退職代行サービスの利用が一般化してきました。
当初はブラック企業を辞めるため(嫌な上司等に合わないよう、嫌がらせされないように等)に利用する方が多かった印象ですが、昨今は単純に退職を切り出し難いからといったライトな理由で利用される方も増えています。
私の知り合いが勤務する企業でも、退職代行業者を通じて辞めるという連絡してきたというケースが何件か発生しており、噂には聞いていたけど結構利用者がいるんだなという実感が持てるようになってきました。
また、一般企業だけでなく、会計事務所などの士業事務所に勤務する方が退職するケースにおいても退職代行を利用されるケースは出てきており、業界・職種問わず利用者が増えているとともに、その需要の高さがうかがえます。
時代背景も数年前とは変わりつつあり、在宅ワーク・テレワークを実施する企業が増えていますが、そうなると面接そのものもオンラインで行われるケースが多く、テレワークが普及したおかげで楽且つバレずに転職活動がしやすく、また、うまく内定が取れた際はどうせならこのまま綺麗にサクッとフェードアウトしたいということで、勤務先企業の上司等と会ったり話したりせずに辞められる退職代行の利用は増えているように感じます。
テレワークの普及によって部下と上司の関係性が希薄になって来ている傾向も一部であり、辞めるという相談がし難いと感じている若手ビジネスパーソンが多い他、面と向かって辞める相談をするのが嫌だというケースも増えており、退職代行を利用されるケースもあるようでした。
そうしたこともあり、退職代行のニーズが増えていることから退職代行会社そのものが増えており、たくさんあるけどどの退職代行サービスを利用すれば良いのか?という質問も増えていることから、ここではおすすめの退職代行サービスを紹介するとともに、昨今の退職に関するトレンドなんかも紹介していきたいと思います。
目次
- 1 退職代行サービスおすすめ5選
- 2 退職代行サービスの特徴を把握し利用を検討してみましょう
- 3 退職代行業者の選び方:「退職代行サービス業者」に頼むべきか「弁護士」や「労働組合」に頼むべきか
- 4 退職代行サービスの料金相場について
- 5 退職代行は様々な職業・立場の方が利用するようになってきている
- 6 転職者数は年々増加していることから必然的に離職者数も増えている
- 7 退職時のトラブル事例から退職代行サービスの利用者が増えた背景がわかる
- 8 繊細な人が増えたことによる退職代行需要の増加
- 9 退職代行サービスを今後利用する可能性がある人が5割近い
- 10 退職代行サービスの利用の流れ
- 11 退職代行利用のメリット・デメリット
- 12 退職後の転職を検討している方へ
- 13 退職代行を利用しても失業手当は問題無くもらえるが注意点もある
- 14 健康保険の資格喪失証明書の取得にも注意しておく
- 15 退職代行を利用するのはやめておけ!どうしても困った場合に限った方が良いという考えもある
- 16 価格重視でサービスを選んで後悔する人は多いため、価格ではなく信頼できる退職代行サービスを利用する
- 17 実際に退職代行を利用したことのある方の評判
- 18 退職代行サービスの利用に際してよくある質問
- 19 おすすめの退職代行サービスのまとめ
退職代行サービスおすすめ5選
※現在内容を修正・編集中です。
退職代行サービスの料金相場について
退職代行の料金相場は概ね2万円台後半~3万円台前半程度が相場感となっています。
ただし、格安業者も存在しており、1万円台の業者もあれば、弁護士が運営するサービスの場合5万円以上のサービスもあります。
安ければ良いというわけでもありませんので業者選びは非常に難しいところとなります。
上記までで説明した通り、単なる退職代行業者ですと交渉ができないため、弁護士や労働組合が関わるところに依頼するという前提で料金相場を考えるのであれば、3万円前後というのが基準となるでしょう。
また、退職金交渉や未払い残業代請求などの複雑な条件交渉が入ってくるケースでは弁護士が関与する必要があるため、5万円台の料金となります。
特に一定の年齢30代や40代以上ともなると退職金も含めた条件も重要となるため、弁護士が運営するサービスに依頼するケースは多いです。
