良いでしょう。転職相談の評判は比較的良いので、相談するっていうのがどういうことなのか見てみるという点でもよいかも知れません。
また、アカウンタンツマガジンという冊子を登録者向けに発行していますが、ここでは、企業のCFOとして活躍する会計士のキャリア感や会計業界で活躍する会計士に焦点を当てた記事を読むことができるのでとても参考になります。
アカウンタンツマガジンは今後のキャリアを考えるうえでもとても参考になるので、これのためだけに登録する公認会計士もいるくらいとても参考になる冊子なので、これだけでも登録する価値はあります。

MS-Japan

会計事務所業界はもちろんのこと、事業会社への転職も視野に入れているという公認会計士・税理士・会計事務所スタッフに特におすすめの転職エージェントです。
求人数はかなり多く、事業会社のみならず、会計事務所や会計系のコンサルティングファームにも強いので、幅広い視野で転職先を探すことができます。転職事例も豊富で様々なケースの転職を支援していることから、相談することでいろいろな気づきがあるでしょう。
doda
総合型の転職エージェントですが、最近dodaを使って転職したという会計士や税理士の話もチラホラ聞くようになりました。特化型の転職エージェントには無い非公開求人も多数保有しているようです。大手ということもあり面接対策等のノウハウもしっかりしてそうなイメージがあるので、一度転職相談してみるのも良いかもしれません。また、会計士や税理士としての転職ではなく、全く違う仕事をしてみたいという方はこうした総合型の転職エージェントに登録してみるのがよいかも知れません。
BIZREACH(ビズリーチ)
ハイクラス案件が多い転職サイトで、ベンチャー企業などからもスカウトが届きます。
高年収や上のクラスでの転職を狙うのであれば、登録しておいて損はないでしょう。
ただし、転職エージェントではありませんので、キャリアの相談などはできませんが、
ヘッドハンターからスカウトが届くので、ヘッドハンターの方とお話しすることで勉強になることは多かったです。
彼らは話術も巧みですし、情報もたくさんもっていますので参考になります。
ただ、ある程度実績があり、年収も750万以上は欲しいところですので、上のレベルを目指す上で足りないものを補いたい、というケースでは利用してみても良いと思います。

監査法人からの転職をお考えの会計士の方がいましたら、以下の記事でも監査法人から転職して活躍できるフィールドをまとめていますのでご参考ください。
会計士の方の場合、監査法人に長くいすぎると活躍の場という意味ではフィールドが狭まりますので、先のキャリア見据えた動きは必要になるかと思います。

監査法人から転職したい会計士が活躍できる転職先は?

また、税理士や税理士科目合格の方に関しては、以下にて活躍できるフィールドを紹介しています。
現在仕事がうまくいっていなくて不安や心配ごとを抱えている方も幅広い可能性を知ることで新たなチャレンジ領域を見出すことができることも有るかもしれません。

税理士の転職先

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