昨今、AI・テクノロジーの台頭により税理士や公認会計士などの士業の仕事はなくなると言われることが多々あります。
そのせいなのかわかりませんが、会計事務所に勤務する税理士や監査法人に勤務する会計士の方から、なんとなく不安で転職しようと思っています、という声を聞く機会も増えました。
税理士や会計士という仕事に対する将来性の不安、現在勤務する事務所の将来性という意味での不安、自分自身の能力の低さ(自己評価)から来る不安など様々ありますが、近年最も多かったのが仕事そのものが無くなってしまうのではないかという将来性に対する不安です。
確かに一部の仕事はテクノロジーにより大きく効率化されて業務そのものが無くなっている状況も見て取れますが、その一方で活躍する若手の税理士や会計士も増えており、別のニーズというものも生まれています。
資格だけに頼った働き方では確かに今後安泰とは言い難いかもしれませんが、税理士・会計士として会計事務所や監査法人で培ったスキルや知識を活かして活躍していくことは十分できると考えられます。
目次
- 1 オワコンと言われることもあるが税理士・会計士の需要は伸びており将来性も悪くない
- 2 AIやRPAの活用により税理士の記帳代行業務などの単純業務はなくなる部分も多いが単純業務だけでも食べていけそうな気配もある
- 3 コンサルもAIでできるから中途半端な付加価値業務も仕事がなくなる?
- 4 相談業務や不安を解消するためのコミュニケーションはAIにはできないため、コミュニケーション・対話能力が極めて重要になっていく
- 5 人の不安を解消する仕事はなくならない
- 6 もったいない税理士の方が多い
- 7 コミュニケーション能力が低い税理士は不安に思った方がよい
- 8 漠然と不安を感じている方は何が不安なのか知る
- 9 資格に頼らないキャリアを積んでいる公認会計士・税理士も増えると同時に会計士や税理士の転職先も変わってきている
- 10 不安に感じる必要は無い
オワコンと言われることもあるが税理士・会計士の需要は伸びており将来性も悪くない
税理士や会計士の将来性という意味では過度に不安に感じる必要は無いと思います。
AI等のテクノロジーの発展により数年前から士業はオワコンなどと言われることもありますが、税理士・会計士のフィールドに限って見てみると現在むしろ伸びているところが多いのではないかと感じます。
2023年以降も税理士・会計士の転職による採用需要や独立して業務を行っていくことに対する需要は高いままであると考えます。
クライアントとの書類のやりとりもオンラインで対応でき、各種面談や営業もオンラインででき、単純業務はスキャン+会計ソフトの自動仕訳機能で業務時間を大幅短縮して効率的に完了(設定や確認は必要ですが)という流れもあり、業務負担が減って良かったという税理士の方は多いです。
行政のデジタル化を始めとして電子帳簿保存法対応など様々なことが電子化・テクノロジー化されていきますが、結局のところ税務・会計に関する専門知識が無いとこれらのことに対応できないので、むしろ確実に需要が増えているように感じます(この手の法改正等による需要の増加が良いか悪いかは別として)。
法改正や電子化、インボイス対応含めた新しい事柄に対する対応に関しては私も面倒なので税理士さんに説明してもらうようにしていますし、正直自分で仮に調べてやったとしてもそのやり方が合っているのかどうかまったくわからず不安なのでそこを解消させてくれる税理士の存在は大きいです。
会計士に関しても何も単純作業ばかり行っているわけではなく、昨今は事業・企業運営も複雑化・グローバル化しており高度な財務・会計の専門知識を有していないと意思決定を下すことが困難な事案も増えており、そういった意味においては公認会計士の知見が必要とされる場面は非常に多く、これらの意思決定(あるいは相談)は対話していくことも考えるとAIに代替できる部分では無いので、今の時点では非常に求められる人材となっています。
相談相手としての存在意義はかなり大きいですし、税理士も会計士も将来性を悲観する必要は無いです。
AIやRPAの活用により税理士の記帳代行業務などの単純業務はなくなる部分も多いが単純業務だけでも食べていけそうな気配もある
税理士の需要は大きいですが、これまで単純業務しかやってこなかった人は徐々に仕事が少なくなっていく可能性はあります。
