会計事務所・税理士に強い転職エージェント・転職サイトを紹介!

転職エージェント

会計事務所に勤務されている税理士、会計事務所スタッフの方はもちろんのこと、
企業の経理や銀行などの金融機関から会計事務所へ転職されるケースも増えています。

しかし、会計事務所業界で働いている方でさえ、どのような会計事務所があるのか良くわかっていないのが実情で、外から業界に入ってくる人は尚更情報収集が難しい業界です。

ホームページを充実させている会計事務所も増えてきましたが、まだまだ外部への情報発信という点では会計事務所は弱く、
中途採用の方もそうなのですが、新卒などで会計業界を目指す方にとっても、情報が取りづらい業界となっています。

そのため、会計事務所・税理士業界で転職される方は転職エージェントを活用する方は比較的多いです。

一方で、逆に会計事務所に勤務する税理士や会計事務所スタッフの方が、一般企業の経理部門等へ転職するケースも増えているのですが、
この場合、一般企業で働いた経験が無い方が多く、企業への転職に不安を抱いている方も少なくありません。

こうした方も転職エージェントを利用してしっかり情報収集してから転職した方が良いと感じています。

そこで、ここでは会計事務所・税理士・企業の経理の転職事情に精通している転職エージェント・転職サイトをご紹介します。

なお、本記事は少し長いので、転職サイト・転職エージェントの情報だけわかれば良いという方は以下の表をご覧ください。
各社クリックしていただくと、詳細を記載している該当箇所に移動します。

 税理士・会計事務所の転職サイト・転職エージェント ポイント
HUPRO  AIを活用した活気的な転職サイト。士業の転職に強く、手間なく求人を探すことが出来る。
簿記3級や2級レベルの方に合う求人も多く、経験が浅い方からハイレベルな方まで対応でき、2019年に入ってからとてもおすすめの転職サイトである。
ジャスネットキャリア 税理士や会計士、経理の転職に強い。転職相談が丁寧で評判は良いが、ある程度経験のある方向けとなるため、未経験者には合わない可能性が高い。
MS-Japan 税理士・会計事務所の転職支援を古くから行っており、会計事務所の求人及び転職実績は豊富。
doda 総合型の転職エージェントだが、税理士法人の求人は豊富で伸びている税理士法人・会計事務所や古い慣習にとらわれない事務所の求人を探したいケースではおすすめ。後は経理などにも興味があるケースでも良い転職エージェントでしょう。

目次

会計事務所・税理士の転職マーケットに関して

はじめに、簡単に税理士や会計事務所の転職市況について見ておきたいと思います。

会計事務所・税理士の転職マーケットは相変わらず売り手市場が続いており、比較的転職は簡単な状況が続いています。

年収UPやスキルアップすべく新しい分野の業務経験が積みたいということで転職される方も増えています。

昨今AIやRPAの台頭により税理士や会計事務所の仕事が奪われるのではないかという議論も多くありますが、そうした不安から転職を検討される方もいらっしゃいます。

実際のところ仕事がなくなることはないと思いますが、記帳業務を中心とした単純業務しかできない方は仕事がなくなる可能性は大いにあり、付加価値を提供できない税理士・税務会計スタッフの方は生き残れない可能性が高いです。

キャリアアップやスキルアップを目指す上で、現在の転職市況はとても良い状況です。

この機会にスキルアップができる転職先で働いてみることを考えてみても良いでしょう。

会計事務所・税理士向けの転職エージェント・転職サイトはどこがおすすめ?

冒頭でも記載しましたが、会計業界で働く人でさえ、会計事務所の内情やどのような会計事務所が存在しているのか知らない方が多いです。

Big4や一部の大手の事務所を除いて、一般的な会計事務所というのは所長の人柄で事務所内の雰囲気が決まります。
親方日の丸体質を引きずる会計事務所もいまだに多く、人が辞めては人を採用するといった会計事務所も少なからず存在しているのが実情です。

そのため、会計事務所の仕事内容に詳しいだけでなく、
会計事務所の内情に詳しい転職エージェントを使うことが転職失敗のリスクを下げるためにも重要です。

以下に挙げる転職エージェントは、会計事務所に詳しいのでお勧めではあるのですが、
会計事務所は全国に3万以上存在しており、全ての情報を網羅するのはエージェントでも不可能です。

