転職エージェントサービスのコトラ(KOTORA)を利用する会計士も少ないながらいらっしゃいます。
コトラは外資系コンサルへの転職や金融業界への転職に強みがあり、こうした業界への転職を強く希望している場合利用される方もいらっしゃるように感じます。
ここでは会計士の転職においてコトラはどうなのかを見ていきたいと思います。
目次
コトラの特徴
コトラはコンサル業界や金融、企業の経営幹部等への転職に強いエージェントです。
会計士の転職に特化しているわけではありませんが、コンサル業界や金融業界、エグゼクティブ領域など公認会計士として培ってきた経験・スキルを活かして転職できる先はいくつかあります。
そのため、会計士がこれまで培った経験を活かして転職を考えるケースではよいかも知れません。
ただ、公認会計士のキャリアに詳しいかと言うと専門でやっているわけではありませんので、会計士としての転職を望むのであれば、別途会計士特化の転職エージェントも一緒に利用するのがよいかも知れません。
ただ、外資戦略コンサル等への転職を検討する上ではケース面談等の特殊な面接に対応するための対策も必要なので、コトラだかえでなくその他コンサルに強い転職エージェントも利用した方が無難です。
会計士向けの転職エージェントは以下の記事にて紹介しており、コンサル希望の方向けのところも紹介しておりますのでご参照ください。
コトラの口コミ・評判
会計士の方でコトラを利用した方の口コミは現状まだ頂けていないので、コトラを利用したその他の職種の方の口コミを参考程度にご紹介します。
20代男性の口コミ
転職時の年齢等 | 20代 |
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性別 | 男性 |
転職理由 | PEファンドへの転職 |
PEファンドに興味があり登録しました。
日系PEファンドのアソシエイトポジションでの内定が決まりましたが、M&Aや再生業務の経験が大きく活かせそうな先で良かったと思います。
40代女性USCPAの口コミ
転職時の年齢等 | 40代 |
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性別 | 男性 |
保有資格 | USCPA |
かなり前のことですが、登録しましたが紹介できる求人が無いという結果でした。
語学力も多少なりともあり事業会社でもそれなりの経験をしてきたつもりでしたが。
サンプルは少ないのですが、意外と求人紹介をしてもらえないケースも多く、金融・コンサル業界と言っても一定のレベル以上の方を対象にしている印象です。
ただ、会計士資格を保持して数年Big4で監査を行っていたような方であれば基本的に問題はないでしょう。
FASや事業再生コンサル等の求人も多いのでそれなりに求人は出てきます。
会計士がコトラと併用するのに良い転職サイトは?
コトラの利用を考えている方はコンサルへの転職にも興味があるかと思いますので、会計士向けのコンサル求人が多いマイナビ会計士やコンサルの転職に強いムービン等を視野に入れると良いかと思います。
特にマイナビ会計士は会計士の転職特化していてサポートも良いので経験の浅い方は尚更合うかと思います。。
会計士が金融業界へと転職するのにとても良い、という転職エージェントはあまりありませんが、コトラを利用しつつ会計士向けの転職エージェントも合わせて活用していくことで、情報も集まり、転職失敗のリスクは下げていけるものと考えられます。
コトラは金融業界への転職を考える会計士には良いでしょう
ここ最近は金融業界へ転職したいと希望する会計士の方はあまりいませんが、それでも金融に興味のある方は利用してみると良いかと思います。
コンサルや事業会社の経営幹部層への転職ということであれば会計士向けの転職サービスも利用しておいた方がマッチするものが見つかりやすいかなという印象はありますので合わせて併用しておきましょう。
金融業界への転職にはかなり強く、求人数・ノウハウともに良い情報をお持ちです。エージェント自身が大手金融で働いていたという方も多いので、業界知識も確かなものがあります。
ただ、近年は金融業界に行きたい人は減少傾向で金融業界からどこか別領域へ転職したい人が増えているため、金融への転職需要は減少しています。
あくまで会計士の転職では、ということになりますが、IT業界に興味のある方は一般的な会計士向けの転職サイトを利用し、IT業界の求人(会計士向け)をもらう方が精度が高いように感じます。コトラにもITコンサル・エンジニアやWeb系職種ではないIT企業のCFO等の求人はあるにはありますが、会計士としてのキャリアを考えているのかそうでないのかなどによって使い分けが必要でしょう。
求人は多い印象です。CFO、財務部の責任者ポジションなど会計士としてのスキルが活かせる求人はあります。
財務会計系のコンサル含め、業務系、IT系コンサル等求人は多いです。
<金融に興味のある会計士の利用には良い>
元々金融・ファイナンス領域に行きたい会計士はそこまで多いわけではありませんが、金融やコンサル業界への転職に興味のある会計士の方は利用のメリットはあるでしょう。
業界知識も豊富ですので相談するには良いです。
また、金融業界に勤務する会計士が別領域へと転職する際の利用もマッチするかと思います。