会計士・税理士に英語は必要?英語を勉強するのにおすすめのwebサイト12選

公認会計士・税理士は、英語が得意な方も比較的増えてきてはいます。
ただ、それでもまだまだ少ないのが現状です。
転職市場や求人マーケットにおいて、英語のできる公認会計士・税理士の需要はとても大きく、企業から英語のできる会計士・税理士はいないかとよく聞かれるものです。

会計士であれば監査法人からの転職を検討される際に、FASやTAS等を検討される方も多いかと思いますが、英語力が求められることも多いため、もし監査法人からの転職を考えるのであれば、英語は勉強しておいて損はありません。
税理士も同様です。

ここでは、正直英語とかもう全然できないけど大丈夫だろうか、という方も含めて、たくさんある英語学習サイトの中から、「英語を基礎から学ぶことのできる」「初級者でも使いやすいもの」から「英会話のレベルを上げたい」「ビジネス英語ができるようになりたい」とお考えの方まで含め、レベルに合わせたおすすめの英語学習サイトをご紹介します。
中学英文法からやり直す必要のあるレベルの方も散見されましたが、今からでも勉強しなおせば、自分の英語力に相当の自信を持てるようになるはずです!

公認会計士・税理士に英語は必要なのか?

そもそも、公認会計士・税理士に英語が必要なのかどうか、考えてみたいと思います。

結論から言うと、英語ができなくても、仕事がなくなるとかそういうことはないでしょう。
ただ、国際化が進む中で、英語ができる公認会計士・税理士は必要とされているということです。
そのため、会計・税務のスキルに加えて英語という武器を持つことで、冒頭でも記載したように転職市場等では引っ張りだことなります。
クライアント・顧問先がグローバル展開を推し進めていく中で、英語で資料作成ができたり、ビジネス上での会話ができたりする公認会計士・税理士は重宝されるので、大幅な年収UPも見込めます。
そのため、キャリアアップや年収UP、将来グローバル企業で働きたいとお考えの方は、この機会にぜひ英語の勉強を始めてみてはいかがでしょうか。

英語を基礎から勉強しなおせるサービス

はじめに、基礎から英語を勉強しなおしたいとお考えの方に役立つサービスをご紹介します。英文法や英単語を比較的優しいところからやりなおせることができます。利用するサービスを一つだけに絞る必要はなく、最初にどこか一つサービスを決めて勉強を始め、別のサイトの同じ項目を参考に使うことで、より理解を深めることができるでしょう。

スタディサプリで英語の基礎から勉強をする

スタディサプリENGLISHは、リクルート社が提供するサービスです。
受験生が使うイメージが強いようですが、社会人向けのTOEIC対策にも対応している非常にお勧めできるサービスです。
スマホ・PCで1人でいつでもどこでもできる英語学習サービスで、書き取りや発音レッスン機能もあり、2ヶ月でTOEICスコア250点以上上げた方もたくさんいるため、効果を実感した方がたくさんいらっしゃいます!
スタディサプリ ENGLISH

今の生活スタイルを大きく変えることなく楽しく無理なく気軽に続けられます! 微妙に忘れがちな中学レベルの文法の見直しからハイスコア対策まで対応! 最短2分から、本格TOEIC対策をすぐ始められます。
中学・高校と英語の成績は普通だったが、しばらく使っていなかったので心配だという方は、
こちらのサービスであれば超基礎的なことからTOEIC対策まで幅広くカバーできるので一番おすすめできるものとなります。
詳細は、上記、もしくは以下よりご確認いただけます。この機会にぜひどうぞ!
スタディサプリ ENGLISH

※TOEIC対策のみを集中的に行いたい方は以下のプランが人気です。
忙しい社会人の方や、短期間で結果を出したい方のために、いつ、何をやればいいのか明確にした一人ひとりの学習プランを作成。 その遂行を精鋭コーチが日々のチャットコミュニケーションと定期的な音声通話でサポートし、 あなたのスコアアップを現実にしていきます。
詳細は以下よりご確認ください。
業界初・オンライン特化型コーチ スタディサプリENGLISH

中学英語学習

中学校で習う3年分の英語を単元別に解説しています。
練習問題も充実していて、答え合わせも簡単にできるのでとても便利です。
ちょっと、中学あたりから不安だなあという方がもしいたら、こちらのサイトでザっと見てみると良いでしょう。
https://english.005net.com/index.php

English Café 英語喫茶

全84回で基礎から英文法が学びなおせます。
オリジナルストーリーを読みながら英会話表現、英文法を解説しており頭に入っていきやすいです。
練習問題もついていて、知識の確認をしながら学びなおすことができます。
https://www.englishcafe.jp/

