経理が転職で後悔する事例パターンと後悔しないために知っておくべきこと

経理の転職で後悔しないために

経理職はどちらかというと慎重な正確な方が多いため、情報収集をしっかり行う傾向にあります。
そのため、転職でのミスマッチ度合いはほかの職種と比べると高くはないように思います。

ただ、実際には転職して良かった!と感じている人ばかりではなく、後悔している人もいらっしゃいます。

企業の口コミ情報などを掲載する「転職会議」によると、転職者のうちの26%(※)が転職に失敗したと感じ、後悔しているといった調査データもあります。
※参考:なんと転職者全体の4人に1人が転職したことを後悔!!転職に失敗してしまう理由とは?

一昔前は経理などの管理部門職はそれほど求人募集も多くなく転職者は少ないイメージでしたが、近年は経理を始めとする管理部門職種を募集する求人が昔と比べるとかなり増え、積極採用を行う企業が増加傾向です。

時代の流れとしても転職するのが当たり前といった志向性の方が増加傾向であり、それに伴って転職者数の増加に比例して失敗して後悔する事例も増えております。

ただ、上記のアンケート結果からも分かる通り7割以上の方は転職して良かったと感じており、実際に私の周りでも待遇面やスキルアップの側面から転職して良かったと感じている人は多いことから現状を打破するための手段として転職をするということは有効な手法であることは間違いないでしょう。

そのため、このページでは転職支援の現場で得た知見や経験等を活かし、経理職が転職で後悔しないために知っておきたいことを紹介させていただき、転職で後悔する確率を少しでも下げて、良かったと思える転職を実現して頂ければと思います。

経理が転職で後悔する失敗事例パターン

まず、経理が転職して後悔した事例を紹介させていただきながら、その要因と転職失敗の回避方法について解説していきたいと思います。

経営者(経営陣)との性格の不一致などが原因で居心地が悪く転職を後悔

企業規模やポジションにもよりますが、経理は経営者・経営陣と距離が近く、業務上で直接関係を持つことも多い職種です。
特にベンチャー企業など会社規模が小さいとこの傾向が強くなります。

経営者との距離が近いので貴重な業務経験を積むチャンスがある一方で、中小企業やベンチャー企業の場合は少し癖が強くて変わった性格の経営者も多いため、ストレスがかかる場面が増える可能性があります。そうした経営者との関りが多い場合、それに耐えられず離職してしまうケースも少なくないです。

求職者の方に、そもそもなぜ転職をするのか?その理由などを聞いてみると「人間関係」を理由にあげる方が多くいらっしゃいます。
経理以外の普通の職種でも人間関係をあげる方は当然多いのですが、そういった経理ではない職書の方々の人間関係というと、多くの場合上長や同僚との関係であることが多いのですが、経理の場合はそれらに加えて経営者との相性・人間関係をあげるケースも多いです。

入社前の事前のリサーチで経理部門内の人間関係・風通しが良いことを把握し、期待を持っていざ入社してみた結果、確かに経理職の方々との人間関係は良好で風通しも良かったが、一方で予想以上に経営者と関わる機会が多くあり、その経営者の人となり・人間性との不一致から後悔するといったケースもあるため、自分が所属する部署の雰囲気だけでなく、経営陣に関する情報収集も経理の場合は行っておいた方が良いでしょう。

自分はスタッフレベルの役職だし経営陣と関わることは無いから大丈夫だろうと思っている方もいらっしゃいますが、ベンチャーや小規模企業の場合は職階に関わらず接点が出るケースも多いですので注意が必要です。

こうした経営者のチェックを怠った結果転職を後悔する事例が多いので注意しましょう。

人間関係の悪さが原因で転職したにも関わらず、結局また人間関係で悩むということは避けたいですので後悔のないようしっかりと情報収集を行ってください。

ベンチャー経理について少し記載しましたが、当該領域に興味のある方はベンチャー企業の経理へ転職する前に押さえておきたいポイントのページなどもご参照ください。

転職における人間関係で後悔しないためのアクション

経営者を始めとして中にいる従業員との相性などは実際に転職してしばらく一緒に過ごしてみないとわからない部分も多いため、絶対的に転職失敗を避ける方法みたいなものがあるわけではないのですが、例えば内定を頂いた段階で執務室の見学機会を頂くことは一つ有効な方法として考えられるかと思います。

その職場の雰囲気みたいなものをどのように感じたのか、ファーストインプレッションは非常に大事だと考えます。

後は、内定前後で食事会や座談会的なものをやってもらうというのも有効です。
食事の場などでは素がでることも多いので、面接の場や職場見学の時よりも人となりが良く見えるため、自分に合いそうかどうか判断するのに良いと思います。

