経理の転職需要が伸びているようですが、経理の転職に適した時期はありますか?

最近企業の経理部門の求人が増加傾向にあります。
経理部門の需要はとても大きくなっているため、会計士・税理士のみならず経理部門で働く方にとっても転職チャンスの時期と言えるでしょう。

経理部門をはじめとして、企業内の労働環境が良くなり、転職する方は少し減っているが物足りなさを感じ始めている方も多い

労働環境の不満による転職というのは減少傾向にあるように感じています。
比較的働きやすい企業が多く、繁忙期を除いてそれほど残業は多くないという方も増えてきました。
逆に言うと、現在労働環境(労働時間、給与、人間関係など)に不満のある方は転職するのにチャンスの時期と言えます。

一方で、労働時間や業務量が制限されていることもあり、逆に仕事に物足りなさを感じている方も多いようで、
スキルアップやもっとレベルの高い業務を経験したいということで転職される方も多くいます。
こうしたケースですと、年収UPでの転職を実現されている方は多いです。

経理部門の求人は増えているが、転職に適した時期はあるのか?

労働環境やレベルアップを狙った転職を含め、比較的年間通して転職のしやすい状況ではあります。
ただ、より自身に合った転職先を見つけやすいタイミングというのは、
繁忙期明けの4月採用(入社)のタイミングとなります。

経理の繁忙期と言うと、やはり年度決算の時期になりますが、日本企業の多くは3月末決算ですので、
その前に求人が増える傾向にあります。
3月~5月にかけては決算対応もあり、その前に採用活動を終わらせておきたい都合等もあり、
1月から2月中旬にかけてがもっとも経理部門の求人が増える時期という傾向にあります。

あるいは決算業務、株主総会明けの6月~7月にかけての募集(9月入社)も比較的多いでしょう。

これら以外の時期は求人数が減る傾向にありますので、1月~2月中旬、6月~7月あたりに転職活動(面接)が行えるよう十分な準備をしておくことをお勧めします。

4月入社を考えるなら早めに転職の準備にとりかかりましょう

転職活動は思っている以上にパワーが必要です。
職務経歴書を始めとする応募資料の作成や面接対策、求人情報の収集など、準備に意外と時間がかかります。
選考開始から内定まで、1か月か長くて2か月程度で内定がでることがほとんどですが、
しっかり準備をしていないと、いざ応募したい求人があったとしても応募までに手間取り、気がついたらもう採用が終わっていた、
ということもありますので、準備は前倒しで行うようにしてください。

そのため、12月くらいから準備を始めると良いでしょう。

ただ、最近の転職市場は超売り手市場が続いているため、それほど4月入社などに拘らなくても問題ありません。

現在の転職市況であれば、上記で記載した時期に必ずしも転職した方が良いというわけでは無く、
あくまで過去の傾向としてのお話だと認識してもらえればと思います。

転職活動には転職エージェントを活用するのもおすすめ。最近ではAIを活用した転職サービスを利用する方も増えています

応募書類の作成や面接対策等、日々の忙しい業務をこなしながら準備をするのはとても大変です。
実際に選考が始まると、企業との面接の日程調整等も出てくるため、意外とストレスが溜まります。

また、そもそも求人をサーチするという作業自体がかなり面倒なので、
転職エージェントを活用される方も多いのが現状です。

経理などの管理部門の転職に強い転職エージェントを活用することで、転職に関するノウハウはもちろん、キャリアに関する相談や応募先企業に関する内部情報まで含め、様々なサポートを無料で受けることができるため、個人的に、転職活動に慣れていないのであればエージェントを活用するのも良いでしょう。

経理部門での転職実績という点では、以下のMS-japanさんが最も実績の高い転職エージェントの一つとなります。
【管理部門特化型エージェントNo.1のMS-Japan】

経理部門での転職経験者であればもしかしたら一度は利用したことがある方が多いかも知れませんが、
恐らく求人数という点では、トップクラスであると考えられますので安定した転職活動ができるでしょう。
求人先企業の情報も豊富なので、選考書類はもちろん面接対策等でも参考になるお話が貰えるのではないかと思います。

また、最近では経理の転職においてWARCエージェントも非常におすすめです。

経理の求人は膨大なため、自身で希望に合った求人を探すのはとても大変ですが、市場価値診断機能等によりあなたに合う企業の求人等が見つかりやすいのが大きな特徴です。

他の転職サイトとの違いとしては、同社が経営コンサルをハンズオンで実施している関係で、クライアント先企業の情報に精通しているというメリットがあります。
優良企業を多くクライアントに抱えており、優良なスタートアップベンチャーから大手まで他ではなかなかマッチングされない求人が広く見つかりやすいという利点があるでしょう。

今すぐ転職という人はもちろんですが、ベンチャー経理への転職に関する情報収集等も兼ねている人や時期やタイミングを見計らって転職を考えている方もとりあえず登録しておくべき転職サイトと言えるでしょう。

この機会に登録してみても良いかと思います。

総合型の転職エージェントを活用されるのであれば、dodaがおすすめです。
総合型ということもあり、求人の数・幅はトップクラスなので、若手の方や経験の浅い方でも転職可能な求人を保有しています。
様々な可能性から転職を探りたいという方におすすめです。

経理の転職に強い転職エージェントを紹介させていただきましたが、
エージェントを使うにしろ使わないにしろ、事前の準備は重要となりますので、
希望の求人が出てきた際にすぐに動き出せるようしっかりと準備はしておきましょう!

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