なお、何かしら大きなトラブルを抱えており、訴訟リスクがあるけど穏便に辞められるようにしてほしいといった深い悩みやトラブルがある場合は、退職代行というよりも普通に弁護士に仕事を依頼した方が良いかと思いますので、本ページでは想定しておりません。
ただ、普通の人がなかなか会社を辞められないといったケースや嫌な思いをしたくない等の理由で退職代行を使うのであれば、本ページ記載の事業者に依頼すれば問題無いと考えられます。
| 格安業者(信頼性低) | 格安だがトラブルリスクに注意。 | 10,000円~ |
|---|---|---|
| 少し安い~相場金額 | 会社を辞めることだけが目的なら2万7千円~2万9千円あたりが相場。 | 20,000円~ |
| 相場金額~少し高い | ただ退職することだけが目的であれば少し高い | 30,000円~ |
| 業界水準より高い | 退職+アルファ(交渉事)が発生するようであればこのあたりの金額以上も視野に | 40,000円~ |
| 高い金額設定 | 訴訟リスクがあるなど弁護士に動いてもらう必要があるケース | 50,000円~ |
トラブルを避けるためにも民間企業運営の退職代行サービスの利用は金額が安くても避けた方がいい場合がある
ここまでで記載してきた通り、リスクの観点から、基本的には単なる民間企業が運営する退職代行サービスは利用しない方が吉な場合があることは理解しておきましょう。
確かに料金は安いのですが、退職代行サービスを利用される方が増えた結果、企業側もその対応に慣れてきておりますのでトラブルなく辞めるためにはしっかりとした根拠を持ってその手続きが可能な業者を利用してください。
退職代行は様々な職業・立場の方が利用するようになってきている
冒頭に記載しましたが、退職代行サービスを利用する方の幅は年々広がってきており、若手やブラック企業勤務で困っている人ばかりでなく、一見利用しそうにない方が退職代行で突然辞めるケースも増えています。
退職代行の利用を積極的におすすめするという趣旨というわけではないのですが、利用するか迷っている人も参考にしてみてください。
退職代行を利用された少し一般的でないパターンも見てみましょう。
会計事務所で退職代行を利用して突然辞めるケース
会計事務所に勤務するスタッフが事務所を辞める際に退職代行を使う例も少数ながらあります。
このケースでは、そもそも試験勉強中の方が実務と勉強の両立は難しいという事で業界から撤退するというケースでの利用であればそれほど気にする必要はないかと思いますが、所長と相性が合わないため顔もあわせたくないということから別の会計事務所へ転職するにあたって退職代行を利用するというケースもありますが、そうした場合は狭い業界であることから、所長先生同士・各会計事務所同士で付き合いもあることから若干の注意はした方がよろしいでしょう。
ただ、今のところそうしたケースでも特に何か不都合があったとか問題が起きたと言った報告を聞いた事例はありません。
なので、どうしても所長に会いたくない等の理由があれば退職代行を利用するのも悪くないでしょう。
社内でのコミュニケーションなどもうまく行っており特に問題無いと思われていた社員が退職代行を使うケース
これまで退職代行というと内気であったり、周りとうまくコミュニケーションが取れていないなど何かしら問題を掛けている社員が利用するケースが多かったかと思うのですが、昨今は全く問題が無く、むしろ退職代行から連絡が来る前日もメンバー・上司・管理部門の人員ともしっかりコミュニケーションが取れていてまさかという展開の退職代行利用も増えているようです。
このことから、会社に問題がある、上司に問題があるといった何かしら会社にブラックな要素があるということだけでなく、退職するにあたっての選択肢の一つに当たり前として退職代行があるということが伺えます。
後ほど記載しますが、退職代行の利用を検討しているという若手は非常に多いことから、利用する側、あるいは利用される側(人事)も一つのツールとして認識しつつあるので、利用に際してそれほど気にならなくなってきているという節はあるでしょう。
転職者数は年々増加していることから必然的に離職者数も増えている

