経理職の残業が多い時期とは~忙しさと給料から考える賢い転職先とタイミング

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経理という部門は会社の懐事情を把握して健全な経営をするための導きをするという意味で会社にとってはなくてはならない職業です。

しかしながら、毎日ノルマに追われて走り回っている営業職から見ると、ノルマが一切ない経理の仕事はとても楽なように見える人もいるのではないでしょうか。

ところが経理も決まった時期はたくさんの残業が必要になることから、決して楽な部署ではないんです。今回は、1年間を通じて、経理職はいつ忙しくなるのか紹介していきます。

経理職が忙しくなる時期まとめ

経理が忙しくなる時期は各決算期です。各決算期ごとに細かく見ていきましょう。

本決算

経理の一年間のスケジュールにおいて、本決算時期が最も忙しくなるというのは、経理に属している人でなくてもだいたい想像がつくのではないしょうか。本決算では会社の一年間の売り上げをまとめなければいけません。

一年間の決算というのは世間からみた現在の会社の状況を表すバロメーターになります。決算結果が去年よりも良ければ会社は成長していると判断しますし、逆の場合は会社の業績が悪化していると判断されます。

そのため本決算の数字にミスは絶対許されません。さらに一年間の膨大な資料をまとめていかなければいけないため本決算時に残業をしない経理はほとんどいないでしょう。深夜帰宅が続くことは当たり前ですし、土日のどちらか一日は毎週出勤しなければ間に合わないという会社もたくさんあります。

月次決算

月次決算はその月の売り上げを示す数字なので会社の月ごとの成績を表す数字になります。従って毎月月末は経理にとって忙しくなる時期だと考えて間違いありません。

四半期決算

四半期とは一年間を三か月ごとに分けたうちの一ブロックのことを指します。つまり三か月分の会社の売り上げなどを計算することになります。当然月次決算よりもまとめるのに時間を要することになるため、残業が必要となる場合も出てくるでしょう。

中間決算

中間決算は半年分の成績をまとめるため、中間決算をまとめることは本決算に次いで大事な仕事です。本決算ほどではありませんがこの時期もかなりの激務になる場合がほとんどです。

経理職の残業事情について

経理の残業時間がどれくらいかについてですが、ほかの部門とは異なり平均の残業時間がとても出しにくいです。それには以下のような理由があります。

経理職の月の残業時間は時期によって大きく異なる

経理職の仕事量は時期によって大きく変わります。通常の業務では定時までに十分こなせる仕事量でも決算時期になると仕事量が大幅に増え、残業をしなければとても終わらないという状況になることはよくあります。

会社によって残業時間は異なる

もちろん勤めている会社によっても経理の残業事情は大きく異なります。会社全体で残業や休日出勤を減らすような取り組みをしている企業であれば経理職の人たちにもそのような配慮がされているでしょうし、会社内に決算をまとめやすいシステム作りがされていれば経理職の負担は大幅に減少します。

会社の経理担当者の人数によって業務の量が変わる

もう一つ、その会社が何人経理職を雇用しているかによっても残業事情は大きく異なります。経理というのは大事な部門ではありますが極端な話、会社にとっては一切利益をもたらしてくれない部署です。そのため会社によってはどう見ても会社の規模と経理の人数が釣り合っていないところも見受けられます。

なぜ経理職は通常期と繁忙期で忙しさが異なるのか

経理が通常の時期と繁忙期で忙しさが大きく異なるのには次のような理由が考えられます。

通常期と繁忙期で忙しさが異なるため余裕に人材を用意できない

経理の仕事というのは通常の時期と決算期や月末などの繁忙期では仕事量が明らかに違います。常に忙しいのであれば一人当たりの負担を減らす意味でも人員を補充しようという気になるのですが、繁忙期を除けば定時で余裕で仕事が終わるような状態だと人を補充するわけにもいきません。

そのため繁忙期でも最低限の人数で乗り切らなければいけなくなります。

忙しい時に限りアルバイトなどを募集することも難しい

肉体労働であれば、特に難しい作業も必要ないため繁忙期に限定してアルバイトを雇ったり短期で契約社員を雇用したりすることができます。しかし経理という仕事は会社のお金を取り扱う仕事なので全く経験がない素人に手伝ってもらうという事が難しい部署です。

したがって忙しくなってもその時期限定で人数を増やすという事ができません。結果的に繁忙期には一人当たりの仕事量が一気に増え、残業をせざるを得なくなるのです。

体力がなく経理の負担を少数にかけてしまっているから

先ほど少し触れたとおり、経理や事務といった数字を扱う部門というのは直接的に会社に利益をもたらしてくれない部署です、そのため人員補充をするだけの体力がない会社が多いのが現状です。したがって経理の負担を必要最低限の人数にかけているため、繁忙期になるとほかの部署とは比べ物にならないほど忙しくなってしまいます。

経理職で転職したい人がブラックな環境を避ける手段

現在勤めている会社の仕事量があまりにも多すぎるため、転職を希望している経理の人も居るのではないでしょうか。しかし転職先がブラック企業だと転職の苦労が水の泡になります。以下のような方法でブラック企業への転職を回避しましょう。

転職エージェントに残業代がきちんと出るのか聞いてもらう

できれば残業なく仕事をしたいというのが社会人の本音ですが、経理という職業柄、繁忙期には残業は避けては通れません。ですから転職の際には転職エージェントの利用も検討し、エージェントが紹介してくれた企業では残業代をしっかり支払ってくれるのか確認しておきましょう。

具体的にどの時期にどれだけ残業が発生するのか聞いてみる

また、あらかじめ残業がある時期を把握しておけば心と体の準備ができます。経理の仕事というのは時期によって仕事量が異なる一方で、一年ごとの仕事の量はそれほど変化しません。転職を希望する企業にどの時期に忙しくなって、どれくらい残業をする必要があるのかを質問してみると、たいていは答えてくれるでしょう。

 

中小企業よりも大手企業を狙ってみる

中小企業と大手企業を比較すると、やはり大手企業のほうが人員的に余裕がある場合が多いです。収入面でも大手企業のほうが優れていますし、自分のキャリアに自信があるならば、思い切って大手企業への転職を狙ってみるのも良い方法です。

 

自分にとって働きやすい会社に転職を検討してみよう

経理という仕事は時期によって忙しさが異なるうえに、さまざまな事情で一人当たりの負担が大きくなりやすいです。そのため転職をする際には、その企業の経理がどういった環境での勤務を強いられるのかよく調べておくようにしましょう。

特に繁忙期の残業時間などは長く働けるかどうかを大きく左右します。気になることは全て確認して自分が働きやすい企業へ転職しましょう。

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