そのため、初めに選んだ転職エージェントが希望する会計事務所の情報に詳しくなかった場合には、
別の転職エージェントから情報を仕入れましょう。

多くの方が、2社程度の転職エージェントを利用して失敗のリスクを下げています。

また、転職エージェントだけに頼るのではなく、面接の場等でもしっかり転職先を見極めるようにしましょう。
このあたりは後ほど記載させていただきます。

AIを活用した税理士・会計事務所向けの転職サイトのHUPRO

最速転職HUPRO(ヒュープロ)
税理士・会計事務所の無料AI転職診断HUPRO
大学との共同研究による独自開発の「AI」を用いた転職診断が行えます。

10,000件以上のデータに基づいた解析を行っており、
有給消化率や残業時間、休日日数等のデータも踏まえているので、「キャリア志向」の方にはもちろん「仕事と家庭を両立しつつキャリアアップをしたい」とお考えの方や「税理士試験勉強と仕事の両立を目指している受験生」の方などそれぞれの希望にピッタリマッチした求人が見つかります。

会計事務所はもちろん事業会社の経理の求人も豊富なため、会計事務所から一般企業へ転職する際に、会計業界で培ったスキルにマッチする企業の求人先はどこなのか?という視点や、逆に一般企業から会計事務所へ転職する際に、企業での経験が活かしやすい会計事務所はどこなのか?
といったような視点でも求人探しが簡単にできます。

簿記3級レベルの方から税理士有資格者の方まで、幅広く求人を保有しているので、どのような方でも利用できるのも良いかと思います。

AIを活用することで、転職活動そのものを効率化するとともに、人の思い込みによるミスマッチを補完してくれるので、マッチする求人が見つかりやすいでしょう。
転職エージェントに登録したものの見当違いの求人がたくさん送られてきてウンザリしているという利用者も増えています。

AIによる転職診断だけではなく、
多くの税理士や会計事務所スタッフ、経理の転職支援実績のある専門のエージェントにLINEやメール、電話で24時間相談ができるので、転職相談を重視したい方にもおすすめです。

手軽に利用できるだけでなく、人に相談することもできるのは良いでしょう。

たった5分のAI転職診断であなたにぴったりの転職先を見つけることができるので、この機会に転職診断をしてみてはいかがでしょうか。


会計・税務・経理に強い転職エージェントのジャスネットキャリア

ジャスネットキャリア
税理士・会計分野の転職エージェントジャスネットキャリア
会計事務所・企業の経理の転職に強い転職エージェントです。
公認会計士の方が創業したということもあり、業界に関する知識はなかなかのものです。

会計事務所の求人数という点では、後ほど紹介するMS-Japanさんに比べると少し少ない印象なのですが、
転職相談を重要視しており、キャリアの相談をするにはとても良いでしょう。

法人業務を一通りこなせるようになったので、新しく資産税にチャレンジしたいといった悩みや、
税理士試験勉強中の方であれば、試験勉強に理解のある会計事務所で働きたい、
今の会計事務所では年収が少し低いので年収UPを実現したいなど、
転職希望者の悩みに寄り添った求人の提案が受けられます。

ある程度の経験(経理や会計事務所での経験が3年以上)がある方の利用がおすすめです。

管理部門・士業(税理士・会計士等)の転職に強い転職エージェントのMS-Japan

MS-Japan
士業・管理部門の転職エージェントMS-Japan
一般企業の経理への転職のイメージが強いのですが、会計事務所への転職にもかなり強いです。

例えば資産税に強い会計事務所に転職したいといっても、法人なのか個人なのか、どのくらいの金額のものを扱っているのかなど、事務所ごとでバラバラです。そのため、どの事務所に転職するかによって、身につくスキルは大きく変わってきます。

こちらの転職エージェントではそうした各会計事務所の特徴をしっかりおさえているので、あなたの希望に合わせた最適な求人先を探すことができるでしょう。

また、会計事務所の求人数という点では、恐らくこの業界ではトップクラスの量を保持しているかと思いますので、
会計事務所への転職ということであればおすすめの転職エージェントです。

その他、会計事務所を中心に転職を考えているが一般企業の経理にも興味が少しある、という方の利用も良いでしょう。

上記3社をおさえておけば、だいたいのところは網羅できるはずです。

会計事務所業界での転職において、実績は非常に高く、頼りになる転職エージェントです。

その他、転職エージェントではありませんが、人材ドラフトで転職される方もいらっしゃいます。
有名なのでご存知だと思いますが、こちらは求人広告サイトになるので、自身で求人を探すスタイルになります。