転職者数は右肩上がりで増えており、その結果、退職する人も増えているということになります。
新型コロナの影響で一時的に転職市場は下火になりましたが、基本的には転職することが当たり前の時代になり、転職に対する需要が高まると同時に、退職に関するサービスの需要が高まるのも当然の結果と言えるでしょう。
実際に民間の職業紹介を利用する方は年々増加傾向にある(同調査結果によると2000年から2019年までの間に9倍に増えている)ので、こうしたデータを基に推察するとすれば、退職代行や退職に伴うトラブルをサポートするサービス需要が伸びること自体はなんら不思議ではないと考えられます。
| 年代 | 2000 | 2001 | 2002 | 2003 | 2004 | 2005 | 2006 | 2007 | 2008 | 2009 | 2010 | 2011 | 2012 | 2013 | 2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 入職者合計人数 | 6,076.4 | 6,261.7 | 5,968.1 | 6,045.0 | 6,734.5 | 7,481.7 | 6,992.9 | 6,993.0 | 6,406.6 | 6,835.5 | 6,308.5 | 6,296.9 | 6,756.4 | 7,487.7 | 7,983.6 | 7,741.6 | 7,689.0 | 7,895.9 | 7,667.4 | 8,435.1 | |
退職時のトラブル事例から退職代行サービスの利用者が増えた背景がわかる
労働局退職に関する相談等のページで公開されている、労働基準監督署へ多く寄せられる相談事例というところの退職に関する事項や退職時のトラブルアンケート結果(エン・ジャパン)を見ていくと、以下のような内容の相談や事例が報告されています。
退職時のトラブル理由として、その76%が「企業側からの強引な引き留め」という結果があり、そうなると、確かに強引な引き留めに合わないように退職代行を使ってすんなり綺麗に辞めたいという方が増えるのもわからなくないです。
近年退職時のトラブルが増えているという話も良く聞きますが、こうしてデータで見ると退職代行サービス利用者が増える要因がよくわかります。
繊細な人が増えたことによる退職代行需要の増加
これは賛否両論あるかもしれないのと公的な数値が存在しないため一概に言えない可能性もありますが、東洋経済によると「NO」と言えない若者が増えている(繊細な若者が増えている)ことも退職代行サービスの利用が増えた要因の一つではないかとのことでした。
主観でも確かに弱弱しい人は増えた印象は確かにあるのと、はっきりと意思表示を示す人は少ない傾向にあるように感じます。
また、退職代行統計調査の結果を見ると、男女ともに20代前半の方のサービス利用者数が圧倒的です。
| 20代前半(20歳~24歳) | 40.30% |
| 20代後半(25歳~29歳) | 27.00% |
| 30代前半(30歳~34歳) | 13.30% |
| 20代前半(20歳~24歳) | 38.50% |
| 20代後半(25歳~29歳) | 24.40% |
| 30代前半(30歳~34歳) | 11.00% |
上記とは別に、退職代行利用時の退職理由というアンケートもあり、男性1位が精神的にきついであり、これは女性も2位、そして3位が男女ともに人間関係がつらいというもので、精神的なストレスが退職代行利用のきっかけとなっていると示唆することは可能であり、逃げたいという思いが強いから退職代行を利用する方が多いのかもしれません。
| 精神的にきつい | 23.70% |
| 体調不良(精神的) | 17.30% |
| 人間関係がつらい | 7.70% |
| 体調不良(精神的) | 25.60% |
| 精神的にきつい | 21.80% |
| 人間関係がつらい | 8.40% |
繊細な人が増えたからということとの因果関係はわからない部分もありますが、若年層に需要が高いサービスであることは間違いありません。
退職代行サービスを今後利用する可能性がある人が5割近い

参考データ:退職代行サービス今後利用するかもしれない予備軍が50%弱
