経理の転職で繁忙期を避けた方が良い理由

経理は会社の数字を取り扱う部署です。転職を考えた時はタイミングが重要となります。繁忙期に転職を進めると、在職中の企業に迷惑がかかる可能性があります。

そこで、本記事では経理の転職のタイミングを中心に解説します。ぜひ、転職に活かしてください。

 

経理の繁忙期はいつ?

経理部門には繁忙期があります。転職活動の指標にもなりますので、年間のスケジュールや繁忙期を把握することは大切です。ここからは、経理の年間スケジュールを解説します。転職計画の参考にしましょう。

一番忙しいのは年度末

年度末は経理担当者が1年で一番忙しい時期です。1年の営業活動の成果を決算書でまとめる決算時期は、どこの企業の経理部門でも繁忙期になるでしょう。

法人税の納付や、株主に向けた決算書の作成など、年度末の経理部門の仕事負担が大きいのが一般的です。経理の仕事は毎日のルーティーンをこなしていれば、決算もスムーズというわけではありません。年度末はどうしても多忙になります。

上半期のスケジュール

経理部門の上半期(4月〜9月)のスケジュールは、新しい年度に対応するための社内体制の調整や、決算申請の準備、住民税の特別徴収への対応などです。新年度特有の業務が生じていきます。

会社が新しい年度を迎えたことに伴い、発生する業務と中間決算に向けた準備が業務の中心になる時期です。予定納税か中間申告をするかどうかを見極める時期でもあります。

下半期のスケジュール

経理部門の下半期(10月〜3月)は、中間決算を行う場合なら未収処理や未払い処理をする機関から始まるでしょう。それらの処理は10月に行います。11月に入ると年末調整の準備、12月になったら年末調整を完成させる流れです。

1月は各市町村に給与支払報告書を提出、2月からは決算に向けた準備をします。3月は決算ですので経理部門の下半期も忙しさはあるでしょう。業務の計画性が翌年度のスタートを円滑にします。

 

経理の閑散期はいつ?

経理部門は年間を通じて忙しい時期が続くわけでもありません。月次や年次のタイミングで閑散期は訪れます。経理職へ転職を考える方は閑散期を狙って動きたいところです。

以下に、月次と年次における閑散期の時期を解説します。

月次の閑散期

月次における経理部門の閑散期は、月の中旬です。月初の作業が落ち着き、月末の締め作業まで時間的な余裕が生まれるタイミングとなります。

月の中旬の経理担当者の作業時間は少なめで、定時で帰れることも増えるでしょう。プライベートを充実させることもできますので、時間を有効に使ってください。

年次の閑散期

年次でみる経理部門の閑散期は、8月から10月頃になります。年度始めの決算申請や、住民税納付、社会保険関係の業務が一段落したタイミングです。

また、会社の夏休みもあり、経理部門で働く方にも余裕が生まれてくる時期です。夏場に経理部門への転職を行えば、受け入れる企業側にも余裕が生じている状態です。満足のいく教育を受けることも可能になり、会社に馴染みやすくもなるのです。

 

経理の転職は繁忙期を避けた方がいい理由とは?

経理の方が転職をする際には、繁忙期を避けましょう。繁忙期に転職を行なうと、企業側も教育に時間が取りにくいものです。

また、会社の雰囲気に馴染めないまま、一定期間を過ごすことにもなるでしょう。他社の経理部門へ転職を考えるのであれば、閑散期に転職を考えましょう。

一般的に退職は1ヶ月ほど前に申し出れば可能

転職を決意した時に悩むのは、退職意思を申し出るタイミングでしょう。

一般的には退職の1ヶ月前に退職の意思表示を行い、業務の引き継ぎをします。法的には退職したい日から2週間前に退職届を提出で構いません。しかし、業務の引き継ぎ等を円滑にするには1ヶ月くらい前からもう出るのが望ましいです。

経理は退職に時間がかかる

会社の金銭を管理する経理部門の担当者は、一般的に退職するまで時間がかかります。企業規模や、経理部門の人数によっても違いますが、引き継ぎを完了させるのに3ヶ月程度の期間がかかることもあります。。

退職が決定した際には、余裕を持って引き継ぎを進めることが必要です。後継者に業務を問題なく引き継ぐことができないと、後で問題に発展する可能性もあります。退職が決まった際には、早めの引き継ぎを意識しましょう。

経理が転職を考えたら閑散期を狙う

経理職の方が転職を考えたら、閑散期を狙いましょう。転職先の企業も閑散期であれば、新たな人材への教育を積極的に行えます。

会社の雰囲気になれるためにも、業務が忙しくない閑散期の転職を検討しましょう。転職した時期が繁忙期であれば、業務にうまく適応できない可能性があります。

 

経理の転職の流れは?

経理職の方が転職を行なうにも、在職中か退職した後かにより、転職活動の進め方は違っていきます。以下に、経理の方が転職を進める際の流れと注意するポイントを記載していきます。

在職中か退職後かで行動は変わる

転職は在職中か退職後かで行動は変わります。在職中は生活の不安を感じることなく、落ち着いた転職先選びを進めることができます。

しかし、面接などの転職活動に必要な時間を割くのが難しい場合があります。退職後の転職活動は、時間的な余裕はありますが生活に対する金銭的な不安が出ることが考えられます。早く転職先を決めたいと思い、条件などを妥協してしまうことには注意が必要です。

企業への応募から選考結果までは時間がかかる

企業規模にもよりますが、応募してから書類選考など時間がかかることが多いです。大手企業ならば、自社の経理部門にマッチするかを慎重に判断することがあります。

場合により、選考結果が出るまで1ヶ月以上かかかるでしょう。特に退職後に転職を検討するのであれば、ブランク期間を生じさせることが無いように、早い段階から動きましょう。

現職の退職交渉

経理部門の方が退職を認めてもらうためには、それなりの期間を要することが多いです。

会社の金銭を扱う重要な部門である経理の仕事ですから引き継ぎを円滑に進めることができなければ、円滑に退職できない可能性もあります。転職を考える際には、現職の退職交渉に余裕を持って進めていきましょう。

 

経理の転職は引き継ぎを考えて長期的な視点で考える!

経理の方が転職をするには、繁忙期を避けて閑散期に動きましょう。忙しい時に転職をすると、転職先も自分も余裕のない業務開始となってしまうでしょう。

ま現職の引き継ぎに時間を要することも踏まえ、余裕を持って転職活動を進めてください。

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