監査法人では、質や量も含めて、業務フロー等の改善を行っています。
そのため、以前と比べれば残業は減ったという声も少なからず聞こえてくるようになりました。
ただ、それでもまだまだ残業は多く、ワークライフバランスを求めて転職を検討される方が多いのが実情です。
特にBig4監査法人などではこの傾向にあります。
そのため監査法人から事業会社の経理へと転職を希望する方も多いのですが、
中には監査法人で非監査業務をやりつつワークライフバランスもとりたい、と希望される方も少なくありません。
そのような転職先はあるのか見ていきたいと思います。
目次
小規模・中堅規模の監査法人であれば監査業務と並行してアドバイザリー業務もできてワークライフバランスもまあまあとれる
まず、あなたの現在の残業時間がわからないのでなんとも言えないのですが、
比較的早い時間(18時~20時)に帰宅出来て尚且つアドバイザリーもやりたいということでしたら、
中小・中堅規模の監査法人への転職を検討されてみても良いでしょう。
特に監査とアドバイザリーを両方バランスよくやりたいという方は、中小規模の監査法人ではそうしたところも複数あるため、希望は叶えやすいかと思います。
中小・中堅の監査法人に転職する際の注意点
ただし、残業が減りますし、そもそも仕事の規模やフィーも異なっていることから、年収は下がってしまうことがあることにも注意が必要です。
100万円単位で下がることもあります。
ただ、最近の傾向として、比較的中小の監査法人でもBig4並みの年収は出るという話も聞くので、このあたりは市況によるところもあるでしょうから、転職先に確認するか、エージェント等から情報収集してみてください。
その他、うっかり株式市場で評価の悪い監査法人(ブラック監査法人)に転職してしまうと、あなた自身の評価が下がることになるので注意しましょう。
ブラック監査法人の情報については、実際に働いている方の方が詳しいかもしれませんが、心配な方はそれこそエージェントに確認すると良いでしょう。
監査法人などの会計業界での転職の場合レックスアドバイザーズが業界内の知識については詳しい傾向にあると思いますので、利用を検討してみてください。
監査法人のアドバイザリー部門への転職
ザックリとした回答になってしまいましたが、監査法人でも残業が比較的少ないところはありますし、非監査業務も経験できるところはいくつかあります。
ご自分でこうした転職先を見つけられないということでしたら転職エージェントを頼った方が良いでしょう。
もしくは、勉強仲間だった人の中で、中小監査法人に勤めている方などから情報収集しても良いかと思います。
転職エージェントを使う方は希望転職先ごとに会計士におすすめの転職エージェントを紹介していますので、参考にしてみてください。
また、監査法人から転職することが頭をよぎっているという会計士の方もいらっしゃるかもしれません。
そうしたケースでは以下の記事もご参考ください。