このようなことを自分から求人企業へ提案するのは難しいかと思いますので、転職エージェントを通じてこうしたことが設定できないか確認してもらうのが良いでしょう。
エージェント側もミスマッチは避けたいので、可能な範囲でなんとかしてくれるものと思います。

また、エージェントを利用していれば、同企業の雰囲気、あなたとの相性などは客観的な立場から判断してアドバイスを頂けるかと思います。

上司や同僚となる方々の情報は頂けることが多いのですが、経営者と合いそうかどうかは意外とエージェント側も見落としていることがあるので、業務で経営者と関わり合いがあるポジションなのであれば、経営者の人となりも確認しておくようにしてください。

なお、企業文化や職場環境が自分と合わなかったという転職後悔事例もありますが、このあたりも同じようにしっかり情報収取をすることで回避することができるので、同様にお考え下さい。

いじめ・いじわるが多い職場へ転職し後悔

先程記載した事例と似たような部分もありますが、経理部門内でいじめやいじわるが行われているケースというのも少なからずあるようです。

これは最も情報収集することが困難な事項となります。

自分自身が標的にされるのもやっかいですが、そのようなことが行われている職場で働くこと自体がストレスとなります。

経理の場合どちらかというと社内にこもって業務をするのでこうしたことはわりと起こりやすい傾向にあると言えるでしょう。

大手企業だから安心ということもなく、規模が大きく人数が多いところでこそむしろ起こりやすいものでもあり、そうした理由での退職者も少なからずいるので注意が必要です。
また、どちらかというと忙しい職場よりは時間ができる、ゆとりのある職場で起こりやすいこともありますので、労働環境は良くてもこうした人間関係が、、、ということもあります。

こうした事項は事例として詳しくは書けませんが、少なからず存在していることは皆さんもご存じのことと思いますが、事前に見抜くことは実質的に不可能であると言えます。そのため、面接時のフィーリング、執務室の雰囲気などから察する必要性があるでしょう。特に面接官(上司となる者や同僚となる者)の人柄などのフィーリングなどは大事にしておきたいです。

人間関係の風通しは一見良さそうに見える職場も多いので当然エージェントなどに聞いてもわからないケースが多くなっていますが、明らかに離職が多く問題がありそうな職場はエージェントなども分かるとは思いますのでそういったものは最低限でも求人選びの上で除外していき少しでもハズレを引く可能性を低くしていきましょう。

残業量が想像以上に多くて後悔

残業の多さから転職を考える経理の方は多くいらっしゃいますが、転職後の企業の方が労働時間が長くて後悔したというケースも多くあります。

残業時間なんて今どき求人票に書いてあるし事前に予想がつくのでは?と思う方もいるかと思いますが、そうとも限りません。

確かに求人票には1日の勤務時間や1ヵ月あたりの平均残業時間などが記載してありますが、その記載が必ずしもあなたの転職する部門だけの集計とは限らないため、ミスマッチが起こることがあります。
平均残業時間月10時間となっていても、あなたの所属する経理課では40時間が当たり前で、他の部門がホワイトなだけかもしれません。

また、中小規模の企業の経理へ転職する場合はそもそも経理を含めた管理部門の人員が少ないことが大半ですが、そのような状況下で同僚が急に辞めてしまう、病気で長期離脱してしまうなどの不足の事態に陥る可能性もあり、想定外なことが起こり、あなたに業務負荷がかかることが起こる可能性はそれなりに高いと言えます。そうなった際に、現在転職市場は超絶売り手市場なので、補充しようと思ってもなかなかできるものではなく、苦労することもあるでしょう。

転職で後悔しないために事前の確認をしっかりする>

こうしたことで転職して後悔するのは非常に勿体ないといえます。

求人票に記載されている残業時間も含めた数値データなどは何を集計したものなのかしっかり確認するようにしてください。

ただ、面接の場で残業時間についての質問がし難いと感じている方も多くいらっしゃるので、そうしたケースでは、先程同様にエージェント担当者に代わりに確認してもらうという方法も有効です(そもそもエージェント経由での応募なら聞かなくても教えてくれるものですが)。