ほぼ間違いなく価値のなくなる業務としては、記帳代行業務などの単純作業系(入力作業)の業務は大きな価値はなくなるであろうと考えられています。
巷で言われているほど簡単に単純化・自動化できるものではありませんが、効率化は進んでいるので、その業務の価値という点では下がっていくと思いますので、人手不足とはいえ入力スタッフなどの採用人数や時給は高くなる見込みは無いと言えるでしょう。
後は、会計士で行くと監査業務もAIの活用の研究が進められており、一定度簡略化されることはほぼ間違いないでしょう。
実際に税理士として働いている方々に聞いても、この記帳代行業務等の作業仕事はAIなどの機械の方がむしろ優秀であろうと考えている方が多いため、今後はこうした業務はテクノロジーの力を借りて簡略化し、別の価値の高い業務へのシフトや業務を行う上で得られるたくさんのデータを活用したコンサルティング業務へとシフトしていく動きが今よりも活発になっていくかもしれません。
そのため、この単純作業しかやっていないという税理士の方は少し危機感を持った方が良いのかもしれません、と一般的には考えられます。
ただし、現在時点においてはこうした単純な案件だけでも十分仕事があり、独立していても所謂付加価値業務と呼ばれる難しい案件をやるよりは単純な業務をたくさん受注して効率的に回していく方が儲かるとおっしゃる税理士の方も多いので、現時点ではなんとも言えないところです。
雑誌や新聞、税理士向けの開業コンサルを行う事業者等は付加価値業務をやらないと売上が立てられず危ないと言っているところもありますが、実際に現在ニーズが多いのが一般的な単純な業務となっています。
ただ、一つ言えるのは案件を多数獲得するにしても提案力を含めたコミュニケーションは必要になりますし、仕組み作りは必要となるので広い意味でのコンサルティングスキルは身に着けておいた方が良いでしょう。
良い顧客をしっかり呼び込めるようにしたり、逆に嫌なお客様の仕事を断ったりするにあたってはあなた自身のコミュニケーションスキルも重要ですし、単価交渉をする必要も出て来たりするのでそうした対話が必要となる業務というのは増えるかなと思います。
少し曖昧な記述になりましたが、営業能力(マーケティング能力)が一定以上あるのであれば、これまで通りの一般的な単純な税務会計案件だけこなしていても問題無い状況はしばらく続くでしょう。
そのため、税理士・会計士という仕事内容そのものに対して不安を抱いている方はそれほど心配する必要は無く、継続してスキルを伸ばしていくのが良いかと思います。
コンサルもAIでできるから中途半端な付加価値業務も仕事がなくなる?
先ほど記載したテクノロジーで単純業務を減らし付加価値の高いサービスを提供していくことを今後の一般的な流れだと仮定して記載しますが、税理士・会計士の付加価値サービスというとコンサルティング業務をあげる方が多くいらっしゃいます。
ただ、そうしたデータを活用したコンサルティング業務そのものも実はAIの方が上手だったりします。
例えば融資のタイミングや資金繰り等に関するアドバイスを行っている会計事務所も多いかと思いますが、AIが莫大な会計データを分析することで業種ごとにどのような入出金の動きをしてどのデータをどれくらい重視すれば企業の実質的な返済能力を判断できるか、いつどのタイミングで融資を受けるのが適切なのか等AIが学習し早期に融資の可否を判断できるようなものもすでに存在しています。
案件やケースにもよりますが単純なデータの分析による提案というのも実は機械の方がうまかったりする分野もあり、コンサルティング業務なら安全だということもありません。
実際に私も会計業界含め広くマーケティングや開発に関する業務を行っておりますが、データの分析も分析した結果に対してどのようなクリエイティブ施策を行っていけばよいかもある程度自動で判断してくれるツールが存在しているため、私がやることと言えばクライアントの話をふんふんと聞いて意思決定の手助けをするだけです。
実際に顧客にもそのようなツールを使っているところは多いので私の仕事もなくなるかもしれないです。
ただ、現実としては、思いのほか仕事はなくならず、むしろ相談は増えました。
それはなぜでしょうか。
相談業務や不安を解消するためのコミュニケーションはAIにはできないため、コミュニケーション・対話能力が極めて重要になっていく
AIは優秀で分析力に優れています。人間が分析するよりも間違いがないです。