スカウトも届きますが、ものすごい数のスカウトで、希望条件とはかけ離れたものも多く、判別するのが難しかった印象です。

そのため、求人広告サイトの利用は面倒だと感じているケースでは、最速転職HUPROの無料AI転職診断を活用することでスピーディー且つ効果的に転職活動ができるかと思います。

上記含めて会計業界に強い転職サイトは一通り使っているけど、なかなか満足できなくて、
という方もいらっしゃるかと思います。

そうした方は、ちょっと目線を変えて総合型の転職エージェントを利用してみるのも良いでしょう。
その中で、税理士や会計士の転職実績が増えているのが、以下のdodaです。

総合型の転職サイトdoda

doda
転職エージェントのdoda
意外にも税理士法人や会計事務所の求人をかなり持っていました。

資格者のみならず会計事務所のスタッフ向けの求人も数多く取り揃えているため、dodaさんを使ってみるのも有りでしょう。

会計事務所でも最近は資格者に拘らずに採用するケースも出てきており、そうした人材をとっていくためにも総合型のエージェントを使うケースも増えています。

同時に税理士・会計士も会計業界ではないところへ転職される方も増えており、こうした総合型のエージェントを使う機会が増えていることから、それなら総合型に出しておこうと考える会計事務所もあります。

こうした転職エージェントを活用するメリットとしては、自分では思ってもいなかったようなキャリアパスの提案がもらえることでしょう。会計業界にいると会計業界以外じゃダメだ、と思い込んでしまう方もいるのですが、会計事務所で培ったキャリアは他のフィールドでも活かすことはできます。
そうしたことを知るためにも使ってみても面白いでしょう。

ただ、会計業界で活躍していくためのキャリアの相談がしたいということでしたら、基本的には会計事務所の転職に強い転職サイトを利用した方が良いです。

銀行や証券会社などの金融機関から会計事務所や会計系コンサルティングファームへと転職したい方におすすめの転職エージェント

証券会社出身の営業マンやそのほかの金融機関出身者が会計事務所業界へと転職されるケースは増えています。

会計事務所といってもただ税務を行っているだけではなく、M&Aを展開しているような事務所もあり、そうしたところでは案件開拓という点で証券会社出身者の方を採用するケースもあります。

また、誰でも転職できるわけではないのですが、銀行から会計事務所へと転職される方もいらっしゃいます。
金融機関とのやりとりなど、銀行出身者が活躍できるフィールドもあるため、銀行から転職をお考えの方は視野に入れても良いでしょう。

このように、近いようで遠い業界から転職される場合は、最速転職HUPROの無料AI転職診断等のAIで客観的に求人紹介をしてくれるサービスも良いでしょう。

異業種からの転職実績もあり、人とテクノロジーでうまく求人をマッチしてくれるので、結構良い印象です。

会計事務所スタッフ・税理士が一般企業へ転職する際に利用すると良い転職エージェント・転職サイト

税理士や会計事務所スタッフが一般企業へ転職するケースも増えておりますので、
改めて企業への転職について見ていきたいと思います。

現在、一般企業の経理人材は不足しており、超売り手市場となっております。

ただ、売り手市場だから誰でもよいというわけでは無く、基本的な仕訳や決算等は理解している方、あるいはそうした素養のありそうな方に来てほしいと考えています。

一般企業への転職というと公認会計士が主に活躍するフィールドでしたが、公認会計士の場合、監査法人の給与体系を引きずって高年収を要求するケースも多いことから、企業側が採用を見合わせるケースも出てきています。

そのため、公認会計士でなければならないポジション以外においては、
一般的な経理経験者を除くと、会計事務所での勤務経験のある方を採用するケースも増えています。

年収視点で見てみると、一般的な会計事務所に勤務する税理士や会計スタッフが転職を考えた際は、それほど年収が下がることはないでしょう。
待遇の酷い会計事務所に勤務していたケースでは、給与アップのみならず、福利厚生まで含めて待遇改善されるケースもあるので、意外と狙い目です。

Big4税理士法人等の大手税理士法人から一般企業へ転職するケースにおいては年収は下がりますが、キャリアパス、福利厚生等の待遇まで考えると、必ずしもマイナスとは言い切れない部分もあります。

