経理のキャリアパスにはどのようなものがある?経理のキャリアプランを考える

経理・財務の転職お役立ち情報

経理職の仕事にも、様々なキャリアプランが存在しています。

出世をして責任のある立場についたり、外資系企業で活躍したりベンチャー企業の立ち上げに関わるなど、様々なキャリアパスがあります。

ここでは、経理職のキャリアパスを紹介します。

大手上場企業での経理のキャリアパス・キャリアプランは主に5つ!

経理職の仕事は、入社当初は経理スタッフから始まります。

業務に慣れるに従って企業にもよりますが、主任・係長・課長・部長・CFOと出世していき、業務の責任範囲が変わっていきます。
中には財務・経理のスキルを活かして経営企画等のポジションに就く方もいらっしゃいます。

スタッフからCFOに至るまで、各役職の業務範囲の業務の概要を説明していきます。

経理スタッフ

入社して間もないうちは、請求書の発行や勘定科目への仕分け処理など、日常的な営業活動における経理業務全般に関わっていくのが普通です。

日々の経理業務に慣れていくと、取引先との売掛金の状況を管理したり、仕入れ先に対しての買掛金の処理などの月次業務全般にも携わるようになっていきます。

実務未経験の方の場合には、日々の経理業務を営む上で慣れない部分も多いこともあるでしょう。

自分の担当する作業範囲を間違いなく進めることができた場合には、大きな達成感を得たりもできるものです。

経理主任・係長

経理スタッフとして日々の会計業務に慣れていくと、責任のある立場として主任や係長などの役職を任されるようになります。

経理スタッフが、日々の業務で行う仕分けの内容に誤りが無いかを試算表を作成して確認したりします。

それだけでなく、経営状況を把握するための指標値としての損益計算書を作成したりと、主任や係長の職務範囲は広範に渡ります。

子会社や支店を保有している大手企業の経理部門で主任や係長職に携わる場合には、企業間の連結決算処理に至るまでと作業範囲は大きく広がっていきます。

経理課長

課長職になると、年度末の決算だけではなく、監査法人や税理士事務所との対応業務もあります。

上場企業の場合には株式公開に関する業務までと、経理課長の方は会社全般の会計業務へ幅広く関わっていくものです。

経理部門の要職という立場により、会議の席などで会社全体のキャッシュフローの流れについても指摘を求められたりします。

決算短信、四半期報告書類の作成や有価証券報告書の作成と、経理課長の仕事の範囲と責任は広範に及んでいくものです。

経理部長と経理スタッフをつなぐ難しいポジションでもあります。

経理部長

部長にもなると、経営状況に関わる立場へと変わっていきます。

資金繰りに関する提案を行ったり、事業を推進する上での資金投与可否の判断など、資金の流れについて全般的に関与する立場になっていきます。

営業活動によって生じた利益を内部留保していくか、新規で事業投資を行うかなどの経営に携わる部分を経理部門の視点で指摘する重要なポジションでもあります。

節税対策の検討など、経理に関する幅広い業務に関わっていきます。

経理部門を統括する立場として重い責任もあり、年収も高めになっているケースを多く見かけます。

CFO(最高財務責任者)・取締役

CFOは、経理部長がまとめた財務数値を見ながら今後の経営計画に対し、どのように資産を配分していくかを検討する立場になります。

経営者と一緒になり、外部の利害関係者との調整や事業を買収したりと、経営全般に対して経理的な観点から関与していきます。

自社の財務状況を判断するだけではなく、市場における自社のポジションを意識して経理的観点から、経営者に対して的確なアドバイスを行うのがCFOの仕事になっていきます。

CFOの場合は、役員報酬を受けることができる場合も多く、年収も相当な金額になります。

大手上場企業以外のキャリアパス・キャリアプランをチェック!