ただ、現時点では完ぺきではありませんし、それをもとに企業の行く末を左右する意思決定を下せるほどの信用もまだないのです。
つまり、意思決定をする立場の人間(経営者)も不安なのです。
そのため、AIなど含め出てきた数値や材料を基に、お客様と対話を重ね、どのような決断を下すのか、どのように会社を進めていくのか、しっかりと顧問先と会話をし不安を取り除ける能力を持っている方は逆にどんどん仕事が増えていくでしょう。
実際に私も技術的にものすごく優秀なわけではないのですが、相談されることが増え、結果的に仕事が増えました。それでいて、面倒なことはある程度自動化しているので労働時間は減りました。
数値を集めたり分析したり、単純作業を行う部分に関しては機械の方が優秀ですが、人の心を動かすという点ではAIにはまだ難しい部分ではあります。
あと数年もすればもしかしたら状況が変わっていることもあるかもしれませんが、現時点では、顧問先と会話をするコミュニケーションスキルやAIの活用が当たり前になることを見越してそれらを活用してどのように顧問先の不安を取り除いてあげることができるのかを考えられる人はむしろ仕事が増えるのではないかと思います。
そのため、現時点で会計事務所に勤務しているのであれば、まず前提として税務・会計に関わる基本事項や原理原則は学ぶ必要があるかと思いますが、それに加えてこの対話・コミュニケーションの部分が磨ける事務所で働くことを検討しても良いのではないかと考えます。
単純業務を含めて誰に依頼しても結果が変わらない業務というのは多いのですが、将来独立してそういったものの依頼を得るにあたってもこうしたスキルは合った方が良いですし、雇われのままであったとしても同じことが言えますので、少し意識してみると良いのかなと思います。
また、税理士業界では無く別の業界を見てみると、例えば最近では転職業界(税理士向け)でもAIの活用が進んでいます。
HUPROでは税理士、会計事務所スタッフ向けに膨大なデータとAI等のテクノロジーを用いて求職者の希望する最適な転職先を紹介してもらえるサービスとなっています。
経験値や希望する条件など、一般化できそうな条件での抽出は機械がやり、細かい人としての悩みとかはコンサルタント(人)がしっかりヒアリングし精査していくことでマッチング精度を高めていくといったことができるのかなと思いますが、そうしたサービスなどを見てみても、人のコミュニケーションの部分でしっかりと付加価値提供していくことが大事なのではないかと考えられます。
テクノロジーを活用したサービスがどのようなものか見てみるのも良いでしょう。
なお、転職エージェントとして活躍するコンサルタント自身も、ただ言われたとおりに求職者と求人をマッチングしているだけのような人は業界で長く活躍することができておらず、コミュニケーションにより双方から情報を聞いて、人間味のあるマッチングができる方というのが長く活躍しているように感じます。
なのでこの人間味みたいなのは今後かなり強みになっていくのかなと考えます。
人の不安を解消する仕事はなくならない
あなた自身が不安を抱えているからわかるかと思いますが、人の不安を解消する仕事というのは需要が高いです。こうした仕事はなくなりません。
税理士としてどのようなジャンルに強みを持つかということも重要ですが、こうした不安を解消するコミュニケーションを身に着けることはやはり重要であると考えます。
例えば経営者もどんなにAIが発達して経理業務が単純化されても資金繰り等の各種不安が解消されることは考えにくいです。
そのため、そうした人々が抱える不安などを払拭するための対話能力というのはとても重要になってくるでしょう。
改めての記載となりますが、そのあたりも加味してキャリアを考えると良いでしょう。
もったいない税理士の方が多い
税理士の方からお話しいただくことの他に、経営者の方とお話しする機会も多いのですが、話を聞いていてもったいないなあと思う税理士の方が意外に多いです。
どういう人かというと、オペレーション業務に徹する方が多いということです。
言ったことしかやってくれないといった方が良いかも知れません(気の進まないクライアントに対する案件や余計な依頼を避けるためにあえてそうしている場合等を除いて考えています)。
言われたことは完ぺきにこなすけど、言われていないところは提案しない人が意外と多いようです。