待遇は企業の給与テーブル等により異なるため、待遇を重視される方は、応募の前に転職エージェント等から確認しておくことをおすすめします。

一般的な会計事務所(中小企業の記帳や税務申告が中心の)に勤務している会計事務所の職員は、将来の不安から一般企業の経理等への転職を実現されるケースも増えておりますので、企業への転職に興味のある方はこの機会に情報収集してみることをお勧めします。

今後、単純業務しかできない会計事務所は淘汰されていくことが予想されるため、今のうちからキャリアチェンジ、あるいは業界を変えてみるという選択肢を考えても良いでしょう。

現時点でどのような求人の候補があるのか?等、そこまで転職意欲が高いわけではないが企業への転職に興味があるという方は、上記で紹介した最速転職HUPROの無料AI転職診断を試してみると良いでしょう。

現時点でのスキル・経験においてどのような企業経理の求人が出てくるのか試しに確認してみるのには有用です。
もし良い条件の物がでてきたのであれば転職するのも良いですし、無ければどのような経験が必要になるのか知ることができますので、今後のキャリアアップにも役立つでしょう。

転職相談を重要視したい方は、同じく上記で紹介した、ジャスネットキャリア、あるいはMS-Japandodaあたりを利用しておけばよいかと思います。

一般企業へ転職するケースにおいては、税理士等の士業のキャリアにも詳しくてそれでいて経理の転職にも強いところを使うと良いでしょう。

経理という視点で行くとジャスネットキャリアが転職相談も丁寧でとても良かったです。

税理士・会計事務所業界は淘汰されていく可能性はある?転職によりスキルアップを目指しておくのも良い

転職市場は確かに求職者有利な状況ではありますが、外部環境は大きく変わりつつあり、今後スキルの低い方は淘汰されていくことが予想されます。

税理士・会計事務所とひとくちに言っても、様々な仕事をしている人がいるので一概には言えないのですが、
一見複雑に見える業務でも、ルールさえ把握してしまえば誰でもできる仕事が意外と多い業界なので、テクノロジーの発展スピードを考えると、先のことも見据えてキャリアを考えた方が良い時期に差し掛かっていると考えています。

また、税理士事務所の総合化等も進んでおり、複雑化・高度化する企業からの税務を含めた問題に対処するため、各会計事務所・税理士法人が合併したりして大型化を図っています。

日本税理士会連合会の話や公開されている資料でも、税理士法人数は年々増加しており、その数は増えています。

高度な業務に対応していくためには、それらの経験が必要になることから、良い業務経験が積めるように、この機会に転職やキャリア、働く業界について考えてみると良いのではないでしょうか。

最後に本記事で紹介した転職サイト・転職エージェントをまとめておきますので興味のある方はご確認ください。

税理士・会計事務所の転職で失敗しないために

転職失敗のリスクを下げるために転職エージェントを利用することはとても良いことではありますが、あなた自身も意識しておくべき事項があります。

転職先を選ぶという意識。面接の場はあなたも面接官

なぜ転職するのか、あなたの転職理由はなんでしょうか?

転職するという手段をとるということは現状に対する不満、将来に対する不安、チャレンジしたいことがあるといった具合に、何かしらを良くしたいという希望があるかと思います。

面接の場では、相手もあなたのことを審査していますが、あなたも希望を叶えるために転職するわけですから、求人先企業を審査する場だということを忘れないでおきましょう。

転職活動において、面接になると弱気になってしまい、そうした希望が伝えられないという方も多いです。

ある程度相手に合わせて、求人先企業の希望に合致する回答をすることはもちろん重要です。
転職エージェント等からもそのように指導されるかと思います。

ですが、一つ意識してもらいたいのが、相手によく思われたいがために、調子のよい返事ばかりしていると転職後に後悔する確率が高いということです。

相手の条件ばかり飲んで転職してもあまり意味はなく、きちんとあなたの転職目的を達成するためにも、譲れない条件や希望はしっかり相手方に伝えるよう努力してみると良いです。

