社会保険労務士資格の合格率・難易度は?勉強時間はどのくらい必要?通信講座も積極的に使おう

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社会保険労務士の資格を取得するためにこれから勉強しようとしている人や、勉強を始めた人が知っておくと良いのが合格率や難易度に関する情報です。

その傾向をつかむと共に、勉強時間を短縮して効率的に合格する方法を知っておきましょう。

社会保険労務士資格の平成26年度〜30年度の合格率はこちら!

社会保険労務士の国家試験には毎年大勢の受験者がいますが、合格率はどのくらいになっているのでしょうか。

以下に平成26年度〜30年度の国家試験における合格率を一覧で示します。

実施年度 受験者数 合格者数 合格率
平成26年度 44,546名 4,156名 9.3%
平成27年度 40,712名 1,051名 2.6%
平成28年度 39,972名 1,770名 4.4%
平成29年度 38,685名 2,613名 6.8%
平成30年度 38,427名 2,413名 6.3%

受験者数はおよそ40,000名であまり違いはありません。

合格者数については年度による変動があるものの、平均的に見れば2,000名程度になっています。

合格率にすると5%前後というのが実態で、受験して合格しているのはわずか20人に1人くらいということになります。

このようにかなり合格率が低い国家試験だということは社会保険労務士の資格を取得しようとしている人が念頭に置いておいた方が良いポイントです。

社会保険労務士資格の難易度は高い?

社会保険労務士資格の難易度はかなり高いというのが実態です。

国家試験の受験資格として大学・短期大学・高等専門学校を卒業した人というのが挙げられており、その中から5%くらいしか合格しない実態を考慮すると難易度は高いと言わざるを得ないでしょう。

ただし、大学受験などと違って合格枠が決まっているわけではないので、同じ年度に優秀な人が大勢受験しても不利になることはありません。

実力さえ付ければ合格できるという点では取得しやすい資格だと言うこともできます。

社会保険労務士になるために必要な勉強時間は800〜1000時間!?

社会保険労務士になるための勉強時間として800〜1000時間が普通だと言われています。

これは完全に独学で勉強した場合の平均的な時間で、通信教育などを利用するともう少し短くて済むのが一般的です。

このような莫大な勉強時間が必要になるのには理由があります。

まず、合格者の6割が30代か40代となっているのが原因です。

学習能力が高い10代や20代を過ぎてから国家試験の勉強をする人が多い影響で、かなり長い時間をかけないと合格水準まで知識やノウハウを習得できないケースが多くなっています。

もう一つの理由として挙げられるのが国家試験に合格してもすぐに社会保険労務士名簿に登録できないからです。

社会保険労務士になるには国家試験に合格した上で、実務経験を二年以上積むか、事務指定講習を受けなければなりません。

事務指定講習を受ける場合には四ヶ月間の通信教育と四日間の面接指導を受ける必要があるので長い勉強時間が必要になるのです。

社会保険労務士試験では合格率より合格ラインを意識すべき!?合格率が低い理由はこちら!

社会保険労務士の国家試験で合格率が低いのには理由があります。

ただ、実際には合格ラインを超えることが重要なので意識する点を切り替えてみましょう。

各科目に合格基準点がある

合格率が低い理由としてまず挙げられるのが全体の成績だけでなく各科目の成績も合否に影響するからです。

全体としては110点満点中67点以上で合格する仕組みになっているので、61%以上の正解率があれば良いことになります。

ただ、各科目に基準があるのでたとえ70点取っていたとしても落ちることがあるのです。

また、出題形式は選択肢試験と択一式試験でどちらも一問一点というのには変わりはありませんが、基準には違いがあります。

選択式試験では40点中23点以上、択一式試験では満点70点中45点以上という決まりになっているのです。

さらに、選択式試験では科目によって5点中3点または2点以上の点数が必要で、択一式試験では各科目で10点中4点以上になっていなければなりません。

取りこぼしがないように学んでおかないと合格できない仕組みになっているのです。

科目数が8科目と多い

社会保険労務士の国家試験は科目数が多いのも難関と言われている理由で、以下に示す8科目があります。

・労働基準法及び労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法
・雇用保険法
・労働管理その他の労働に関する一般常識
・健康保険法
・厚生年金保険法
・国民年金法
・社会保険に関する一般常識

択一式では一般常識の2科目が1科目扱いになって出題されるという特殊ルールはありますが、基本的にはこの全てに関してかなりの量の知識を付けなければなりません。

法律に関するものが基本なので暗記すべき内容も多いのが難関になっている理由です。

この科目数の多さは合格のために勉強する必要がある時間を長くする原因ともなっています。

過去合格した科目でも受験が免除されない

税理士試験のように科目ごとに試験を受けて合否が決定する国家試験もありますが、社会保険労務士試験では科目合格が存在していないのも資格の取得が難しい理由です。

過去に国民年金法と厚生年金保険法で合格していても、総合成績で落ちてしまったら次に受けるときにも全ての科目を受験しなければならないのです。

社会保険労務士は現行の法制に応じて専門家として適切な対応ができなければなりません。

特に労務や社会保険に関わる法律は年々改正されているので、最新のものに常に対応できる能力が求められます。

そのため、過去にどれだけ良い成績を取っていたとしても総合的に合格水準に達していなければ何度も全科目を受けなければならないのです。

社会保険労務士の試験は独学じゃダメ!?専門学校や通信講座を利用している人の方が合格率が高い!

社会保険労務士試験に合格したいと考えたら独学で全て学ぶよりも専門学校や通信講座を活用するのが大切です。

独学で頑張ってきたけれどずっと合格できなかった人への救済ともなるでしょう。

専門学校や通信講座では国家試験に合格するためのノウハウを盛り込んだ学習内容になっているので、得点を一点でも増やすための知識やテクニックが手に入ります。

また、本当に社会保険労務士になったときに実践的に使える知識を付けられるようにカリキュラムも工夫されているのが通例です。

その結果として専門学校や通信講座を利用している人の方が合格率が高くなっています。

どの専門学校や通信講座を使うかによって違いはあるものの、優秀なサービスの場合には25%程度の合格率を誇っているのが実態です。

どうしても合格できずに苦しんでしまうような状況に陥らないようにするためにも、積極的に専門学校や通信講座を活用して合格を目指すようにしましょう。

社会保険労務士の合格率や難易度を知って合格するための対策を練ろう!

社会保険労務士の国家試験はわずか5%ほどの合格率しかなく、勉強時間も1000時間程度必要とされる傾向がある難関試験です。

合格するためには対策を練ることが重要で、専門学校に通うか通信講座を利用するのが合理的でしょう。

勉強時間を短縮できるだけでなく合格率も上がる傾向があるため、積極的に活用するのが合格への近道です。

社会保険労務士の資格取得に向けておすすめの通信講座・資格講座

独学でも合格可能ではありますが、通信講座等を有効活用することで、費用は多少多くかかってしまいますが、結果的に時間的なコストも考えるとパフォーマンスは良くなる傾向にあります。

それほど高額な費用をかけずとも有効な資格講座を受講することはできますので、少しでも早く合格し、キャリアアップを目指し、合格することで費用を回収する方が効率的だと考えられるため、是非利用の検討をしてみてください。

社労士試験にこれからチャレンジしようとお考えの方やなかなか合格できず苦戦している方、独学にするか通信講座等を利用するか迷っているという方も多いかとおもいますので、そのような方は以下の記事もご参照ください。

社会保険労務士の資格取得は独学と学校(オンライン・通信含む)のどちらがいい?

2019年9月19日

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