当社独自の調査データとなりますが、退職代行サービスを今後利用する可能性がある所謂予備軍と呼ばれる方々は50%近くにも上っています。
退職代行を利用する可能性がある:7.2%(うち男性10.7%、女性5.7%)
退職代行を利用する可能性がない:54.4%(うち男性50.7%、女性56%)
利用するかどちらとも言えない:38.4%(うち男性38.7%、女性38.3%)
利用しないと言い切った方も54%と非常に高い数字ですが、利用するかどうかわからないという方も4割近くいらっしゃいます。
ポイントは、この「わからない」という方々の意識にあり、基本的には退職代行サービスに前向きな印象を抱いており、わからないとしたのは自分自身が退職代行を利用しないといけない環境におかれることがあるかどうかわからない、という意味合いにおいてわからない、と答えた方が多いということです。
退職代行を利用される方の多くが、自身の勤務する企業の劣悪さを要因としているため、もしそうした環境になり話が出来ないといった状況になるのであれば使う予定が高いという方が現状多いです。
以前は退職代行に否定的な意見を言う方が多かったのですが、それだけ勤務環境が悪いと感じている人が増えているということであるとも考えられます。
もしあなたが勤務する企業が多くの問題を抱えた企業で、あなた自身が心身を病むという状況になりそうなのであれば、退職代行の利用を考えてみても良いかと思います。
退職代行サービスの利用の流れ
- 退職に関する相談をする
Lineやメール、チャットなど無料で相談が可能なのでまずは相談を行いましょう。場合によっては問い合わせが先というケースもありますが、各社の公式サイトに丁寧に手順が書かれているため、詳細はそちらに倣ってご利用ください。 - 入金手続き(業者によっては退職が済んでからの振込というケースもあります)
退職代行にお願いすると決めたら、契約手続きや入金手続きを行っていきます。銀行振込あるいはクレジットカード決済が可能です。 - 退職に関する具体的な打ち合わせ
基本的に退職代行業者が全部丸っとやってくれるので、あなたはほとんど何もすることはないと言っても過言ではありません。簡単な打ち合わせ(退職手続きに関する事)を行い、後はすぐに退職が完了します。 - 退職完了
退職が完了すると代行業者より連絡がきます。基本的にきちんとした業者であればトラブルなくスムーズに退職完了まで進みます。なお、次の転職先が決まっていないケースでは、提携する転職会社等の紹介も行ってくれるケースがあります。
上記はかなりザックリとした利用の流れとなりますが、退職代行サービスを利用すると本当にあっという間に簡単に退職が完了してしまうので、特に身構える必要はありません。
退職代行利用のメリット・デメリット
ここまでで退職代行サービスの特徴について記載してきましたが、改めて退職代行を利用するにあたってのメリット・デメリットをまとめてみましたので利用を検討している方はご参考ください。
退職代行を利用するメリット
以下のような悩みがある方、あるいは魅力的に感じる方は退職代行の利用に適している可能性が高いです。
なお、後述するデメリットも念のためご覧ください。
自分で直接退職の申し出をする必要がない
会社を辞めるうえで高いハードルとなっているのが、直属の上司等に退職したいという意思表示をすることが難しいというケースがあげられます。
例えば、上司のパワハラに日々おびえている方、あるいは内向的な性格で辞めたいということが単に言い出せないという方もいらっしゃるでしょう。
また、一度辞めたいと伝えたけど、なかなか退職届を受け取ってもらえないといった悩みを抱えている方もいるかもしれません。
理由や状況は人により様々ですが、なかなか具体的に退職を切り出すことができず、モヤモヤとした思いを抱えたまま就業し続けているという方も珍しくありません。
そういったケースにおいて、退職代行サービスを利用することで自分から退職を会社側へ切り出す必要がなく、心理的には楽に退職することができます。
第三者に間に入ってもらい、最初の退職の意思を伝えることで、心理的負担が軽減され、スムーズに退職できるといった利点があります。