経理職の仕事のキャリアパスは、社内で経理経験を積んで出世していく以外にも外資系企業への転職や、中小企業への転職、ベンチャー企業の立ち上げなどの道があります。

以下に、各企業へ転職する場合の業務内容を記載します。

外資系企業の場合

大手企業で経理として経験を積んだ後は、国際的に事業を展開する外資系企業への転職を検討する道もあります。

国内企業では経験をすることができない、国際会計基準を意識したグローバルな経理経験を積んでいけます。

海外の取引先や支店とのやりとりを通じて、英語によるコミュニケーション能力や英文会計のスキルも高まっていきます。

小規模な企業の場合

大手企業で経理の経験を積んだ後、小規模な事業者への転職を考えるケースも多いものです。

大手とは違い、中小企業では経営者との距離も近く、日々の経理業務を経営を身近に感じながら働くことが可能です。

大手企業では、実感することができない経営者感覚で業務を進めることができる点が中小企業で働く魅力です。

自分の業務が経営を左右させることができる点は、大手企業では感じることがない高いやりがいとなります。

ベンチャー企業の場合

立ち上げ間もないベンチャー企業へ経理職として転職するケースも珍しくはありません。

ベンチャー特有のスピード感と株式上場などに関われるのも、ベンチャーで働くことの魅力です。

ベンチャー企業の多くでは、株式を公開することを目指していたりもするものです。

将来性の高い、他社との差別化を図られた魅力的なビジネスを展開する企業で、キャッシュフローの流れを管理するという要職に就ける点が魅力です。

経理のキャリアアップに必要なスキルと資格はこちら!

経理としてキャリアアップをする際には、会計系の資格を取得するのも自身のキャリアアップを実現するには有効です。

経理財務の実務面でのスキルをレベルに分けて、客観的に判断するFASS検定試験等もあります。

上場企業での会計業務で必要となっていく金融商品取引法や、証券取引所への有価証券報告の開示などの知識を保有するかを判定するのが財務報告実務検定になります。

勿論、経理に関する基礎的な知識を判定する日商簿記検定など、経理のスキルを証明する試験は様々なものが存在しています。

自身の将来の方向性を意識し、適切な資格の取得を目指しましょう。

経理系の資格を取得することで、知識が体系化されてスキルアップにつながることも多いでしょう。

ただ、一番重要なのは業務経験となりますので、資格や検定はあくまで必要に応じて取得・受験を検討すると良いでしょう。

経理のキャリアプランを考える際にはキャリアゴールを設定して考えよう!

経理の仕事を進める以上は、自分なりのキャリアゴールを設定することが大切です。

経理部長やCFOなどの要職を目指したり、外資系企業やベンチャー企業への転職を進めるなど、自分なりに明確な目標を持つことが大切です。

将来的にどのような仕事がしたいのかによって同じ経理でも経験しておくべき業務は異なりますので、少しでも将来の希望に近づけるように、しっかりあなたが望むキャリアが描けるようにどのようなところでどのような経験を積むのが良いのか考えておくと良いかと思います。

経理としてのスキルを高めるには、経理関係の資格を取得することも有効な手段ではありますが、知識だけでなく経験も必要なことから将来を見据えた業務経験というものも考えておくと良いでしょう。

経理から経営企画や企業内部でM&Aに携わりたいとお考えのケース

経理職として財務・会計の経験をある程度積んでくると、将来はそれを活かして攻めの職種に就きたいとお考えになるケースもあります。
例えば経営企画として企業を伸ばしていくための戦略を検討する部門や近年ですとM&Aが盛んですので、M&Aの戦略立案に携わりたいとお考えになることも多いです。

こうしたケースでは、財務・会計系のコンサルでFA業務やその他各種コンサルを経験しておくと業務に携わりやすくなります。

企業の外からコンサルと言う立場で多くの企業を見る経験やFA業務の経験はとても有意義です。

もしこうしたキャリアをお考えでしたらコンサルティングファームで数年働いてみるという選択肢も有りでしょう。

キャリアの幅が大きく広がります。

キャリアに悩んでいるのであれば経理に強い転職エージェントに聞いてみるのも手

経理としてキャリアアップ、キャリアパスに悩みがあるケースでは転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。

多くの転職者を支援してきた経験から、転職によりその他の経理の方がどのようなキャリアを歩んでいるのかといったことを事例を交えて教えてもらうこともできます。

専門職としての一面もある経理の転職においては、経理職に強い転職エージェントを活用することで、単に求人の紹介だけを受けるのではなく、どのような可能性が広がっているのか知ることが出来ます。

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