一方で、人員不足により後から残業時間が思った以上に増えてしまうケースでは、これはどの企業に勤務していても避けるのが難しい事項です。

強いて言えば、こうしたリスクを確実に避けたいのであれば、ある程度組織がしっかりしていてバックアップ体制が整っている大手企業へ転職するのが安全かと思います。

ベンチャー企業や中小企業などは経理はあなた1人しかいない的な感じのところも多い(経理と総務兼務とかもあります)ので、残業が多くなりがちなリスクを抱えていることに加え、通常期から有給が使い難いなどの問題もありますので、そもそもあなたにとっては避けた方が良い転職先である可能性があります。

こうした忙しい企業への転職は、経験値は得られるものの労働時間とのバランスが取れないこともよくあるので、そのリスクを恐れる方は管理部門人員が多めの大手企業への転職を目指すか、中小企業でも体制が整ったところを探して入社を目指してください。

給料が業務量(処理量)と比べて合わなくて後悔

経理職が待遇改善を目指して転職することも増えました。

ただ、見かけ上の給与は増えたものの労働量が増え、労働量換算(あるいは時給換算)するとむしろ給与ダウンしてしまっているという方もいらっしゃいます。

処理しなければならない業務量が多い上に、残業が規制されているため毎日フルスピードで業務をこなさなければならないという職場環境もあり得ます。

この場合、見かけ上の労働時間は増えていなかったとしても、処理している業務量は増え、肉体的にも精神的にも疲れが増しますので、給与は上がったが割に合わないと感じることが出てくるでしょう。
経理などの事務作業が多い管理部門職種ではこうしたことはありがちなので注意したいところです。
1日の業務の流れや業務量などは事前に確認しておきましょう。

また、給与は上がっても福利厚生まで見てみると前職の方が手厚い待遇だったと感じるケースもあるため、待遇面の改善を目指して転職をされる方はトータル的な目線で年収・待遇をチェックするようにしてください。

後は、実質的な年間休日数の増減のチェックも重要です。

年収650万円くらいの経理の方が転職して年収660万円と10万円程度仮にアップしたとしても、前職が年間休日数が130日、転職後の企業が100日程度しかなかったとしたならば大きな損であると言え、割に合わないと感じるかと思います。
また、見かけ以上の年間休日だけでなく、有給の取りやすさ、育休等の取りやすさや期間など制度上の休みに関する視点などそのほかの面でも寛容度が高いかどうかも重要です。柔軟性が高い会社であれば多少年収ベースで劣っていたとしてもトータル的な満足度では上回ることもあります。

単純に数字上の年収が上がった下がったという点だけをみるのではなく、割に合っているのかどうか、良くなっているのかどうかなどの視点でもチェックしてください。

フルリモートワーク可能な経理の職場へ転職して後悔

経理だとフルリモート勤務者はまだそれほど多くないのですが、最近はこのリモート勤務を後悔される方も少しですが出てきています。

フルリモートワークの職場へ転職し喜ぶ方ももちろんいるのですが、仕事とプライベートのメリハリがつかず、逆になんだか余計に疲れてしまうようになったという方や、業務や会社のメンバーのこともあまり知れずなんだか転職した実感が持てず、新天地で頑張っているという実感が得られないといった形でマインド面で後悔している経理の方もいらっしゃいます。

また、一緒に喜びや苦しみを分かち合うといったこともし難いですし、先輩や上司から直接仕事を学ぶ機会も減るので、キャリアアップ・スキルアップの面でもマイナス面があります。

既に業務レベルが高い方や経験豊富な方は別かもしれませんが、20代の若手などは多くの人とかかわりあう機会の多い選択肢を選んだ方が良いケースも後悔した方の意見を聞いていて思う部分があります。

リモートも出勤も選べる、見たいな職場であれば良いのですが、オフィスがなく、フルリモートオンリーみたいな会社も出てきているので、あなたに合いそうかどうか判断が必要です。

個人的にフルリモートだと先輩や同僚と関わる機会が少なくてスキル面での上達が見込めないデメリットが大きいと感じているので、あまりおすすめしたくないです。
レベルの高い人と一緒に働くことで身につくことも多いので、できれば出社もあるようなところがいいのでは思います。

リモート環境のある経理転職での実績はヒュープロが比較的実績も掲載されているため相談してみるのに良いと想定されます。

思ったような経理業務経験が積めなくて後悔

経理の方特有の転職理由として、業務が単調でつまらないというものがあります。

成長していない企業の経理部門の場合、業務が完全にルーティン化されてしまいますので、慣れてくると確かに飽きてしまうかと思います。
また、飽きるだけでなく全くスキルアップしている実感が得られないため、将来に対する不安が頭をよぎっている方も多いように感じます。

