所長と合わないから別の会計事務所へ転職したい

会計事務所に勤務する方の転職理由で多いのが所長と相性が合わないことによる転職や、パワハラ、セクハラが原因となる転職です。

会計業界で働く方ならある程度ご存知かと思いますが、会計事務所業界は超高齢化しており、残念ながら古い価値観をお持ちの高齢な所長先生もたくさんいらっしゃいます。

税理士の平均年齢は65歳以上となっており(国税OBがたくさんいるというのもありますが)、未だに旧態依然とした体質を引きずっているところもとても多いのです。

未だに転職活動における面接において、椅子にふんぞり返って座り、上から目線で転職者を査定し、貶すような態度をとる所長先生もいらっしゃいます。

採用してやるという態度ですね。

こうした態度ではまず入所したいと思いませんし、働くスタッフも辞めてしまいます。
当然パワハラのようなことも起こりますので問題もよく起きています。
また、こうした会計事務所では、仕事は盗んで覚えるものだという価値観を持っている傾向もあるので、当然教育制度も整っていません。

上記はほんの一例ですが、このように所長や上司とそりが合わず、ストレスをため込んで辛いを思いをしているという会計事務所勤務者は結構多いです。

所長と合わないのに働き続ける会計事務所職員が多い

ただ、不思議なことに意外と皆さん辞めないのです。

正直なところ、このような状況で頑張ってもろくなことがありませんので、転職した方が良いのにと思うのですが、
理由を聞いてみたところ、以下の3点がよくあがりました。

  • 退職回数が増えると転職で不利になると思っている。
  • 他の人に迷惑がかかる、他の人に悪い気がする。
  • 自分ごときじゃ他の会計事務所に転職できない。

というようなネガティブな発想をされる方が多い感じがしました。

ストレス等から後ろ向きな気持ちになってしまっていることも要因の一つなのかもしれません。

年齢やスキル等にもよるため一概に断定はできませんが、上記のような不安・心配は現在の転職市況であれば大きな懸念事項にはなりません。

転職回数が増えることを気にするより働き続けるリスクを考える

まず、退職回数等が増えると転職で不利になるのではとお考えの方もいらっしゃいますが、あまり関係ありません。

もちろん、理由もなく10回以上転職しているようなケースだとこの限りではありませんが、30代で、3回とか4回程度ならそこまで大きな問題になりません。また、キャリアに一貫性のある方やしっかり理由が説明できる方であれば転職回数が多くても大きな問題になりません。

あまりにも転職回数が多いケースでも、なんとかなるケースも見てきているので、ネガティブにならず、チャレンジする姿勢を持ちましょう。

それよりも、スキルが身につかない環境で働き続けるリスクの方が高かったり、心身を病んでしまうリスクの方がよっぽど大きかったりするので、よく考えてみてください。

人に迷惑を掛けたくないという人が多いが

次に、他の人に迷惑がかかるという部分ですが、これは確かに迷惑はかかるでしょう。

ガマンして働いてしまう方には良い人が多い傾向にあり、他の人のことが気になって退職に踏み切れないというケースもあります。
損をしている方が多いのではないでしょうか。

所内の他の社員、クライアントに迷惑がかかるなど様々な角度でお考えになるため、このケースが一番転職に踏み切れない方が多いのですが、退職において、一切迷惑をかけないというのは不可能ですので、ある程度割り切って行動する必要があります。

特に所長と相性が合わないと感じている方の場合、「良い人」の部分を所長に付け込まれているケースもあり、どうせあいつは辞めないだろうと思われていることもあるので、注意が必要です。

また、あなたの人生においても無意味にガマンし続けても時間の無駄ですので、見切りをつけ、引継ぎ事項などはしっかりやったうえで退職されるのが良いと考えられます。

その他、単に気が弱くて辞めると言い出せない方も多いようですが、意思を表示しないと辞めることはできませんので、ここは勇気を出して伝えましょう。

所長と仲が悪いなど、相性が悪いケースでもほとんどのケースで問題無く辞められています。
万が一不当な引き留めや過度な引継ぎ期間(3か月以上等)を設定する場合は労基署などに相談しましょう。