NHK高校講座

https://www.nhk.or.jp/kokokoza/index.html
テレビで放送されている講座を視聴でき、実際の放送とペースを合わせて視聴して勉強するのが基本スタンスです。
ただ、サイト内に昨年の分が全て公開されているので、そちらを利用することで自分のペースで学習可能です。高校生に興味を持ってもらうよう作っているので、内容もライトでとっつきやすく、気軽に始めることができます。正直なところ、かなりわかりやすく、使いやすいです。
高校の英語がちょっと心配なんだよなという方は良いかも知れません。

英会話・ビジネス英会話の勉強をしたい方

会計に関する専門の書類やメールのやりとりは問題無いのだけど、
ビジネスの場で英語を使って仕事ができるかというと、ちょっと不安だという会計士・税理士の方も多いかと思います。
そうした方向けのサービスも充実しているため、いくつか紹介します。

ベストティーチャー

自分が話したいことを英語で書いて、話せるオンライン英会話のベストティーチャー(Best Teacher)
公認会計士の方が創業した企業のサービスなのでご存知の方も多いのではないでしょうか。
他の英語サービスと違い、あなた自身がしゃべりたい・書きたいと思う分野の英語を学ぶことができます。
一般の英会話スクールだとどうしても無駄な要素も多くなりがちなのですが、こちらのサービスではあなたが話したいこと・書きたいことをパーソナライズし教材が作られるため、効率的・効果的に英語の勉強をすることができます。
スマートフォン等を使って勉強もできるため、隙間時間を有効活用することもできます。
無料体験レッスンが受けられますので、試しにやってみてはいかがでしょうか?個人的にはかなりおすすめです。
下記バナーより詳細をご確認ください。


スタディサプリENGLISH

スタディサプリ ENGLISH

最初に紹介した、リクルートのサービスと同様ですが、こちらでは、日常会話からビジネス会話まで対応しています。
夜寝る前や通勤途中に一人でできる最短3分からの英会話サービスで、空いた時間で手軽に気軽に始められます!
ドラマ仕立てのレッスンにハマる方が多く楽しく勉強することができます。
こちらから詳細の確認ができます。
リクルートの英会話アプリ!スタディサプリ ENGLISH

ビジネス英語のPROGRIT

【PROGRIT】

従来型の英会話スクールではなく、短期間で確実に英語力を上げ、ビジネスで活躍するための英語学習コンサルティングサービスです。専属のコンサルタントによる徹底サポートが受けられるので、短期間で確実に英語力を上げたい方には良いでしょう。
詳細は以下より確認できるので興味のある方はご覧ください。


ボンクラ式英語スピーキング術

私の英語に、外国人が唸った。【ボンクラ式ビジネス英語スピーキング】

「英語でビジネスをする」ことに特化した英語スピーキング教材です。
「学習者ひとりひとりが、話したいこと」を基に、完全オーダーメイドで、動画教材が作成されます。この教材をもとに、外国人を前に、英語で話せる自信ができるプログラムです。 目標期間「1ヶ月」で、「これをマスターすれば、英語でビジネスができる」実感が持てます。 英会話スクールやオンライン英会話のように、時間や場所にしばられることなく、いつでもどこでも学習できます。
私の英語に、外国人が唸った。【ボンクラ式ビジネス英語スピーキング】

会計や経理の英語が学べるオンライン英会話マイチューター

『職場で必要な英語を徹底トレーニング!』スカイプ英会話

職業別に英会話が学べる数少ないサイトでした。
専門職として働く方には良いサービスではないでしょうか。会計・経理分野において、必要となる英会話をシチュエーションで学ぶことができるプログラムが用意されています。会計事務所や監査法人、事業会社の経理・財務部門で働いていて、英語でコミュニケーションを行う必要があり、更に英語に強い会計プロフェッショナルを目指す方にはとても良いのではないでしょうか。
初めての方のために無料体験レッスンを2回用意してあるので、とりあえず2回試しにやってみて判断しても良いでしょう。
『職場で必要な英語を徹底トレーニング!』スカイプ英会話

英単語の勉強がしたい

英単語の勉強も重要です。
正直、英単語さえ並べておけば話は通じる、ということもあるくらいですので、いろいろアウトプットできるよう最低限の英単語は覚えておきたいものです。

iknow

https://iknow.jp/
もしかしたら、英単語専門のサービスではないかもしれませんが、英単語を覚えるには一番良いのではないかと個人的に感じました。一度間違えた単語が忘れたころにまた自動的に出題されるので、英単語覚えるときは正直これでかなり助かった記憶があります。