そうしたことを伝えた上で内定がとれれば、かなりの確率であなたにとって良い職場になる可能性があります。

人によっては、自分でそうした希望を伝えたり主張するのが苦手という方もいらっしゃるかと思います。

このようなケースでは、仕方がありませんので転職エージェントの担当の方をフル活用し、諸々の交渉等をやってもらうと良いでしょう。

税理士が一般企業へ転職するケースでは先生ではなくなることに注意

税理士が一般企業へ転職するケースも増えておりますが、一般企業へ転職すると普通の会社員と同じ立場で働くケースが多くなります。

会計事務所で働いている頃は、税理士じゃなければならない仕事を中心に行っていたということと、先生と呼ばれる立場で仕事をしていたかもしれませんが、企業へ転職するとそれらは無くなります。

もちろんポジションにもよりますが、例えば企業の経理等に転職すると、税理士じゃなくても良い仕事が中心になりますし、他の社員と同じように働かなくてはならなくなります。

会計事務所業界は結構特殊なので、一般企業の風土や慣習が合わずに早期退職となるケースも見ています。

あなたが一般企業へ転職しても大丈夫そうな感じかどうか、一度転職エージェントを通じて見てもらうのもありかなとは思います。

税理士に限らず、士業系の方が企業へ転職し、うまくいくケースももちろん多いのですが、コミュニケーションや慣習の違いからうまくいかなかったというケースも多々見ておりますので、ここはしっかり確認しておいた方が良いです。

税理士・会計事務所スタッフの離職率の高さ・転職理由を理解しておく

他の職種の方々と比べると税理士・会計事務所スタッフは比較的転職回数が多めです。

離職理由としてよくあげられるのが、

・所長も含めた職場の人間関係、閉鎖的な雰囲気
・給料が安い、上がらない、事務所の将来性が無さそう(中小規模の会計事務所の場合)
・税理士試験勉強に理解がない
・残業
・スキルアップができない
上記はBig4税理士法人等の大手会計事務所ではなく、一般的な中小規模の会計事務所でよく聞かれる離職の理由ですが、悩みごとに転職先候補の会計事務所は変わってきます。

例えば、給料や福利厚生が整っていない、人間関係が合わないといった理由で転職をされる方も多いのですが、事前にしっかりと下調べしておけばある程度避けられる問題でもあります。

ポジティブな理由で転職をする場合はもちろんいいとは思いますが、上記のようなネガティブ要素での転職は極力避けたいところですので、転職エージェントから各会計事務所の情報についてしっかり情報を取得しておくようにしましょう。

税理士・会計事務所業界の求人先ジャンルの大枠を知ってから転職する

会計事務所に勤務する税理士も意外とどのような会計事務所が世の中にあるのかわかっていないケースも多いです。

そのため、税理士業界の各ジャンルにおける事務所について簡単にまとめておきますのでご参考ください。

Big4税理士法人(業界最大手)

  • デロイト トーマツ税理士法人
  • KPMG税理士法人
  • EY税理士法人
  • PwC税理士法人
  • ※税理士業界最大手のBig4です。

大手税理士法人

  • 税理士法人山田&パートナーズ
  • 辻・本郷 税理士法人
  • ※上記2つは国内最大手。
    ※近年会計事務所のM&Aが盛んに行われており、グループ単位でみるか単体でみるかで規模感は変わります。

準大手~中堅税理士法人の一例

  • AGS税理士法人
  • OAG税理士法人
  • 税理士法人みらいコンサルティング
  • 税理士法人高野総合会計事務所
  • クリフィックス税理士法人
  • 日本クレアス税理士法人
資産税に強い会計事務所の一例

  • 税理士法人レガシィ
  • 税理士法人タクトコンサルティング
  • 税理士法人深代会計事務所
  • 税理士法人チェスター
  • 税理士法人つむぎコンサルティング
  • 税理士法人平川会計パートナーズ
国際税務に強い会計事務所の一例

  • 長峰・三島会計事務所
  • フェアコンサルティンググループ
  • 税理士法人マイツ
  • SCS国際税理士法人
医療・福祉系に強い会計事務所の一例

  • 川原経営
  • 日本経営グループ
  • 東日本税理士法人
  • 税理士法人アフェックス
SPC・金融・不動産特化で成長した会計事務所の一例

  • 東京共同会計事務所
  • 税理士法人平成会計社
  • 青山綜合会計事務所
  • さくら綜合会計事務所
  • ※SPC特化の会計事務所は現在は広く展開しているところが多いです。