辞めさせてくれないという状況を打破できる
昨今は減りましたが、一昔前は退職したい旨を伝えても、何かと理由をつけてズルズルと先延ばしにされてなかなか辞められないということが多く発生していました。
退職代行を利用すればそういった先延ばしにも対応でき、会社を退職することができます。
精神的に楽
退職代行会社が全て退職に関わることをやってくれるので、心理的にかなり楽といったメリットはあります。
やはり退職の意思表示をするということ自体をストレスに感じる人もいますし、その後の会社とのやりとりも面倒だなと思う方も多くいらっしゃるので、そうした煩わしいことから解放されたいという方は退職代行を使うメリットがあると言えるでしょう。
退職代行のデメリット
退職代行のメリットだけでなく、デメリットも理解した上で利用を検討しましょう。
費用がかかる
これは当たり前ですが、サービスを利用するのに安くない金額の費用がかかります(一般的な退職代行業者の場合3万円前後)。
それだけの費用をかけてまで利用する価値があるのかどうかよく考えた上で利用しましょう。
かえってトラブルが発生可能性
弁護士に依頼すればトラブルが起こることは考え難いのですが、退職代行会社の選び方の項目で記載したように、何の法的根拠も持たず運営している業者が提供するサービスを利用した際は何かしらのトラブルが発生するリスクは多少高くなると言えるでしょう。
ありがちなのが、「退職金の交渉」「有給の交渉」「残業代の交渉」「企業側が法的措置を何かしら取ってきた場合の対応」など、弁護士や労働組合で無いと対応できない問題も多々あるため、退職にあたって何かしら交渉が必要となる可能性がありそうだと感じることがあれば、相応の退職代行業者を利用するようにしましょう。
昨今は退職代行のニーズの増加に合わせて当該サービスを提供する事業者も増えており、それに伴ってトラブルの事例も増えています。
悪質な退職代行業者もあるかもしれませんので、どういった団体が運営しているかしっかりチェックの上ご利用ください。
前職(辞める会社)と今後関係を持ちにくくなったり、よくない印象を持たれるリスクがある
可能性としては低いのであまり考慮する必要はありませんが、退職代行を利用して辞めた会社と今後何かしらで関わる機会があった際に、退職代行を使って辞めているとそうした際に印象が悪くなり、何かしらの問題やデメリットが生じる確率が0ではありません。
ここまで心配する必要はありませんが、何かしらのリスクの可能性が普通に辞めるよりも高くなるということだけは記載しておきます。
こうしたリスク・デメリットの可能性を知り、それを上回る利用の必要性やメリットがあれば利用を検討しましょう。
退職後の転職を検討している方へ
当サイトでは求人情報の紹介や転職エージェント情報の紹介を行っています。
退職代行サービスのご利用はもちろんですが、転職サイト・エージェント選びにも悩んでいるという方がおりましたらぜひご参考ください。
退職代行を利用しても失業手当は問題無くもらえるが注意点もある
退職代行を利用すると失業手当(雇用保険の基本手当)がもらえないのでは?と心配なさる方がいるのですが、退職代行を利用して会社を辞めても問題無く需給が可能です。
※自己都合退職であれば離職前2年間に被保険者期間が12か月以上などの受給要件を満たしていることが前提です。詳細は左記リンク先厚生労働省ページをご覧ください。
ただ、注意点もいくつかあります。
離職票がなかなか送られてこないことがある
失業手当をもらうためには、離職票が必要となりますが、退職代行を利用していきなり辞めてしまうと何らかの理由で離職票が勤務していた会社から送られてくるのが遅くなるケースがあります。
基本的には速やかに発行されるものですが、勤務していた会社がブラック企業だったなどの場合、何かしらの嫌がらせで遅くなるケースも無いとは言えない他、管理部門も人手不足で手が回っていない等も考えられるため、失業手当をもらうことを検討しているケースではこうした可能性にもご注意ください。
なお、ハローワークを通じて催促することも可能ですが、いずれにせよこの離職票がないと手当が受けられないので、これが遅れればその分需給も送れるということは知っておきましょう。