最近は労働問題は大きな問題になるので、まともな思考回路をしている所長先生であれば変なことはしないはずです。

自分の能力じゃ他の会計事務所へ転職できないと思っている

自分の能力じゃ転職できないと思い込んでいる会計事務所スタッフの方もいらっしゃるのですが、現在の転職市況であれば転職は可能でしょう。

年齢・スキル等にもよりますが、多くを望まない転職であれば、ほとんどの方が転職を実現しています。

むしろ本当にスキルが身についていなかったり、成長している実感が得られないのであれば、現在の職場にいても先々詰んでしまうので、早めに転職した方が良いです。現状の自分に自信が持てないといったケースでも同様です。

とにかく今の環境を変えたいとお考えの方は一度転職エージェントや転職サービスに登録して反応を見てみると良いでしょう。
特にエージェントであれば、各会計事務所の所長先生の人柄なども把握していることが多いので、スキル面だけでなく、この相性といった点でもマッチするところを紹介してくれるので、転職に当ってはうまく活用すると良いでしょう。

所長の性格が変わることはほぼない

相性の問題ではなく、所長が悪い人、というケースもあるかと思います。

ドラマ等ではあくどい上司が改心して良い上司になる等の展開も見かけますが、現実にはほとんど起こりえないです。

なので、環境が変わることを期待して居続けても基本的に状況は好転しないどころか、ストレスにより身体を壊すなどのリスクもあるので、本当に合わないと感じているのであれば早々に辞めた方が良いです。

働きやすい良い所長の事務所は結構ありますので。

会計業界でもわざわざ退職代行を利用して辞める人も出てきた

ニュースなんかでも退職代行サービスがどうのこうのと見かける機会がありましたが、会計業界でも利用する人がちょこちょこ出てきました。

なんとなくですが使うのはおすすめしませんが、ただ、もう所長の顔すら見たくないといったケースも多いので、そのようなケースではやむを得ないかなと思います。

人によっては本当にもう職場のことを考えたくない、上司(あるいは所長)のことを想像するだけで具合が悪くなるなどの症状に見舞われる人もいるようですので、そうした場合は検討してみましょう。

とりあえず辞めることで気分が一新して前向きな志向になることも多いようですので、本当に精神的にまずいなと思っている方は辞めることを優先しても良いかもしれません。
※退職代行について調べてみたので退職代行サービス選び方や料金と業者を紹介!をご参考ください。

小規模会計事務所は所長先生の人柄がそのまま会計事務所の雰囲気になるので転職時には注意を

所長と合わないから他の会計事務所に転職したいという相談は、多くの場合小規模会計事務所に勤務している方が多いです。
会計事務所に限りませんが、規模が小さい会社はトップの人柄がどうしても職場の雰囲気に反映されていきますので、逆に言うと所長と合わないのであれば、その事務所に馴染むことができないということになります。

そのため、小規模会計事務所に転職されるケースでは必ず事前に所長の人柄や評判などを調査しておくことをお勧めします。

また、給与等を気にされるケースでも所長の方針を知ることはとても重要です。というのも、小規模会計事務所の中には事務所を大きくしていくつもりもないところも多くあり、そうしたところに勤務してしまうと事務所の売上が上がらないので必然的にあなたの給与も上がっていきません。

そのため、しっかり情報収集して転職されることをお勧めしております。

情報収集のためにエージェント等を活用されることを検討している方は会計事務所各社や中の人の情報(所長や偉い人)にも詳しいレックスアドバイザーズMS-Japanがおすすめですが、いろいろあるので転職を検討している方は以下の記事もご参考ください。
会計事務所に詳しい転職エージェントを紹介しています。
また、最近ではAIを活用した転職サービスも出てきておりますが、そうした新しいサービスを使っている会計事務所は比較的所員のことを考えている会計事務所が多いと考えられますので、様々なものを活用し情報収集しましょう。

税理士の転職サイト・エージェントを紹介!

現在の事務所に残って中での関係性をなんとかしたいとお考えの方もいらっしゃるかと思いますが、なかなかうまくいかないケースも多いため、転職を視野に入れておくことをお勧めします。

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