転職活動に適した時期や有利な時期はあるかと質問をされることがありますが、
公認会計士の場合、いつどのタイミングで転職活動をしたからといって、有利になったり不利になったりするようなものでもありません。
そのため、ご自身の業務都合等から逆算して転職活動を行うのが望ましいと考えられます。
かかわっているプロジェクトや所属法人の種別によるとは思いますが、
公認会計士の場合、一般的に繁忙期明けの6月から転職活動を始める方が比較的多く、
そのケースでは6月~8月までに転職活動を終える方が多い傾向にあります。
監査法人にお勤めの方の場合、次のアサイン等が決まってしまうとまたしばらく転職できないといった問題が出てきたりすることもあります。
転職活動が長引き、業務都合で転職するのを先送りしなければならなくなってしまうと非常に時間がもったいないので、
忙しい時期だとは思いますが、情報収集はなるべく早めに行い、予定通り転職活動に臨めるよう少しずつ準備は進めておくことをおすすめします。
転職活動においては、求人サーチから応募書類の作成、面接対策と転職活動は意外とやることが多く、時間がかかるケースもありますので、可能であれば極力前倒しで少しずつ準備を進められると良いです。
特に面接が苦手と感じている方に関しては面接対策に時間がかかることも考えられるため、時間を見つけて早めに転職エージェント等に相談してみておくと良いでしょう。
手間なく転職や求人に関する情報をサーチするには
そうは言っても、この時期は忙しく、とてもじゃないけど転職活動に避ける時間なんてないとお考えの方も多いかと思います。
求人サーチやキャリアの可能性について具体的な情報を収集したいケースなど、試しに現状のスキルでどのような求人の提案が受けられるのか、キャリアパスはどうなのかといた簡単な情報収集がしたいケースにおいては、HUPROを利用すると良いでしょう。
膨大なデータとAIを用いてあなたにマッチする最適な求人先の提案が受けられます。
本来エージェントと転職相談をしないと得られないような転職に役立つ情報も得ることができるので、
まずは気軽に求人情報やキャリアに関する情報を得たいという場合は利用してみると良いでしょう。
手間がほとんどかかりません。
ここで得られた情報をもとに、転職先やキャリアについて時間があるときに考え、6月からの動き出しに備えてみるのも良いでしょう。
繁忙期明けすぐに動けるように転職エージェントに相談しておく
もし少しでも時間がとれるというケースがあれば、対面型の転職エージェント等に相談しておくのが良いでしょう。
一度相談し、情報収集しておくことで、その後の動き出しは格段に違ってきます。
特に監査法人から別の業界へ転職しようとお考えのケースにおいては、監査法人との違いやキャリアパスに関してある程度対話をしながら深い情報を入手しておいた方が良いので、可能であればエージェント等に相談しておきましょう。
今の時期は残業はもちろん休日出勤等も当たり前にある時期かと思いますので、土曜日・日曜日すら時間がとれないという方もいらっしゃるかもしれませんが、もし時間ができるようなら検討してみてください。
※現在はほとんどのエージェントがWeb面談あるいは電話面談を行っているので日程調整はしやすくなっているかと思います。
最近の傾向として、事業会社やFAS等のコンサルへの転職を検討される方が多くなっていますが、こうしたケースではマイナビ会計士から情報を仕入れておくと良いでしょう。
公認会計士の事業会社・コンサルへの転職実績は非常に高く、情報も豊富です。
繁忙期等の忙しい時期に転職活動を行うと、判断ミスや考えがまとまらないということもあるかと思いますので、
この時期は情報収集につとめ、具体的に転職に動き出す時期に備えるような活動をしておくと良いでしょう。
当サイトでも公認会計士のキャリアや転職に関する情報は掲載しておりますので、興味のある方はご覧いただければと思います。
・マイナビ会計士
※大手の転職エージェントということもあり、事業会社と会計士向けのコンサル系の求人が豊富です。転職ノウハウと情報はかなり持っているので監査法人以外のフィールドへ転職するケースにおいて情報収集するのに良いです。
・HUPRO
※AIと膨大なデータを活用して効率的に求人のサーチや転職に関する情報を取得することができます。
会計業界・事業会社・コンサルの求人をかなり保有しており、AIとデータを活用することで効率的にあなたにマッチする求人先を提案してくれます。転職実績はかなり高く、手軽に転職活動を始められるので、忙しい方におすすめです。