失業手当がもらえるのは離職後2カ月
失業手当がすぐにもらえると勘違いしている人もいますが、退職代行の利用の有無にかかわらず一定の待期期間などがあります。
7日の待期期間と2カ月の給付制限期間がありますので、2カ月ちょっとは無収入で耐える必要があります。
制限期間って3か月じゃなかったっけ?と思う人もいるかもしれませんが、法改正により令和2年10月以降は5年間のうち2回までは給付制限期間が3か月から2カ月に短縮されています。
なので、短期で離職を繰り返している人以外は基本的に2カ月ちょっとで失業手当がもらえることとなります。
1ヵ月の差は結構大きいですね。
ただ、どちらにせよ2カ月以上は間が空くので、最低限の貯金は持っておくようにしましょう。
退職したらすぐもらえる物ではないということは知っておくと良いかと思います。
健康保険の資格喪失証明書の取得にも注意しておく
現在お勤めの会社で健康保険に加入しているかと思いますが、退職後に新しい保険(国民健康保険あるいは新しい会社で健康保険)へ加入して保険証を発行するにはこの資格喪失証明書が必要となります。
なのでこの書類が無いと困ることになります。
通常であれば何もせずとも勤務していた会社が発行してくれるはず(郵送されてくる)ですが、先ほど記載した通りブラック企業の場合何らかの事情で手続きが遅れるケースもあると聞いたことがあります。
そのため、退職代行サービスを利用する際にこの辺りも心配であれば質問しておくと良いでしょう。
ただ、勤務していた会社が真っ当であれば問題が起こることはありませんのでそれほど心配する必要はありません。
退職代行を利用するのはやめておけ!どうしても困った場合に限った方が良いという考えもある
本ページでは退職代行サービスの案内やどういった業者を利用した方が良いかという事項に重きを置いて業者を紹介しておりますが、そもそも論のところでお話をすると、退職代行を使わないで辞められるならそれにこしたことはありません。
なので、退職代行サービスを使った方が良いと積極的に勧めているわけではないということはご承知おき頂き、それを前提として記載させていただきます。
退職代行を使って退職するのはやめておけと言う人も多くいらっしゃいます。
例えば退職代行を使ってしまうと会社側は従業員側(退職する人)と直接連絡を取れなくなる(法的に取れないわけではありませんが)ので、困るケースというのは意外と多くあります。
引継ぎの問題であったり取引先への説明だったりと残された方はいろいろと処理しなければならない事項があるので、退職する人と連絡が取れないと面倒なことが起こる可能性も無くなないのです。そのため、勤務先との関係性が悪くないのであれば、会社を辞めるということが言い難くても基本的には面と向かってお伝えするべきでしょう。
上記はあくまで一例となりますが、ここからは退職代行を利用した際の注意点やリスクも簡単に見ておきましょう。
退職代行を使って辞めたという事実は意外と知られる
退職代行サービスを使って辞めると社内に噂が流れます。
というのも退職代行を利用するといきなり出社してこなくなるので、その時点で何かあったのでは?ということで心配されます。
そしてどうやら辞めたらしいというのはすぐに伝わります。
会社側が積極的に情報を漏らすということはありませんが、同僚など一緒に働いていたメンバーは気が付きます。
そして、恐らく退職代行を使って辞めたのであろうことは簡単に想像がついてしまいます。
ただ、退職代行を利用したことを周囲に知られたからといって生活に支障が出たり次の転職先に支障が出るということはほとんどありません。
例えば、この先の人生において、一緒に働いていた同僚や上司とまた同じ職場になり一緒に仕事をすることになる確率というのは0ではありませんが、かなり低いですし、その同僚も退職代行で辞めたことを悪いことだと思っている可能性まで加味するとかなり低いので基本的には問題無いと言えるでしょう。
なので、基本的には今後の採用やキャリアに支障が出ません。
ただ、可能性として、何かしらマイナス面が発生することがあるかもしれないということは頭に入れておきましょう。
超ニッチ業界で働いているケースでは退職代行利用によるリスクがあり注意も必要
