なんとなく転職を考えているが特にやりたいことが決まっていない会計士の転職

監査は飽きたし転職でも考えてみようかな、
みんな転職しているしちょっと自分も考えてみようかな、
売り手市場で転職しやすいようだしどのような転職先があるのか見てみようかな、
自分に何ができるかわからないけどなんとなく転職したいと思っている、
いつかは転職したいと思っているけど、
AIで監査業務がなくなってしまうかもしれないから別のスキルも身につけておこうかな、

など理由は様々ですが、特にやりたいことはないけどなんとなく転職してみようと考える会計士の方がとても多くなっています。

もちろん具体的な目標や熱意をもって転職活動をしている方もいらっしゃるのですが、
割合的にフワッとした動機で転職を考える方が増えているように感じます。

以前まではCFOを目指すにあたりどのようなスキル・経験が必要か?
と言った具体的な相談が多かったのですが、
最近は「何がやりたいのか、できるのかわからないけどなんとなく転職を考えていてどのようなところに転職できるのか知りたい」という会計士の転職相談も増えました。

話を聞いてみると、RPAやAIが会計士を始めとする士業の仕事を奪ってしまうというような話をよく聞くようになり、不安からなんとなく転職を考え始めるという方が多い傾向にあります。
また、このまま監査法人にいても何もスキルが身につかないのではないかといった漠然とした不安感や単純に売り手市場だから条件の良い転職先に行けるのではとお考えの方も多数いらっしゃいました。

上記のようなフワッとした理由の方が多いのですが、結論として転職すること自体は可能ですし、動機はどうあれ条件の良い転職先に転職することも可能です(面接までに志向性を固める必要はありますが)。

ただ、いくら売り手市場で転職に失敗しても監査法人に出戻ってこれるという状況だとしても、失敗は極力避けた方が良いです。

そのため、まずは転職ありきで動くのではなく、
ご自身の志向を整理するという目的で転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。

転職活動やってみることで自分がやりたいことに気づくことができたり、自分では知らなかった新たな可能性との出会いもあります。

転職活動って具体的に何をするの?

転職活動は大きくわけると以下の6つのステップを踏んで進んでいきます。
①「転職目的の整理などの転職事前準備」
②「情報収集」
③「履歴書・職務経歴書の作成」
④「求人に応募」
⑤「面接・面接対策」
⑥「内定・退職手続き」

①~⑥全てを行うのはかなり労力が必要となりますが、まずは最も重要な①の「転職事前準備」について行ってみると良いと思います。

情報収集をするにしても応募書類を作成するにしても、何かしらあなたの中で転職の目的や軸がないと各ステップで苦戦することが想定されます。
また転職後に後悔する方もだいたいこのあたりを適当にお考えになった方が多いです。

そのため、例えば、AIの台頭による不安から転職を考え始めたのであれば、コミュニケーションを主体としたコンサルティングのできる会計士を目指すのはどうだろうか、など一つひとつ可能性を整理していき志向の整理を行うと良いでしょう。

こうした志向・転職目的を整理するにあたり、そもそも会計士にはどのような可能性があるのか?という部分に対して疑問がわいてくるかと思います。

当サイトでは以下の記事にて監査法人からの転職をお考えの会計士向けに、活躍できるフィールドに関して解説した記事もあります。
参考にしてみてください。

監査法人から転職したい会計士が活躍できるフィールドは?~公認会計士の転職事情~

2018.04.05

ただし、上記はあくまで一般的なものになり、個々人に合わせた内容にはなっておりません。

そのため、もっと深く個別状況に合わせた可能性を探りたいという状況でしたら、
転職目的や志向の整理の段階から転職エージェントに相談してみることで、多くの会計士のキャリアパスや転職事例を基にアドバイスをもらうことができるので、自身が考えるうえでの手助けになります。

何も知らないから考えることができなかっただけで、情報をインプットすることで、あなた自身の考えとその他の会計士のキャリアパス事例が結び付き、目指したいモノが見えてくることもあります。

こうした志向の整理を行うためには会計士の転職に詳しいエージェントに相談する必要があります。
【ジャスネットキャリア】マイナビ会計士等の会計士専門の転職エージェントでは、監査法人の次のキャリアを目指す若手の転職相談に力を入れており、監査法人でのスキルを活かしたキャリアパスの事例や転職実績が豊富でした。
また、転職エージェントに相談することで、漠然とした不安を解消することができる可能性もあります。
一度転職相談してみることをおすすめします。

転職エージェントに相談したからといって必ず転職しなければならないわけではないので、安心して相談してみましょう。

監査では何も身につかないのか?

このまま監査業務を続けても得られるものは無さそうだと感じたり、AIにとってかわられると感じるようになるのは成長している証拠だと思います。
監査に限らないのですが、世の中の業務の大半は「作業」の部分が多く、監査法人に勤める会計士に限らず多くの方が3年程度社会に出て働くと飽きが出てくるのです。

入所したころは、何もかもが新鮮で新しいことを覚えることが楽しかったはずです。
それがなくなってきたということは、一定度のスキルが身に付いたと考えてよいと思います。

確かに監査業務は単調な業務でクリエイティブ性が求められる仕事ではありません。
そのため、慣れてくると不安に駆られる気持ちもわからなくはないです。
ただ、監査を通じて得られるものもたくさんあります。
多くの企業の監査業務を通じて、財務・会計の原理原則を学ぶことができるという点とビジネスモデルや収益性について触れることができるという点です。

特にベンチャー等の急成長を遂げているような企業では、経営基盤を固めるための組織構築や財務体制の強化が必要になりますが、
こうしたケースにおいて、多くの企業の監査を行い事例を見てきた経験と会計・財務の原則を理解している公認会計士が活躍するケースは多々あります。
多くの企業のモデルと会計の原理を理解している公認会計士は様々なパターンにおいて応用をきかせた対応が知らず知らずできるようになっていることもあります。

たたき上げの経理部長等では急成長していく過程の中でプロジェクトマネジメントや組織構築していくことが難しいケースもあり、多くの事例と規模の大きな企業の業務を行ってきた会計士は比較的うまくはまるケースも多いのです。

そのため、監査業務もただ作業としてこなしていてはもしかしたら何も身につかないのかもしれませんが、目的をもって取り組むことで大きくレベルアップすることは可能でしょう。

ただし、なんとなく転職、という視点で業務をしているとなかなか業務を通じてプラスアルファの知識を得ようというマインドにならないため、まずは転職目的や志向の整理を行っておくということも重要となります。
目的ができることで今の業務にも身が入るはずです。

このようなこともあり、マイナビ会計士等の会計士の転職に詳しくて、しっかりキャリアの相談を行ってくれる転職エージェントに相談しておくことも良い手段となるのです。

なんとなく転職、という考えで成功を収めている人もたくさんいますが、最終的には目標が定まる方が多いため、自分一人で志向の整理を行うだけでなく転職エージェントや友人、先輩などの第三者の意見も聞いてみることで新たな発見が生まれ、前に進むことができるかもしれません。