人事がワークライフバランスを実現するために転職で押さえるポイントとは?

人事職でも理想的なワークライフバランスを保てる転職先を探すことは可能です。

転職先の見極めポイントや年収については事前に確認しておきましょう。

ここでは、人事職の転職でワークライフバランスを実現するためのポイントを解説します。

ワークライブバランスとは?

ワークライフバランスは、プライベートな生活と仕事の調和を意味します。

ワークライフバランスが整っているときというのは、仕事がプライベートに豊かさをもたらしプライベートの充実が仕事に良い効果をもたらすという好循環状態です。

ワークライフバランスは、仕事とプライベートを一体化して捉えて良質化していこうとするものです。

自分の時間を10として、5:5、7:3などと、プライベートと仕事を別物として捉えるものではないことを認識しておく必要があります。

ワークライフバランスのメリットはこの5つ!

ワークライフバランスという言葉が日本にも浸透し、多くのビジネスパーソンが理想のワークを築き始めています。

ワークライフバランスが整うことで、どのようなメリットがあるのでしょうか。

ここで、ワークライフバランスを実現することで得られるメリットを5つのポイントに分けてご紹介します。

心身の健康維持ができる

仕事をしなければ、生活自体が困窮してしまう可能性がありますが、仕事ばかりでも大きな問題に発展します。

仕事に囚われるあまりに食事や睡眠が疎かになったり不規則になったりすれば、心身の健康を損なうこともあるのです。

仕事ばかりでゆっくり休養したり、ストレスを発散したりする時間を確保できないことがメンタルヘルスの問題を生じさせることも少なくありません。

ワークライフバランスを整えることは、もっとも大切な基盤である健康を意識する余裕と、その実践を促すのです。

家族との時間が増える

遅くまで残業していたり休日も出勤してしまえば、その分家族と顔を合わせる時間を削っていることになります。

そのような状態が続くとストレスは溜まっているものですし、身体も疲弊しているため少し時間ができたとしても家族と一緒に楽しみたいという気力も失われてしまうかもしれません。

ワークライフバランスを整えるとは、仕事と同じように家族との時間の重みを認識し、しっかり家族と過ごす時間を確保することでもあります。

仕事漬けの毎日を見直すことでもあるので、家族との時間は増えるのです。

自己啓発に使える時間が増える

現代のビジネスパーソンが自らのワークライフバランスを意識するとき、仕事の時間が減るというケースがほとんどです。

つまり、今まで仕事をしていた時間のいくらかは自分で自由に使える時間になります。

家族との時間に充てるほかにも、自分のスキルアップや趣味のための時間にすることも可能です。

実際に仕事帰りに習い事をしたり、サークルに参加したりして就業後の時間を充実させるビジネスパーソンは増えています。

仕事のパフォーマンスや生産性の向上

自分に合った理想的なワークライフバランスが整ってくると、心身も健康になりポジティブな気持ちで仕事に取り組めるようになります。

仕事に対するモチベーションも保ちやすくなることでアウトプットの質も上がってくるのです。

休養や適度に運動する時間を確保できるようになると、身体の健康だけでなく脳機能にも良い影響をもたらすといわれます。

スキルアップにも取り組みながら、仕事のパフォーマンスが向上していきます。

仕事以外の人たちとの交流が増える

生活の中で仕事の割合が多い人は、日常的に関わり合う人が仕事関係者に偏りがちです。

ワークライフバランスを実現している人たちは、仕事に関係しない人たちとの交流も増やすことができます。

近所や地域や異なるコミュニティの人たちとの触れ合う中で、仕事の外にも安心できる空間を手に入れているのです。

異なる価値観や知識を持つ人たちとの交流が新たな学びや発想につながり、仕事に活きてくることも少なくありません。

人事がワークライフバランスを転職で実現しようとすると年収はどうなる?

転職でワークライフバランスを実現したいのであれば、年収は下がることを覚悟しておいたほうがいいでしょう。

理由はいたって単純で、残業時間が短くなれば働く時間も短くなるからです。待遇が下がったとは言い切れないかもしれません。

年収ではなく時給で見ていくと、維持できている場合もあるからです。

年収を今の水準に戻すには、パフォーマンスを上げて生産性を向上させて時給を上げていくという意識が必要となります。

人事がワークライフバランスを転職で実現しようとするなら残業時間が少ない会社を選ぼう!

ワークライフバランスを意識した人事職の転職なら、残業時間の少ない転職先を探すことが重要です。

残業が減らなければ、新たに自分の時間を確保することも難しいままとなってしまいます。

年収は一時的に減るかもしれませんが、健康を維持し家族や地域の人など仕事以外の人との交流することもできます。

自己啓発の時間確保できるわけですから、少し長い目で見たときにワンランク上の自分になることも期待できるのです。

実際に人事でワークライフバランスを実現する転職に成功した人の体験談がこちら!

残業・安い給料・会社に対する不信などさまざまな不満を抱えていましたが、正社員として3年は頑張りました。

異動の話を受けたときに、ワークライフバランスを取れる生活をしたいと思い転職に踏み切りました。

はじめの数社はうまくいかず落ち込んだこともあります。親身に相談に乗ってくれる転職カウンセラーがいてくれたおかげで、漠然としていた自分の希望が明確になりました。

働くことだけが私にとっての「価値」ではないと今は、はっきり言えます。もう、終電近くまで働いて、食事をして、寝るだけの無機質な生活には戻りたくありません。

何のために働いているのだろうと何度思ったことでしょう。早く帰って手づくりで食事を作って味わって食べる時間や、家族との団らんや一緒に出かける時間も確保したかったです。

習い事をしたり、ジムに通ったりする願望も持っていました。そのために、私は一般職を選びました。

入社した企業は、私にとって決して満点とは言えません。でも、定時に仕事を終え、自分磨きのことを考えたり、実行できるようになったことは私にとってとても大きいです。

もう少し余裕ができたら、また新しい何かを始めようと思っています。

人事の転職でワークライフバランスを実現するには年収と時給・残業時間を確認しよう!

人事職の転職でワークライフバランスを実現させないなら、年収を時給にして考えてみましょう。

年収が下がったとしてもワークライフバランスを実現することで得られるメリットの価値は大きいです。

残業時間が少ない転職先を選ぶことも大切なポイントになってきます。

自分のため、ひいては周りのためにもワークライフバランスをぜひ、実現させてください。

なお、転職先を探す際は企業の詳細情報を知っている転職エージェントを活用することで効率的・効果的に求人サーチをすることも可能です。
エージェントに興味のある方は以下の記事もご参照ください。

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職業紹介事業経験者や経理・財務・人事等の管理部門職として勤務経験のある方が執筆・監修を行っています。また、周辺領域である会計事務所などの士業事務所経験者が管理部門へ転職するケースなど幅広い状況を加味してコンテンツ作成を行っています。 執筆者・監修者・編集者情報へ