無論、お金ももらっていないのにあれもこれもサービスする必要はありませんが、新しい業務・ニーズ・顧客を掘り起こしていかないと発展は望めません。
中小企業においては、税務・会計にそれほど力を入れていない企業も多いですし、逆に無茶なことを言ってくる経営者も多くいますが、しっかり対話し提案することで理解してもらえることは多いですし、喜んでいただける部分も多いと感じています。
実際に私も知らず知らず無駄なことをしていたこともあり、いろいろ教えてくれる税理士の方には感謝したものです。
せっかくの知識やスキルも、やはりアウトプットして誰かの役にたてなければ意味がありませんので、せっかく勉強して身につけたスキルがあるのですから、自信をもって提言した方が良いのではないかと感じております。
そこから新たな仕事に繋がることも多いです。お仕事を紹介してもらうケースも多いです。
特に優良な顧客の知り合いは優良な顧客であることが多いので、こうした顧客が離れていかないためにも必要なこととなります。
こうした良い既存顧客の仕事を失うケースもあり、せっかく良い顧客を抱えていたのに不満を持ち別の税理士のところへ行ってしまったというケースは結構あります。
あくまで一例になりますが、もう少し広い目線で顧客と付き合うと仕事が広がる可能性が出てくるかと思います。
コミュニケーション能力が低い税理士は不安に思った方がよい
以上から、コミュニケーションを苦手とする税理士・会計士の方は、今後に備えて訓練をしておくのがよろしいかと思います。
もっとも、これは税理士・会計士に限らず全ての職業に言えることとなります。
高度な知識・スキルを必要とする案件は徐々にテクノロジーでできるようになってくるので、そうなってくると差が出るのがこのコミュニケーションの取り方(人柄や人間味等の個人性)となります。
なので、ここに不安を感じる方は、今すぐにでも対応をしていくのが良いでしょう。
なお、現在お勤めの会計事務所では業務を通じてこうしたスキルが伸ばせそうにないと感じる等があれば転職を考えても良いかと思います。
漠然と不安を感じている方は何が不安なのか知る
会計事務所に勤務する税理士や税理士科目合格の方で将来が不安だという方は多いのですが、総じて何が不安なのかわかっていないという方が多く、ただ単に漠然と税理士業務の将来性に対して不安だといっている方も多いです。
AIの出現や世の中の構造の変化、社会情勢の変化など様々な要因が重なって漠然としてしまうようなのですが、一つひとつしっかり向き合うことが重要であると考えます。
わかっていないから不安であるケースが多いので、まず不安のもととなっている事柄はなんなのか紙に書き出してみるとよろしいかと思います。
資格に頼らないキャリアを積んでいる公認会計士・税理士も増えると同時に会計士や税理士の転職先も変わってきている
公認会計士や税理士の転職先と言えば、監査法人や会計事務所、会計系のコンサルティングファームがこれまで多かったのですが、最近ちょっと変わった転職をする会計士・税理士も増えています。
転職エージェントの方に聞いた話になるのですが、例えば、公認会計士の方であれば、昨今事業会社の経理やベンチャーのCFOを目指す方が増えたという傾向に加えて、一見すると会計とは全く関係のないキャリアへと転身される方も少しではありますがいらっしゃるようです。
例えば、マーケティング部門へと転職される方、あるいは企画営業職へと転職される方など様々です。
こうした方は、公認会計士・税理士として、多くの企業を見てきた中で、もっとこうすればいいのに、という考えを持った方が多く、もっとこうすればいいのにを説得力をもって提案・実現するために自分に足りないスキルを模索して転職されるケースもありますし、自身の分析力を活かして、新しいキャリアを構築されていく方も少なくありません。
こうした方のすべてがうまくいっているわけではないと思いますが、このようにチャレンジして新しいことを模索することは決して無駄にはなりません。
違う目線での業務感を身につけることで、結果的に会計業界に戻ってきたとしてもその経験を活かすことはできるでしょう。
また、幸いなことに、公認会計士も税理士も、業界への出戻り転職は比較的容易です。
そのため、一度飛び出したからといって、生活が苦境に陥ることは、他の職種に比べれば少ないので、ある意味とても良い資格を保持しているなあと感じるところではあります。
自身の可能性を広げるための転職を行うにはどうすれば?