会社が成長しているワクワク感なども得られないので、若い人の場合は刺激がなくて離職に繋がるケースもあります。

こうした理由から新しい業務を経験しようと思って転職するのですが、転職先の企業でも結局一定年度経ってくると同じことの繰り返しになってしまい、思ったようにスキルアップ・キャリアアップしていくことができないとお悩みになるケースもあります。

また、別のパターンで思ったような業務が経験出来なくて後悔するケースとしては、業務が縦割りで思った以上に関与できる業務範囲が狭かったというものなどがあります。

これらいずれのケースにしても、転職前の事前の確認で回避できる失敗事例であり、単なる情報収集不足としかいいようがない場合が大半です。

企業が成長していて新しい何かが発生する余地があるのか、経理部門としてどのような方針で業務の割り振りを行っているのかなどは調べればすぐにわかることなので、転職してあなたのやりたいこと、希望が実現できるのかしっかりとチェックしてから転職先を決定するようにしてください。

このケースでは転職エージェントなどから情報収集すれば高い確率で転職失敗を避けることができますので、初歩的なところで躓かないようにしましょう。

基本的に情報収集にあたっては管理部門職の実績が高いMS-Japanの利用をまずは検討してみるのが良いかと考えますが、エージェントによって各企業間の情報の濃さが異なるため、複数利用しておくのが安全ではあります。

経理が転職で後悔しないために

ここまでで記載してきた通り、転職で後悔するパターンの中にはご自身の情報収集不足が要因というものが多くあります。

特に、面接の場でしっかりと確認しない方が多いと感じていますが、具体的に後悔しないためにどういったアクションを取っていくのが良いのか見ていきましょう。

面接の場でしっかり確認・チェックしておくことが重要

面接の場での情報収集が最も後悔しないための情報収集として確度が高いと言えます。

面接官は同僚あるいは上司に当たる方が実施するケースも多いので、面接の場での対話を通じて相手の性格・人柄などをチェックするのはもちろんのこと、面接の最後に何か質問はありますか?のコーナーが必ずあるので、そこで疑問点や譲れない諸条件があるのであればしっかり確認し、クリアしておきましょう。

面接の場だと相手に気に入られようとし過ぎて面接官に迎合しすぎてしまったり、気に入られるような言動を意識的にしてしまい、本当はいろいろ聞きたいと思っていてもこんなこと聞いたらマイナス評価になるかなと思って聞けないという方も多いです。

ただ、確認すべき事項を確認せずに転職しても結局転職後に後悔することが目に見えているので積極的に質問するようにしてください。

その際に、相手に悪印象とならないように質問の仕方をするなど工夫することで乗り切ってください。

例えば、残業時間がどのくらいあるのか?といった形でワークライフバランスの度合いが気になっている方も多いかと思いますが、そうした類の質問は熱意が低いと捉えれれて悪影響が出るのではと不安になる方もいらっしゃいます。ただ、確認しないわけにもいかないので、質問の仕方を工夫し、印象が悪くならないようにしましょう。

質問の仕方の例としては、自身の過去の経験に触れつつ質問するという方法や、求人先企業の取り組みでワークライフバランスに関わるようなものがあれば、それと関連させる形での質問をするとよいでしょう。
特に後者の何かしらの取り組みという点は当該企業に興味を持っていることを印象づけることにも繋げられるので、何か探して質問の材料とすると良いです。昨今は残業削減に関して何も取り組んでいない企業はほぼありませんので、その取り組みを引き合いに出し、それとなくその企業の残業や労働スタンスについての価値観を探り出し、残業の多さなどを推し量るようにしてください。

なお、こうしたことが苦手な方は逆質問コーナーでは無難な質問に徹するとともに、雰囲気を感じ取ることに専念し、聞きづらい情報はエージェントを頼ることも検討してください。

企業の評判や文化を調べておいてみる

昨今はSNSも発達していますし、口コミサイトも賑わっているので、求人企業の情報を取得することはそれほど難しいことではありません。
代表的なものとしてはopenworkなどがあるかと思います。

こうしたもので企業文化などを調べることも良いでしょう。

ただ、注意してもらいたいのが、こうした口コミサイトは基本的に不満がある人が書き込む傾向にあるということと、経理等の管理部門職と営業などのフロント職とではまた全然違うケースも多いので、どのような職種の方々の評判なのかしっかり確認の上見るようにしてください。

後は、いつ頃勤務していた方の声なのかも重要です。創業以来ずーっと社内の雰囲気が良い状態という企業はそう多くありません。今どうなのか、未来にどう向かっているのかが重要ですので、過去の情報である口コミは参考程度にとどめつつ、文化を知るにはよろしいかと思いますので参考にしてみてください。

