税理士向けの履歴書の書き方で、お困りではありませんか?
記入ルールや志望動機など、慣れないうちは記入も一苦労ですよね。
それに、誤解や表記漏れ・記入ミスで選外になることほど、悲しく悔しいことはありません。
そこで今回は、税理士向けの履歴書の書き方の要点をまとめてみましたので、是非ご参考にどうぞ。
※税理士の職務経歴書の書き方も以下の記事で紹介していますので職務経歴書の書き方が気になる方はご覧ください。
目次
これで完璧!?履歴書の書き方の基本
全般にいえること
履歴書の全体で、文字の書き始めの位置・余白などを揃えましょう。きれいに見えます。
その他、以下のポイントに注意しましょう。
受験勉強中であっても、「基礎知識はある」と判断されることもありえます。
そのため、直近の受験科目も記載しましょう。
そのため、金銭トラブルの元になりやすいギャンブルには、他業種以上に過敏なこともありえます。
したがって、趣味欄にはパチンコ等、ギャンブルは記載しない方が無難です。
郵送の場合はポスト投かん日、面接時に持参する場合は面接日の日付を記入します。
なお、年号は履歴書内で統一します(西暦か元号(平成、昭和など)。
履歴書の各項目を細かく見ていこう
志望動機欄
志望動機欄がついている履歴書の場合、以下に注意して記載しましょう。
経験に基づいた、具体的な志望動機を記入します。
その際、以下の要点を意識して記入すると良いでしょう。
2、過去の職務経験・経歴を応募先企業で活かせるであろうことが伝わるか
3、応募先企業のアドバンテージを理解しており、なぜ競合他社ではなく、応募先企業を志望したか、その明確な理由と意欲が伝わるか
4、将来的に希望するキャリア像が明確に伝わり、かつ、それが応募先企業で達成できるであろうことが予見できうるか
学歴・経歴の書き方
学歴は、高校までは卒業のみ記載し、大学以降は入学も記載しましょう。
略さず正式名称で、学部・学科等も記載します。
職歴は、原則全ての入退社歴を記載します。
最終行に「現在に至る」と記入し、その下の行には右寄せで、「以上」と記入します。
資格、免許、PCスキル
資格の項目では、税理士試験での合格科目の内訳と、税理士登録の有無をまず記載します。
特に、合格科目のうち、「法人税」などは難易度が高く、合格自体が難しいため、取得していれば転職希望先のタイプ(税理士法人・会計事務所・一般事業会社)に関わらず、評価されやすい傾向があります。
スキルの項目では、PCスキルとしてExcel・Wordは必須でしょう。
特にExcelは、税務・会計分野で使われる程度の関数・マクロ等に関する知識がある旨は加えたほうがよいでしょう。
また、会計事務所希望の場合には、各事務所で使用する会計ソフトが変わりうるため、使い慣れたソフトを伝えてもよいでしょう。
パッケージ型の会計ソフトなら「JDL」「弥生会計」「勘定奉行」など、クラウド型会計ソフトなら「freee」「MFクラウド会計」などがあります。
語学力をアピールしたい場合は、TOEICの点数や留学経験、また「上司が外国籍で報告や会議などを英語でしていた」などのアピールポイントを記載してもOKです。
本人希望欄
給与額、希望職種・勤務地などです。
原則、「貴社規定に従います」と記入しておくのが無難でしょう。
ただし、応募先が複数職種を募集している場合は、希望職種を明記してください。
基本情報、その他(趣味・特技、通勤時間、配偶者の有無など)
▼氏名(ふりがな)
姓と名の間には、半角スペースを入れます。
すると、バランス良く、見やすくなります。
▼写真
写真は2.4×3cmまたは3×4cmが一般的です。
撮影後3カ月以内のものを。
▼電話番号
電話番号は自宅と、緊急用に携帯番号も記載します。
固定電話を持っていない場合、携帯電話の番号だけの記載で構いません。
▼その他
趣味の話から話が弾むこともあるので、「特になし」は避けましょう。
通勤時間は、90分以内が想定通勤圏内というのがひとつの目安のようです。
まとめ
履歴書の書き方の基本について、ご理解頂けたでしょうか?
要点をガッチリつかんで、他の応募者に差をつけた状態で面接に臨みたいですね。
転職エージェントに登録することで、履歴書の添削や書き方を教えてくれますので、心配な方は転職エージェントに相談してみるのもよいかもしれません。
この記事が、貴方の転職成功の一助になれば幸いです。
なお、税理士の職務経歴書の書き方の記事をこちらで紹介しておりますので、気になる方はご覧ください。
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そもそも応募書類作成の仕方がわからないという方から、どういった形で作成すれば選考に通過しやすい、魅力が伝わりやすいかなど履歴書・職務経歴書作成のアドバイス・添削をしっかり行ってくれます。
特に若手の税理士科目合格者の方などは初めて転職をするというケースもあるかと思いますので検討してみてはいかがでしょうか。
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特に会計事務所では、税理士試験用の勉強に専念していた人も多いかと思われるので、勉強期間は明記しましょう。