不安から転職を検討される方も多いのですが、どうせ転職するのであれば目的をしっかりともって転職活動されることをおすすめします。
現在まだ志向が定まっておらず、悩んでいるという方は転職エージェント等を活用しても良いと思います。
他の人がどういうキャリアを歩んでいるのか?どのようなキャリアパスがあるのか?活躍している方はどうしているか?などいろいろ気にされる方も多いので、そうした方は転職エージェントに相談してみるのも良いでしょう。
先ほども記載しましたが、レックスアドバイザーズ等の転職エージェントは、転職やキャリアに関する不安を取り除くプロなので、ある意味対話能力を磨くのを勉強するのに面談してみてもよいかも知れません。違う仕事をしている人の良いところを取り入れていくことも大事です。
以下に参考までに転職エージェント情報を記載しておきますので興味のある方はご覧ください。
マイナビブランドということで、知らない方はいないかと思います。
多くの選択肢からキャリアを選択したいとお考えの会計士の方やキャリアに迷っているという方は、一度相談してみるのも良いでしょう。
大手なので、幅広いキャリアの可能性を模索したい人にも良いです。
転職サポートも手厚く、転職相談しつつも違う目線でエージェントとの提案を見ることで、自身が提案する立場になった際の勉強になることも多いでしょう。
会計士・税理士・会計事務所スタッフの転職には非常に強いです。特に、一般企業の経理・財務部門への転職に強いイメージです。一人ひとりのキャリアステージや状況に応じてレベルの高い転職相談が受けられるのが特徴で、面接対策や書類の書き方等に関する指導はもちろん、資格者向けの実務に関するお役立ちセミナーなど様々な取り組みを行っており、転職ありきではなく、キャリア全体を俯瞰したサポートが受けたい方にお勧めです。そのため、会計に関する仕事での転職という点では、こちらのエージェントも良いでしょう。転職相談の評判は比較的良いので、相談するっていうのがどういうことなのか見てみるという点でもよいかも知れません。
また、アカウンタンツマガジンという冊子を登録者向けに発行していますが、ここでは、企業のCFOとして活躍する会計士のキャリア感や会計業界で活躍する会計士に焦点を当てた記事を読むことができるのでとても参考になります。
アカウンタンツマガジンは今後のキャリアを考えるうえでもとても参考になるので、これのためだけに登録する公認会計士もいるくらいとても参考になる冊子なので、これだけでも登録する価値はあります。
会計事務所業界はもちろんのこと、事業会社への転職も視野に入れているという公認会計士・税理士・会計事務所スタッフに特におすすめの転職エージェントです。
求人数はかなり多く、事業会社のみならず、会計事務所や会計系のコンサルティングファームにも強いので、幅広い視野で転職先を探すことができます。転職事例も豊富で様々なケースの転職を支援していることから、相談することでいろいろな気づきがあるでしょう。
高年収や上のクラスでの転職を狙うのであれば、登録しておいて損はないでしょう。
ただし、転職エージェントではありませんので、キャリアの相談などはできませんが、
ヘッドハンターからスカウトが届くので、ヘッドハンターの方とお話しすることで勉強になることは多かったです。
彼らは話術も巧みですし、情報もたくさんもっていますので参考になります。
ただ、ある程度実績があり、年収も750万以上は欲しいところですので、上のレベルを目指す上で足りないものを補いたい、というケースでは利用してみても良いと思います。
転職エージェントに興味があるというケースでは、公認会計士におすすめの転職エージェントや税理士におすすめの転職エージェントのページも是非ご覧ください。各エージェントに関して、あなたの置かれた状況や希望にわけて紹介しています。
監査法人からの転職をお考えの会計士の方がいましたら、以下の記事でも監査法人から転職して活躍できるフィールドをまとめていますのでご参考ください。
会計士の方の場合、監査法人に長くいすぎると活躍の場という意味ではフィールドが狭まりますので、先のキャリア見据えた動きは必要になるかと思います。
また、税理士や税理士科目合格の方に関しては、以下にて活躍できるフィールドを紹介しています。
現在仕事がうまくいっていなくて不安や心配ごとを抱えている方も幅広い可能性を知ることで新たなチャレンジ領域を見出すことができることも有るかもしれません。
不安に感じる必要は無い
テクノロジーが発展しても税理士・会計士の仕事の需要がなくなることは無く、将来性に対して不安を思う必要はありませんし、人手不足が解消される見込みはありませんので、むしろ需要は高まると考えられます。
テクノロジーにより業務が自動化・効率化されるといっても人間の心のケアまではできるものではありませんので、しっかりとAIや自動化などにより起こりえることを理解し、それに伴いどういったことを顧客に提供できれば良いのか、しっかりと向き合い理解することで不安は解消され自分の進むべき道が見えてくるかと思います。
時代の変化により確かにこれまでとは違った能力を身に着けていく必要が生ずるおそれはありますが、テレビや新聞、雑誌、ネットの記事、SNSなどが記載するようなオワコンといったことに惑わされず、まずは自分で分析してみることが重要では無いかと考えます。
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会計事務所や監査法人の求人はもちろんコンサルティングファームや事業会社の求人をたくさん保有しているので、豊富な選択肢の中からあなたに合う求人の提案が受けられます。
AIによる転職診断だけではなく、
多くの税理士や会計事務所スタッフの転職支援実績のある専門のエージェントにLINEやメール、電話で24時間相談ができるので、転職相談を重視したい方にもおすすめです。
AIを活用したサービス提供というのは会計業界でも必須になってきており、他の業界でどのように取り入れどのように活かしているのか知ることで、あなたの今後の業務にも活かせるのではないでしょうか。
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