上記と矛盾しますが、狭い業界で働いているケースでは注意も必要です。
例えば私の知る限りだと税理士業界等の士業業界では多少注意を払った方が良いかと思います。
ここまでで記載してきたとおり、昨今は士業事務所でも退職代行を利用する方が出て来ていますが、この業界は横のつながりが非常に強くて深かったりするのが特徴で、尚且つ働いている人数も少ないので様々な噂がすぐに広まります。
個別具体的な氏名をあげて噂が広がるなんてことはありませんが、〇〇事務所にいた人退職代行で辞めたらしい、などの噂は意外と聞くこともあり、そして士業事務所は人数が少ないのでいなくなったのが誰か等がある程度すぐにわかってしまうという問題があります。
士業の場合年配の方が多く活躍しており、古い価値観を持った人も多いので、信用商売であることを考えると多少リスクはあるということを頭に入れておいた方が良いかと思います。
※ただし、今のところ退職代行を使ってその後のキャリアで困ったことが起きたという話は聞きません。
むしろ、それ以上に所長と顔を合わせるのが苦痛というケースもあろうかと思いますので、心を病むような状況であれば退職代行の利用もやむなしでしょう。
心と身体を壊してしまうくらいなら、多少のリスクはあったとしても退職代行を使うメリットは高いと言えるかと思います。
ただ、狭い業界の場合は多少リスクがあることだけはご承知おきください。
上記は士業事務所を例にあげましたが、その他の狭い業界でも同じようなことは考えられるので、気軽に利用しようと思っていた方は最低限のリスクと業界特性を振り返ってみて頂き、退職代行を利用するメリットの方が高いと感じれば、利用すると良いでしょう。
価格重視でサービスを選んで後悔する人は多いため、価格ではなく信頼できる退職代行サービスを利用する
どのような理由にせよ、退職代行を利用するのであれば、退職に伴うトラブルを少しでも避けるために、信頼のおける業者を利用するようにしましょう。
辞められればなんでもいいと考える人も多いのですが、この先の人生どこで誰と繋がるかわかりませんので、無用なリスクは排除しておきましょう。
ここまでで何度か記載しているように、退職交渉には法律的な根拠が無いとできない事項も多くあります。
それらの法律行為に関わる事項を行って良い人は弁護士や労働組合など限られており、そうした方がに依頼すると格安業者よりは費用面で高くなりますが、せいぜい1万円とか2万円以内の差で済むため、その先のリスクも鑑みてどのような業者を利用すべきか考えてみてください。
著しく心象を落とすようなことを避けるためにも運営元が確かで安心して利用できるところを選び、リスクを減らしてトラブルなくスッキリ綺麗にやめて次へステップしましょう。
実際に退職代行を利用したことのある方の評判
過去に実際に退職代行を利用した方の声や評判をまとめてみました。
※現在評判を精査中のため、しばしお待ちください。
退職代行サービスの利用に際してよくある質問
退職代行の利用に際して良くある質問をまとめました。
※本ページで紹介した退職代行SARABAや退職代行サービス辞めるんですの公式サイトなどから一部引用を行っています。
おすすめの退職代行サービスのまとめ
退職代行サービスの認知度も高まり、利用者が増えている一方でトラブルも増えています。
退職交渉には法的な問題が伴うケースも多いですので、トラブルを避けるためにもできれば何かしらの法的根拠を持ってサービスを提供している事業者を頼るのが良いでしょう。
本ページでは弁護士あるいは労働組合が運営するサービスが安全性が高いという事を説明させていただくと同時に、そうしたところが運営するおすすめの退職代行サービスをご案内させていただきました(一部労働組合あるいは弁護士法人ではないところも入っていますが、弁護士が監修等しているところを選んでいます)。
綺麗にスッキリ辞められるように、安全に配慮した業者選びを行うようにしてください!
※本ページで紹介した情報は2023年1月時点のものです。内容に変更が生じている可能性もあるため、最新の情報や料金、サービス内容については必ず公式サイトで確認の上ご利用ください。
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