飲食特化型会計事務所の一例

  • Credo税理士法人
  • 越智税務会計事務所
  • ITA 大野税理士事務所
  • ※飲食特化型の会計事務所への転職は良く検討したうえで決めましょう。

各ジャンルごとに代表的な会計事務所を記載しましたが、例えば同じ資産税でも個人の富裕層向けなのかどうか、経営者向けなのかどうか等で求められるスキル、身につくスキルは異なります。

国際税務にしてもインバウンドなのかアウトバウンドなのか、どこの国の進出支援に強いのかなど異なります。

それぞれごとにまた特徴がありますので、会計事務所に詳しい転職エージェントからしっかり情報収集しましょう。

各税理士法人・会計事務所の採用視点を理解しておく

近年税理士・会計事務所業界の採用動向は大きく変わりつつあるため、各ジャンルにおけるポイントは簡単に押さえておくようにしましょう。

Big4税理士法人の採用

ポテンシャルが評価される20代若手、あるいは実務に耐えうる経験を有した30代税理士の方は比較的採用されやすい傾向にあります。
採用のハードルは昔に比べると下がっており、若手であれば税理士試験合格科目が2科目程度でも採用にいたるケースはあります。

法人税務に関する一通りの経験と語学力が評価されれば十分転職の可能性はあります。

近年はIPOよりもM&Aが盛んになっており、大型のM&A案件も増えていることから、こうした分野に知見があり尚且つ語学力に優れていると重宝されるでしょう。

スキル・経験次第では40代税理士を採用するケースも多いので、Big4税理士法人へと転職したい方にとってはチャンスの時期となっており、興味のある方は売り手市場が続く今のうちに転職を検討しておくと良いでしょう。

まずは転職エージェント等に相談してみることをおすすめします。

中堅・準大手の税理士法人の採用

近年は若手の採用に力を入れているところが非常に多く、それに合わせて教育制度も整えてきていることから、これから成長していきたいとお考えの税理士の方にはとても良い転職先です。

税理士試験に合格していなくても採用されるケースがあるので、20代の若手でこれからチャレンジしていきたいとお考えの方でも十分採用の可能性はあります。

中堅税理士法人の場合、クライアント先が大手から中小企業と幅が広いケースも多いので、実務スキルという点では身につきやすく人気の転職先となっています。

近年は、単なる税務ではなくコンサルティング要素の強い業務も多くなっているので、これから先の時代に求められる税理士として活躍していく能力を身につけるのであれば、このあたりの規模の会計事務所への転職は個人的に非常におすすめです。

いま現在少しスキルが足りなかったとしても、やる気次第で十分採用される転職市況なので、少し自信がなかったとしても気持ちをアピールしていくことで採用されるケースは多くあります。

中小規模の会計事務所の採用

売り手市場が続く中、中小規模の会計事務所に勤務していたスタッフが中堅規模の税理士法人へと転職してしまう傾向も強く、優秀なスタッフ層が足りないところが増えています。

このような状況の中、小規模会計事務所では、人手を増やすというよりはRPAやクラウド会計ソフトの利用により単純業務を効率化し人手不足を解消し、よりレベルの高い業務へとシフトしていく動きがみられるようになりました。

こうした動きを行っている小規模会計事務所へ転職することができれば、所長に近いところでレベルの高い仕事ができるため、意外と大きなスキルアップが可能な環境で働くことができます。

ただ、小規模会計事務所の場合、これまでと変わらず古い体質のまま運営を行っているところもまだまだ多いので転職先は慎重に検討する必要があります。

転職市況としては、簿記2級程度でも十分転職することが可能ですので、経験が浅い方がまずは実務経験を、という場合、小規模会計事務所で尚且つレベルアップができるところへ転職できれば道が開けていくでしょう。

転職先を間違えるとスキルアップも出来ないし給料も安いし、勉強もできないしとロクなことにならないので、しっかり転職エージェントから情報収集して転職先会計事務所を選定していくようにしましょう。

特化型会計事務所の採用

近年資産税特化型の会計事務所への転職に興味が持つ方が多い傾向にありました。
現在多少少なくなったものの依然として人気の転職先となっています。

個人向けなのか企業向けなのかにより身につくスキルは変わってきますが、資産税も含め税理士試験3科目前後の合格であれば転職できる先は多い傾向にあります。

以前までは5科目合格に拘る事務所は多かったのですが、税理士不足の影響から、採用のハードルは大きく下がっています。

一般的な税務業務はAIやRPAにとって変わられる可能性が指摘されている中、コンサルティングや相談需要の高いこうした分野に注目する税理士の方も増えており、新しいスキルを身につけ機械に代替されない税理士を目指す方が増えています。