社長や経営陣がSNSをやっていないか見ておく

経営者と近いポジションになる可能性の高い経理の方は経営者の方がSNSでどのような情報配信をしているか見ておくと良いでしょう。

Twitterやフェイスブックでは素が出てしまっていることも多いので、そこで嫌悪感を抱くかどうか見ておくとよろしいかと思います。

ただ、良くも悪くもネット上とリアルでは全然人柄が違うという事も結構あるので、これも先ほどの口コミサイト同様に参考程度に見ておくとよろしいかと思います。

かなり酷いな、、、と感じるようなことがあれば警戒しておきましょう。

なお、ここでいうSNSとは、経営者などの個人が発信しているアカウントを指し、企業公式のSNSのことではございません。

職場見学や食事会などのセッティングをしてもらう

これは最初の方にも記載しましたが、雰囲気を感じ取るためには現場を少しでもいいから見ておくことです。

執務室に入った瞬間の雰囲気・空気感は結構重要で、これが悪印象なのかそうでないのかは結構ポイントだなと個人的には感じています。

後は、食事会などの場を設けて話を聞くことで、少し距離が縮まり、普段の人柄が出ることもあるので、可能であればこうしたことはやっておきたいところです。

なお、これも記載済みですが、自分からこうした提案をするのは難しいかと思うので、エージェントを活用して場のセッティングが可能かどうか確認してみましょう。

転職エージェントから内部情報を得ておく

転職エージェントに相談したら間違いのない確実な情報が手に入り転職で後悔することは無い、と言いたいところですが、実際はそんなこともなく、エージェント経由で転職したけど後悔したという口コミもそれなりに届いています。

それでも転職エージェントに相談することをおすすめする理由としては、企業の内部情報や部署の雰囲気などに関する情報などある程度の情報はエージェント側は持っているので転職失敗リスクを下げることはできると考えられるからです。

基本的に転職エージェントは同じ会社に何人も人を紹介しているので、中の人から情報をもらっていたりすることからそれなりに高い確度の情報を持っているケースが多いです。

そうしたエージェント側の情報と、先程記載した面接の場などのリアルで得た情報を合算して総合的に判断できるようにしておくことで転職失敗による後悔をなくせる可能性が高まると思います。

一概にどの転職エージェントが優秀で良いかという事は言えず、各社特徴がありますので、エージェント利用に興味のある方は経理におすすめの転職エージェントのページをご覧ください。

転職して後悔している経理職もそれなりにいるがそれ以上に満足している人が多い

本ページは「転職して後悔する」という事にフォーカスしておりますので少し暗くてネガティブな内容になってしまいましたが、基本的には転職して満足している人の方が多いというのが現状です。

そして、満足できる転職を実現するには情報収集が大事であることを説明させていただきました。

求職者の方のお話を聞いていて、しっかりと情報収集をせずに、年収などの一部の情報だけで転職先を決定してしまう人もいらっしゃり、そういった方が後悔しているケースが大半なので、面倒かもしれませんが、事前の情報収集はしっかりと行いましょう。

情報収集を行うにあたっては経理に強い転職エージェントなども有効活用していただければと思います。

<補足情報>
本ページでは経理として働いている方が同じ経理職として転職する場合のみを想定した内容となっておりますが、稀に経理職から別職種へ転職されるケースがあります。
経理で興味を持たれる方が多い領域の一つに会計事務所があり、当該領域への転職を実現されるケースもございますが、当サイトでは会計事務所へ転職した際の後悔事例に関する記事もございますので、もしそちらも興味があればご覧ください。

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樋口 智大株式会社インテグラルベース 代表取締役
公認会計士・税理士・経理などの士業・管理部門の人材紹介を行う株式会社レックスアドバイザーズで勤務し、転職エージェントや会計専門メディアの事業の立ち上げを経験。その後、株式会社インテグラルベース(厚生労働省特定募集情報等提供事業者51-募-000806)を創業。現在は転職・採用・人事に係わるコンサルティングや求人サイトの運営を行っています。 士業JOBでは、これまで培った人脈と10年弱に及ぶ転職や採用に関する業務経験・実績を活かして転職に役立つ情報の配信を行っている他、多数の人材紹介会社とも協業し、最新の情報をブラッシュアップしながら配信を行っています。また、行政書士として事務所を開設しており、自身も士業として活動しております。 執筆者・監修者・編集者情報へ