Weblio語彙力診断テスト

https://uwl.weblio.jp/vocab-index
かなり有名なサイトなので、恐らく何か英単語調べるときに絶対ひっかかってみたことがあるかと思います。
コチラのサイトでは語彙力のテストも行っており、苦手な単語などは登録ができるので、試しに登録してみても良いでしょう。

USCPA(米国公認会計士)を目指したい方へ

英語学習とは少しそれるのですが、USCPAを目指したいという方もいらっしゃるので、USCPAの勉強に強いサービスをご紹介します。「インプットは日本語、アウトプットは英語」という学習方法が、短期合格を実現しており、USCPAの勉強をしたいならかなりおすすめです。
英語とUSCPAの資格両方を勉強することができます。
米国公認会計士ならアビタス。

TOEICの勉強・対策がしたい公認会計士・税理士向け

業界初・オンライン特化型コーチ スタディサプリENGLISH

何度も紹介して申し訳ありませんが、またまたスタディサプリです。もう説明不要かと思いますが、TOEICの勉強をしたい方にも当然お勧めです。

TOEICスコアアップナビ

こちらのサイトは目にしたことがある方もいるのではないでしょうか?
TOEICは文法問題も多く、その対策として、詳しい解説付きで問題や解答がのっています。
学生時代は英語の勉強をしていたが、少し英語から離れていて文法が心配だという方は、こちらのサイトでザっとおさらいして、思い出してみるのも良いでしょう。

会計士・税理士は転職の際に英語は必要なのか?

現時点での話になりますが、公認会計士・税理士の転職において、英語ができないと絶対ダメという求人はそれほど多くはありません。
ただ、本記事の冒頭でも書きましたが、英語ができることで、転職先の幅は広がるということと、転職先でも活躍の場は増えるため、
キャリアアップという視点では英語は重要です。
実際に、日本の会計士資格保持者ではなく、
英語が得意なUSCPAの方が大きく活躍している事例も増えているのです。

例えば公認会計士であれば、FAS業界への転職という点では英語力は評価されます。
もちろん、英語ができないから転職できないわけではありませんが、コンサル業務に興味があり、尚且つ英語も、ということであれば、FASへの転職を視野にいれつつ、英語も勉強しておくと良いでしょう。
FASやコンサルに興味のある会計士は下記の記事をご参考ください。

公認会計士のFAS業界への転職
その他の分野における公認会計士の転職で英語が必要になるのかどうかを考察した記事もございますので、
興味のある方は以下もご覧ください。

税理士であれば、国際税務ができる税理士を求める声は大きいので、国際業務がやりたいのであれば、英語は必須でしょう。
ただ、こちらも現時点でできなくても、数カ月から1年程度の勉強で通用するだけのレベルに持っていくこともできるため、焦る必要はありません。国際税務に興味のある方は下記の記事をご参考ください。

グローバル

会計士・税理士の英語の勉強に関するまとめ

気になるサイトはありましたか?
公認会計士・税理士に専門特化した英語勉強サービスというのは、なかなか見当たらなかったのですが、
ここで紹介した以外にも、英語学習サイトはインターネット上に溢れています。自分に合いそうなサービスがもしあれば、いくつか活用して、英語力アップにお役立てください。

今更英語なんて、、、とお考えの公認会計士・税理士の方はたくさんいらっしゃいますが、
中学レベルの英語が怪しかった方が、英語の勉強をし直し、わずか1年程度で国際業務や海外の会計事務所で独立するまでに至った方もいらっしゃいます。
会計士・税理士は英語ができるようになることで仕事の幅もぐーんと広がりますので、プラスアルファで何かスキルを身につけたいと感じていた方は、英語のスキルアップを一つ視野に入れてみてはいかがでしょうか。

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樋口 智大株式会社インテグラルベース 代表取締役
公認会計士・税理士・経理などの士業・管理部門の人材紹介を行う株式会社レックスアドバイザーズで勤務し、転職エージェントや会計専門メディアの事業の立ち上げを経験。その後、株式会社インテグラルベース(厚生労働省特定募集情報等提供事業者51-募-000806)を創業。現在は転職・採用・人事に係わるコンサルティングや求人サイトの運営を行っています。 士業JOBでは、これまで培った人脈と10年弱に及ぶ転職や採用に関する業務経験・実績を活かして転職に役立つ情報の配信を行っている他、多数の人材紹介会社とも協業し、最新の情報をブラッシュアップしながら配信を行っています。また、行政書士として事務所を開設しており、自身も士業として活動しております。 執筆者・監修者・編集者情報へ