資産税に限らずその他の医療や飲食、国際など様々な特化型の会計事務所があり、こうしたところでの採用意識も高いことから、新しい分野を身につけていきたいとお考えの税理士の方にとってはとても良い環境でしょう。

各会計事務所の採用意欲は高いので転職先選定に失敗しなければ希望は叶う可能性が高い

ここまで説明してきた通り、各会計事務所の採用意欲はとても高いです。

近年まれにみるほどに転職することが簡単な状況が続いており、これまで自分では無理であろうと思われていたようなところへの転職を実現する人も増えています。

自身の待遇をアップさせるのはもちろんですが、レベルの高い環境に身を置くことで自分自身がレベルアップできるチャンスでもありますので、こうした機械に是非転職により自身の成長も待遇改善も叶えて頂きたいと思います。

税理士のキャリアパスは変わりつつある

これまで税理士と言えば会計事務所に勤務するのが一般的でしたが、最近活躍している税理士は、コンサルティング会社や一般企業など、働くフィールドに縛られずに働いている方も多いように感じます。

いわゆる、記帳や税務申告という単純作業をメインに行うというよりは、得意領域を掘り下げていき、ただ税務申告等の作業をするのではなく、顧問先に対して提案・コンサルティングを行い、付加価値を提供していく流れになりつつあります。

記帳などの一般的な業務は需要がなくなりつつあるのと、ただの税務業務も今後需要はなくなっていくことは間違いありませんので、付加価値が提供できる税理士を目指していく必要はあるでしょう。

一般的な税理士のケースでいくと、税務の知識に加えて「財務」のスキルを身につけていき、財務のコンサルティングを行うことでクライアントに貢献していく流れというものがあります。

決算書は作れても、決算書を読み解く能力のある税理士は意外と少ないので、経営に関するアドバイスが出来ないのはもちろんのこと、資金管理・資金調達などの提案ができない方も多いのが実情です。

残念ながら税理士に対して作業屋のイメージを持っている経営者も少なくありませんので、現時点で単純作業系の業務が多くなりがちな方は、今後税理士として活躍していくために必要なスキルが身につけられる会計事務所や企業への転職を検討した方が良いでしょう。

間違いなく淘汰は始まりますので、転職市況が良い今の時期にしっかりスキルアップ・キャリアアップが目指せる環境へと身を置いておくことをおすすめします。

転職の成否はマッチングの問題であり、いろいろ見て自分自身の目で確認しよう

転職エージェントがどんなに素晴らしかったとしても、実際に転職した先の会計事務所や企業が微妙だったら全く意味がありません。

実際にこうしたケースは多く発生しており、
転職エージェントの人がすごく良い方で、熱心に対応してくれたからここは良い職場だろうと思い転職したものの、いざ転職してみたら合わなかった、ということは多いです。

これは別に転職エージェントが悪いわけではなく、あなたが意思決定を人任せにしてしまったが故に起こる出来事です。

エージェントの方はあなたの希望や人柄をしっかりヒアリングし、それにマッチする求人先を提案してくれるのですが、
エージェントがどんなに熱心だったとしてもあなたの価値観を完璧に理解することはできませんし、
転職先の会計事務所や企業のことも完璧に把握できるわけではありません。

そのため、多少紹介してくれる求人にズレが生じることがあるのです。

転職エージェントが提供してくれる情報等は有効活用しつつも、求人案件をしっかりチェックし、面接で話を聞き、職場見学(最近は実際の職場を見せてくれるところは多いです)をさせてもらって、、、といった転職活動の工程の中であなた自身がしっかり判断していく姿勢が重要となります。

転職エージェントには将来に対する不安まで含めしっかり話をしておく

上記で記載した事項と関係しますが、転職エージェントから求人を紹介してもらうにあたり、
恥ずかしがらずに、しっかりと将来に対する不安や悩みまで含めて転職エージェントに転職に関する希望を伝えましょう。

転職エージェントの方に少しでも自分のことをよく知ってもらわないと検討違いの求人が紹介されてしまいますので、変に見栄を張ったり、恥ずかしがったりしないで、思っていること、悩んでいることを全て伝えた方が良いです。

