税理士資格は転職で有利になるのか?

税理士の転職情報

税理士が転職しようと思ったときには、どんな点を重視すれば有利になれるのかを知っておくことが肝心です。

そもそも税理士は転職しやすい状況があるので、その状況も理解した上で対策を考えられるようになりましょう。

税理士資格を持っていると転職に有利になる理由はこの3つ!

どのようにして転職に有利になるかを考える以前に、まずは税理士として資格を持っているだけでそもそも転職に有利だということは知っておくことが大切です。

なぜ税理士資格があるだけで、『是非とも採用したい!』という企業が多くなるのでしょうか。

主な理由として知られているものが3つあるので、その詳細を確認しておきましょう。

一般企業への転職においては税務のみならず経理や財務に関する高い専門性を持っていると思われるから

税理士の資格があると税務に関するプロだと認めてもらうことができます。

税理士資格を取るためには財務・会計に関わる法制度についての知識を持っていることが必須で、それに基づいて適切かつ適正な税対策を行える人として認識されているのが税理士です。

企業では正確かつ無駄を減らして経理や財務関連の業務を遂行していくことが重要とされている状況があります。

税理士はその知識と実務力を兼ね備えている人材として期待されているのです。

ただ経理職や財務職の経験があるだけの人とは違い、節税のためのノウハウも持っていると期待されています。

また、近年グローバル化や法制度の改正等により税務・会計に関する高い専門性を有する業務が増えていることもあるので、専門的な知識を有する税理士が企業へと転職し活躍するケースも増えています。

その力を発揮して企業に貢献してくれる貴重な人材と考えられているのです。

努力できる人だとアピールできるから

税理士国家試験について少しでも知識を持っている人なら、資格を持っている人は努力家だと考えてくれるのも転職で有利になる理由です。

税理士試験はとても難関で、税理士資格を取得するまでに10年以上費やす方もいらっしゃいます。

企業の経理で働く方の中には税理士試験を諦めた方も意外と多くいらっしゃり、税理士試験を突破したという事実はポテンシャルとして評価されるでしょう。

最後までやり遂げる人だとアピールできるから

11科目を全て合格する必要もなく、合格している人もあまりいないのが実態ですが、資格を取るためには五科目以上は合格しなければなりません。

分野が広いので一つや二つは得意分野が見つかって簡単に合格できることもあります。

しかし約半数をカバーしなければならないとなるとかなり根気が必要で、何度も不合格になりながらも努力を続けてついには資格を手にいれることができたという人も多いのが実態です。

不合格になってもくじけずに自己分析を行い、問題が何かを明確して具体的な解決策を考案しなければなりません。

企業現場で必要とされる問題解決力を国家試験を通して育んでいる有望な人材と捉えてもらえるのです。

税理士が持っていると転職に有利になる資格はこの3つ!

税理士が転職で有利になるには別の資格も取得するのが効果的です。

どのような資格があると有利な立場に立てるのでしょうか。

行政書士

税理士は試験を受けなくとも、申請手続きをするだけで行政書士の免許を得ることができます。

行政書士になると官公庁に提出する書類の作成や提出などの代行をすることが可能になる他、契約書の作成なども行うことが可能です。

有資格者にしかできない業務の幅が広がるので、多くの企業から渇望される人材になることができるでしょう。

中小企業診断士

中小企業診断士の資格を取ると経営者からの信頼が高まります。

経営に関するアドバイザーとしての知識が身につき、経営コンサルタントとして活躍している人も少なくありません。

税理士事務所で企業の顧問税理士になる場合にも、経営者の視点からどのような税対策や財務対策を講じるべきかを提案できる人として重宝してもらうことが可能です。

社会保険労務士

社会保険労務士の資格もある税理士となると労務全般に関するアドバイスや提案も、経理や財務に関わる業務も行える人材として認めてもらえます。

企業経営をする上で中核となるバックオフィスの業務を広く理解していると考えられるため、その統括をする管理職として迎え入れてくれるケースも少なくありません。

30代・40代の税理士と20代の税理士は転職動向が違う!?

税理士の転職動向は年齢層によってかなり違いがあります。

20代の場合にはまだ税理士資格を取れていない段階か、ようやく資格を取れて一人前の人材として転職先を探す時期というのが一般的です。

会計事務所や税理士事務所などで働きながら資格を取れるので、簡単な実務経験は積むことができるものの責任のある仕事を単独で担うことはあまりありません。

その状況から脱却して成長を遂げるのが目的となるケースが多く、若さを生かして未経験の仕事や今までの職場とは関連のない業界への転職にチャレンジする人も多くなっています。

30代になると税理士資格を取得してから数年のキャリアを積んでいるのが通例です。

これまで培ってきたキャリアを生かすという視点で次の職場を選ぶのが一般的になっています。

即戦力としての採用を前提として転職になり、類似した職場での実務経験を少なくとも3年は持っていることが要求されます。

キャリアアップを目指すためにはプラスアルファのアピールポイントが必要で、コンサルティングスキルや、英語力を高めたりすることで高待遇の採用を受けられるのが通例です。

40代になると一般的な職種では転職がかなり難しくなりますが、税理士の場合、転職は可能です。

税理士の場合には専門職としての資格があるので、年齢に見合った能力を実績によって証明できれば高待遇で迎え入れてくれる転職先を見つけることは可能です。

ある分野のスペシャリストとして実績を上げているか、広範囲をカバーできるジェネラリストとして多様な経歴を持っていると有利になります。

マネジメントやコンサルティングのスキルも求められる傾向が強く、管理職採用の求人への応募も検討することが重要になるのが40代の転職です。

税理士資格は転職において有利に働くが、一番重要なのは実務経験

会計業界で転職するにしても、一般企業へ転職するにしても、税理士資格の有無は一定の効果があります。

ただ、一番見られるのはご年齢にもよりますが実務経験となります。

税理士として会計事務所へ勤務していた経験があっても、担当していた顧問先が小規模企業ばかりだった場合、税理士資格を保持していても大手上場企業への転職は難しくなる可能性はあります。
もちろん現在20代で税理士資格を取得しているケースなどはポテンシャルが評価されますので、転職は可能ですが、30代を超えてくるようですと経験値も少なからず重要となりますので、資格の有無だけではなく、ご年齢・経験・スキルのバランスを見ながら転職先を考えていくようにしましょう。

税理士資格を活かした転職をするなら自分の年齢を考えて将来を見据えよう!

税理士は資格を持っているだけで有利ですが、実績を築き上げていき関連する資格や業務経験を積んでいくことで更に有利に転職活動を進めることができます。

年齢層によって転職の動向にも大きな違いがあるため、転職希望時期と自分の年齢と照らし合わせながらキャリアプランを立てる必要があります。

その計画をしっかりと立てられていれば税理士資格を活かして転職に成功できるでしょう。

先々のキャリアや現在のお持ちの資格・経験を活かしてどのようなところに転職できるのか知りたいという方は転職エージェントを活用してみるのも良いでしょう。

今すぐの転職をお考えでなかったとしても、エージェントに相談することで、転職するにあたり足りないスキルや経験が見えてきて、これからやるべきことが見つかるケースは多いものです。

一度転職相談してみることも視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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2020年4月13日

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