転職エージェントは多くの税理士の転職の悩みを聞き、転職支援を行っていますので、あなたと似たような悩みを持った方がどのようなところへ転職し、どのようなキャリアを歩んでいるのか多くの事例を知っています。

そうした情報をしっかり引き出し、求人を紹介してもらい、転職先を決める際の意思決定の材料を少しでも多くするためにも、転職エージェントに会う際はじっくり話をしましょう。

転職を考えているなら行動することが重要

私は何度か転職を経験していますが、実際に転職活動をすることで、自分が恵まれている環境で働いているということを知ったりするケースもあり、転職を思いとどまったことがあります。

不満から転職活動を始めたものの、転職エージェントの方に、今より働きやすい環境はそうそうあるものではないので転職は慎重に考えてはいかがでしょうか?と提案されたこともあります。

何が言いたいかと言うと、転職活動を実際にやってみることで、現在自分が置かれている状況がわかるということです。

上記で記載したように、意外と恵まれた環境で働いていたことがわかることもありますし、逆にもっと年収等の待遇が良くなることがわかるケース、年齢の割に経験・スキルが足りていないことがわかるケース等様々です。

転職市場における自身の市場価値を知ることで、そもそも転職すべきかどうかということの判断材料にもなりますし、世間一般と比べて経験値やスキルが足りないということがわかれば、転職するしないに関わらず現在の仕事に対する取組み方も変わりますし、自身のキャリアに関する考え方や、自身のレベルアップにも繋がることがあります。

そのため、少しでも転職が頭をよぎるようなことがあれば、まずは転職活動をやってみることをおすすめします。

転職活動を始めたからといって、必ず転職しなければならないわけではありませんので、まずは自身の市場価値を知るためにも転職活動をやってみると良いでしょう。

転職活動の第一歩としては、転職エージェントや転職サイトに登録し、転職相談をして情報収集をしてみる、というところから始まりますので、まずは転職サイトに登録してみてはいかがでしょうか?

転職サイトへの登録自体は簡単に済みますので、是非この機会に行動してみましょう。

税理士・会計事務所向けの転職サイト・転職エージェントのまとめ

終わりに、改めて税理士におすすめの転職エージェントと各転職サービスの特徴をまとめておきます。
転職エージェントではなく求人広告経由で転職される方も多いかと思いますが、その際も転職で失敗しないよう面接の場などでもしっかり希望を伝え、希望を実現させる転職をしてください!

税理士・会計事務所の転職エージェント
最速転職HUPROの無料AI転職診断
※膨大なデータとAIを駆使してあなたにピッタリマッチする求人をスピーディーに提案してくれる転職サイトです。
転職にかかる手間を大きく削減できるので、忙しくて転職活動の時間をとることができない方、家事や育児で忙しいママさん税理士や会計事務所スタッフさんの利用も多くなっています。
キャリア志向の方はもちろんのこと、休日休暇・有給取得率、残業時間等のデータも加味しているので、働きやすい職場を見つけるのにも良いです。
税理士試験勉強中の方であれば、試験勉強をサポートしてくれる会計事務所の求人をすぐにサーチすることができるでしょう。

専任のエージェントに電話やメールで相談することもできるので、相談したいという方も安心です。
簿記3級レベルの方から税理士有資格者まで幅広く転職支援しており、キャリアアップもワークライフバランスも両方取りたいといった希望を叶える求人も探しやすく、どなたにもお勧めのサービスです。

MS-Japan
※会計業界で最も有名な転職エージェントかと思います。
近年は一般企業の管理部門の転職に力を入れていますが、昔から会計事務所の転職支援を行っている実績の高い転職エージェントです。
会計事務所の内情や各事務所の特徴を知りたいケースにおいては、登録し情報収集すると良いでしょう。
古くから会計業界で転職支援を行っているので、情報収集という点ではそれなりに詳しいです。
また、一般企業への転職にも強いので、会計業界から一般企業へ転職しようかどうか迷っているという方の利用にも良いでしょう。

ジャスネットキャリア
先ほどのMSさんと似たような領域を取り扱っている転職エージェントです。
対面型の転職エージェントを利用するのであれば、MSさんかジャスネットさんのどちらか気になる方を利用すれば良いでしょう。

«次へ
前へ»